No.412 平成24年度通常総会が開催される at O.C.C.I.
■3月16日、一般社団法人大阪珠算協会24年度通常総会が開催された。
議案は、25年度事業計画案、同年度収支予算案の承認を求める件であった。
■冒頭、同協会会長(森友)から、一般情勢報告を行った。
①日銀総裁・副総裁の人事案が国会で承認され、黒田体制が20日にスタートを切る。TPP交渉参加を安倍総理が記者会見で表明・・・いずれも、今後の日本経済再生に大
きな影響を及ぼすことが予想される。
②12月末の政権交代後、アベノミクスが実践され、大胆な金融緩和、機動的な財政政策、成長戦略が急ピッチで推進されている。その結果、デフレからの脱却と円高の是正が効果的に機能し始めてきた。円安が進み、日経平
均株価も高騰を続けている。日本経済再生の流れが出来つつある・・・珠算教育強化の基盤整備が整ってきたといえる。
③検定試験の受験者数推移・・・上級、中級検定ともに、微減傾向が見られ、25年度には反転上昇を目指さなければならない。
④予算編成作業の骨格は・・・
・24年度末で、繰越正味財産の費消を終える。
・そのことの意味は、協会運営の自由度が格段に向上することにある。
・25年度はプライマリーバランスを維持し、収支均衡の予算とな
る。
・25年度末には、期待される残余金額が最初の正味財産となる。
・協会運営の体幹部分は確保し、骨格はゆるぎないものとした。
・数年間続けてきた会員への還元施策は、今年度に限り行わないこととした。
■25年度は、組織再編後、協会運営を正規の軌道に乗せるための重要な年度であり、この年度1年間は将来のため我
慢に徹してほしい旨、お願いをした。
■事業計画案は、西川(善)常務理事が、収支予算案は、志賀常務理事がそれぞれ説明した。
議案に対する質問はなく、全会一致で承認された。
■3月末日で決算を行い、5月25日の通常総会に事業報告、収支決算書を議案として提案することとなる。
今後は、組織の近代化を推進し、諸事業の活性化を積極的に図りながら、珠算教育の強化を実現させていくこととなる。
格言「真剣だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」を肝に銘じて頑張ることを参会者に伝え、総会を締めくくった。
*写真は、内田情報担当理事の撮影したものを使用した。
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