No.423 ボランティア珠算指導活動報告会が開催される at O.C.C.I.
■ 4月4日、25年度学校支援そろばん指導活動(大阪連合主催)の報告会が開催され、約20名の指導者が参加。各自の体験や意識した課題を発表した。
■平成12年、53校の出講依頼で始まった同活動も14年目となり、出講小学校数も238校となった。3年・4年の算数科に配当されているそろばん指導をプロの指導者が効率的に行うことが第一義であるが、教師たちのそろばん指導のスキルを高めることも、狙いの一つである。
■
全参加者の主な発言要旨は次の通りである。
①本活動の趣旨は、子供たちにそろばんの面白さや楽しさを伝えることであることを忘れてはいけない。
②副読本『たのしいそろばん』の必要性と利便性を問い直す必要がある。
③学校経営に格差があることが気がかりである。
④指導時間数は最低3時間が必要である。
⑤子供達と教師からアンケートを求めることは、自己研さんと反省の好材料になる。
⑥電子黒板用そろばん指導ソフトの活用は効果がある。
⑦指導に少しの創意と工夫を加えることで指導効果に大きな差が出てくる。
⑧ボイスそろばんを活用することで、子供たちの興味を膨らますことができた。
■指導効率をどう高めるか、子供たちの興味をいかに喚起するのか、学校サイドとの連携をどのように緊密にするのかなど、現場に立った者にしかわからない貴重な意見の交換ができた。
教師サイドのそろばん指導スキルの不足を補うためにも、この活動は当分続けられることになる。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (3)