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2013年2月24日 (日)

No.411 24年度珠算優良生徒表彰式典が開催される at hotel Osaka bay tower

0242月24日、一般社団法人大阪珠算協会最大の行事「珠算優良生徒表彰式典 ジュニア奨励賞授与式」が開催された。
507名の優良生徒が表彰された。続いて、1級満点合格者、24年度ベストファイブ表彰も行われた。
640img_4161最後に、23名の外国人講座受講生に修了証が授与さ

れた。

025■国会議員+大阪府・市議会議員9名,珠算関係団体代表者25名も参列、参会者は1300名を超えた。広い大会場を横に使い、保護者席を前に配置、表彰生徒を後部に着席させたことはよいアイディアであった。

640img_4149■主催者を代表しての会長(森友)あいさつの概要は次の通りであった。
①大阪では、教育のICT化が進み、教科書のデジタル化、各教室への電子黒板の配備、子供たち全員へのタブレット配布が決まった。より速く、簡単に答えを求める合理性、効率性が重視される結果、子供たちの思考力、創造力の減退、基038
礎学力の低下がけねんされる。
②平成17年度から、珠算学習者が増え、珠算学習が基礎学力と人間力養成に有効であることを裏付けた。
③珠算は、人間の基本的能力を磨き、身につけていく技術であり、トレーニングの過程で得られる忍耐力・向上心は、正640img_8482


に教育の基礎・基本そのものであり、機械化の弊害を薄める効果が期待されている。
056④各種研究から、珠算学習で脳機能が活性化されることが証明され、特に、前頭前野の発達で子供たちの情緒が安定、学習意欲が向上するというデータが得られた。各地教育委員会が珠算教育強化を決断する決め手になった。
640img_3988⑤「デジタルの特性の一つは、他者とのかかわりを持たなくても自己完結してしまうことである。教科書のデジタル化は子供たちから議論とコミュニケーションを奪ってしまう恐れが強い」という、田原総一郎さんの発言640img_3991
からも、珠算塾がそのアナログ的特性を生かし、人づくりに貢献するべき時である。

■受賞者は、日本の財産であり、有為の人材集団で640img_4010
ある。世界の評価に耐える、日本の国づくりにも間もなく直接参加することになる。今後の精励・精進を希望して挨拶を締めくくった。

640img_4031■充実感を感じさせるいい表彰式典であった。諸準備と、式典運営にかかわった協会員の努力と工夫に感謝の意を表したい。

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2013年2月18日 (月)

No.410 25年度事業計画、収支予算両案説明会が開催される at O.C.C.I.

Cimg25092月16日、一般社団法人大阪珠算協会25年度事業計画案+収支予算案の説明会が開催された。
役員25名、ブロック長10名、顧問・参与・評議員5名、事務局長、合計41名が参加した。

Cimg251023年度に一般社団法人化し、24年度末で移行諸措置を完了させ、25年度からは名実ともに一般社団法人としての実質的スタートを切る。

Cimg2511_2冒頭、協会会長として森友から表記テーマの概要説明と一般情勢報告を下記の三項目にまとめて行った。
a)諸検定試験受験者数の推移
b)昨年末に発足した新政権の諸政策と経済・財政状況
640img_3916_2c)協会予算編成作業の骨格

■25年度の特徴は、24年度末で繰越正味財産を費消し終えて、25年度は収支バランスを均衡させるというこ640img_3917
とである。
26年度からは、多少のゆとりを持って、予算編成を行うことになる。そのため、25年度1年間は、協会構成員、役員、ブロック長、事務局にそれぞれ痛みを分担640img_3921
負担してもらうことになる。ただし、協会運営の根幹部分については、ゆるぎない骨格を保持した。
数年間継続してきた会員への還元についても、この1年間に限り我慢をお願いすることになる。

640img_3923予算編成の手順は、12月下旬の担当理事・常務理事からの予算要求書の提出➡事務局で整理、作表➡1月23日会長+会計担当常務+事務局長で荒組➡1月26日三役会で事業計画書・予算書作成➡2月2日役員会で承認➡2月16日本説明会で了承➡3月24日予算総会で審議となる。

640img_3924本説明会では、西川善常務理事から事業計画書の説明、志賀常務理事が収支予算書の説明を行った。
その後、質問・意見・提案などが活発に行われ、執行部から説明・回答を行った。
640img_392925年度からは、一般社団法人としての本格的活動を行い、珠算教育強化と協会組織の基盤強化を目指すことになる。
ここしばらくは、協会にとって重要なターニングポイントとなる。
*写真は、内田情報担当理事の撮影したものを使用した。

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2013年2月10日 (日)

No.409 第197回珠算能力検定試験開催される in Japan

Cimg24502月10日、日本商工会議所主催第197回珠算能力検定試験が全国一斉に開催された。
大阪商工会議所管内では、約2700名を超える受験者が受検した。

 

■毎回、試験の実施状況を巡回視察するが、今回はCブロック、Lブロック、OBF高等学校の3会場を巡回した。また、別途、4つの分散試験会場も訪問、視察した。

■巡回は、大商坂上部長、森松課長、森友大珠協会長、西井事務局長が参加。試験施行は厳正かつ公正に行われ、クオリティが堅持されていることを確認した。

 

■各会場でのあいさつ要旨は、次の内容であった。
①昨年末の政権交代以降実施されているアベノミクスの意義、デフレ脱却・経済再生の効果+円安・株高の推移から、景気上昇が予測されることは、珠算界にとり好材料。
②24年度からの分散実施の推移は順調であり、試験の精度向上を更に目指す。
③受験者数の推移・・・前年度との年間比較では微減。
④25年度事業計画+収支予算両案の審議日程。

 

■最後に、一般社団法人として、名実ともにスタートを切る25年度は、懸案・課題が少なくないが、一休禅師(室町時代)の遺言「なるように、なる。心配するな」を引用、あくまでも前向きな協会運営を目指す覚悟を伝えた。

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