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2012年6月25日 (月)

No. 396 第195回珠算能力検定試験開催される in Osaka

Ca3916606月24日、日本商工会議所・各地商工会議所主催の第195回珠算能力検定試験(1・2・3級)が、全国一斉に施行された。
大阪商工会議所管内では、1~3級合計2832名が受験した。全国受験者数の約6%強に当たる。

■大阪商工会議所では、今回から検定試験施行システムを一新した。従来の3商業高等学校での集中受検システムを改め、大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校と各エリア別8ブロック受験会場をメインにし、大阪珠算協会会員塾の全面的協力を得て、時代に即応した分散型施行システムをスタートさせた。

■受験者の低年齢化に伴う、往復路での事故リスク回避、時間と費用の無駄の軽減、検定試験の精度向上、珠算学習者の利便性確保などが、システム改正の目的である。

Ca390459■大商担当部長・課長・担当者、大珠協会長・事務局長が試験会場を巡回し、システム運用の現場を視察した。
当該検定試験は、大珠協の会員が主軸となり施行に当たっているが、70年にわたり蓄積してきた運用ノウハウを遺憾なく発揮し、見事な施行内容であった。

■大珠協会長(森友)の巡回時挨拶の骨子は下記の通りである。
①今回受験者数は前年同期比で99.5%である。
②大商管内受験者数推移は、16年対23年比で144%である。
③17年対23年対比エリアごとの増加率は、関東14%、東海13%、近畿42%、全国20%である。
Ca390465④近畿エリア23年度受験者総数は全国比34%である。

■2年半の長期にわたり協議と検討を重ね、新検定試験施行システムを構築してきたが、その内容の適正さは、今回の試験施行で証明されたと考えている。次回以降も、更に改善を加えながら、検定試験のクオリティ確保と精度向上を目指すことになる。

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2012年6月13日 (水)

No.395 そろばんグランプリジャパン大阪予選大会開催される in Kadoma city

Img■5月27日、そろばんグランプリジャパン大阪予選大会が守口門真商工会議所で開催された。全国大会は7月29日に名古屋で開催される。昨年、第一回大会開催を予定していたが大震災で取りやめ、本年初回開催となった。

■本予選大会の結果、大阪府代表選手が下記の通り決定した。
①シニア部門=肥田敏志(595)・踞尾孝男(580)
②スクール部門=小山大貴(600)・永井功久(600)・藤田達成(600)・森本康太(595)・梅原邑燈(595)・岡部翔太(595)・松下愛実(595)
Img_0003③ジュニア部門=前畠宙弥(600)・山口愛未(600)・藤田凌(600)・岡部海斗(600)・藤井秀太(600)・根来航太(600)・河野世嗣(600)

■大阪府選手団団長は大西信二、監督には金本和祐の各氏が就任した。日本珠算連盟・日本商工会議所主催「そろばん日本一決定戦 そろばんグランプリジャパン2012」は、7月29日に名古屋国際会議場イベントホーImg_0001
ルで開催される。

■なお、合同練習会は、7月8日、16日、22日に、午前10時から開催される。
大会終了後、森友(大珠協会長)が講評を担当、俳人坪内稔典さんの言葉、「自分にできることだけを考えるのではなく、自分にできないことを考えることが大切」を引用し、代表選手諸君を激励した。

Img_0002今回の予選大会運営は、大西信二先生が主担し、会場手配その他諸準備を完璧に行い、予定通り正午に全てが終了した。大変なご苦労を強いたはずで、感謝の意を表したい。


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No.394 平成24年度近団連総会開催される in Amagasaki city

Cimg05696月10日、24年度近団連総会が尼崎商工会議所で開催された。藤本理事長はじめ7顧問、2副理事長ほか計105名の幹部が、近畿2府4県の各団体から参加した。

■本総会の審議対象は、①近団連の23年度事業報告+収支決算Cimg0568
の承認 ②24年度事業計画+収支予算両案の承認 ③24・25年度近団連役員改選案の承認 以上三つであった。
各提案議案は、一件の質疑を経て賛成多数で承認された。

Cimg0570■総会開催前、近団連幹部会を開催し、各種役割分担と総会運営の詳細について、協議・調整を行った。
そのほか、近団連PRチラシ発行について、珠算実践発表会開催について、伝票算検定試験について、きんきベスト100大会について、などを協議した。

Cimg0574■総会終了後の研修会では、尼崎市教育長徳田耕造氏が、演題「計算教育特区の今後について」講演した。
平成16年度にスタートした計算特区プロジェクトの展開、効果、課題、今後の見通しなどについて、データを使いながら詳細の報告が行われた。中身の濃いいい講演であっCimg0571
た。

■総会冒頭、藤本理事長が開会あいさつを行い、続いて森友顧問が一般情勢報告を行った。
報告の中で、検定試験受験者数の推移を主に説明した。
Cimg0576①近畿エリアでは16年度に減少傾向が底打ちし、17年度からV字回復に入ったが、各エリアのその後の推移は次の通りである。
1・2・3級17年度対比23年度増加率
全国=20.43 関東=14.00 東海=13.24 近畿=42.39
Cimg0586②1・2・3級23年度受験者数
全国=133000 近畿(二府五県)45200 関東(一都八県)=40100 東海(三県)=21200

■過去7年間の増加率で近畿エリアが42.39%増を示し、23年度の受験者総数で、近畿エリアが34%を占めている事実は、珠算教育強化の仕掛けがいかに大事かを証明している。12年前から行ってきた各種の珠算強化策が、年を追うごとに効果を増し、複合効果が顕著になってきたことが明らかである。このことを今後の施策立案に役立てなければならない。

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