No.419 大珠協珠算指導者講習会が開催される at O.C.C.I.
■9月1日、一般社団法人大阪珠算協会主催の珠算指導者講習会第1日目が開催された。本年は、2府8県から282名の指導者が参加申し込みをした。
第1講座は、元市立幼稚園園長 深見美砂緒先生の「園児たちとの接し方」、第2講座は、全珠連奈良県支部の乾 勝義先生の「一歩先を行く最先端のそろばん・暗算教室」である。
■冒頭、大珠協会長(森友)が開講のあいさつを行った。
概要は以下の通りである。
①推理作家秦 建日子さんの、対談「デジタルとどう付き合うのか」での以下の発言を紹介、「そろばんは究極のアナログである。デジタル機器に囲まれる環境の中、私は、アナログを手放
さない。自分の生活空間のどこかにアナログをキープしておかなければならないと、心の中で警報が鳴っている。わざと、不便なものを持つことが大事である」・・・デジタルとアナログのバランスをどのように確保するか、今後の大きな課題である。
②真の教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるため、自ら考え行動できる人間を作ることこそ教育の目的だ、というアインシュタインの言葉を紹介・・・知識偏重、偏差値
重視に偏らない教育を目指すべきである。
■両講座を受講するうえでの参考資料にしてほしいと挨拶を締めくくった。
教育の根幹を論じる第1講座、デジタルとアナログの融合を説く第
2講座の組み合わせは、受講者にも好評であった。
両講師のまじめさと熱意が素直に伝わる初日の講習会であった。
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