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2012年3月18日 (日)

No.385 23年度通常総会が開催される at O.C.C.I.

640img_6829■3月17日、一般社団法人大阪珠算協会平成23年度通常総会(第2回)が開催された。本総会の議案は、第1号議案 平成24年度事業計画案並びに収支予算案の承認を求める件 の一本である。

640img_6842_2■議長にはCブロック長古本氏が選出されて議事をスタート。冒頭で、協会の森友会長から下記内容のあいさつを行い、続いて、西川善明常務理事から事業計画案を説明。その後、志賀常務理事から収支予算案の詳細説明が行われた。

640img_6844■会長挨拶の概要は次の通りであった。
Ⅰ現況の報告と説明
①大阪市教委による珠算指導強化指定校(鶴橋・恵美小学校)での実験終了についての報告・・23年1月~24年3月まで
②大阪府・市議会議員との教育に関する意見交換の断続的実施内容の報告
640img_6849③23年度に実施した各種公開イベントの報告
④マスメディアの積極的報道について報告・・特に、1月1日掲載記事「そろばん人口V字回復」と3月2日掲載のコラム「今こそ、そろばんを」に注目
⑤23年度からの一般社団法人移行後は協会運営は順調に推移していることを報告
640img_6851⑥24年度から、日本商工会議所主催1~3級検定試験の受験方式変更(一部分散受検)について説明
⑦23年度各種検定試験の受験者数増減推移の説明
⑧23年度学校支援珠算指導活動(平成12年度から実施)の実績について説明・・出講依頼校数は210校で過去最高を記録
640img_6852⑨2月26日実施の優良生徒表彰式典参列議員についての報告
⑩3月1日近畿連合HP新規開設についての報告

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Ⅱ第1号議案特記事項の説明
①議案の総会提案までの編成作業、説明、各会合での意見交換の経緯を説明
②24年度予算収支差額と23年度期末時点の正味財産次期繰越金で、正味財産の費消のめどを立て、24年度末で費消を完了し、25年度から一般社団法人としての、自立した活動に入ることを目指す・・・、という協会基本方針を説明
640img_6907③新検定試験創設の趣旨と、各種実験、委員会論議の進捗状況を説明・・25年度実施予定

■1月25日、28日の三役会で原案作成を終え、2月4日の役員会、2月18日の合同説明会での審議を経て、総会での議案提出という手順であったが、出席者の満場一致で承認を得た。24640img_6894
年度は、一般社団法人として2年目の事業運営となるが、最善の努力を行うことで、25年度からの監督官庁から自立した組織運営ができるように運営基盤を固めたい。

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2012年3月 9日 (金)

No.384 外国人講座受講生のチャレンジ in Osaka

■2月4日に行われた珠算中級検定試験に、外国人講座受講生4人が受験した。珠算4級にはジャスリン・タン(Jaslyn Tan)(シンガポール)さんが受検。成績は、95・85・80(×・÷・見)=260・・4級合格。

Ca390202珠算6級には、ジェーヴン・ヤップ(Jeven Yap)(シンガポール)さんが挑戦。成績は、95・95・100=290・・6級合格。
オリービア・フェブリアンテ(Olivia Febrianti)(インドネシア)さんもチャレンジ。成績は、85・75・80=240・・6級合格。

■暗算3級には、マリナ・バレット(Marina Barreto)(ブラジル)さんが初挑戦。成績は、150・150・100=400・・3級合格。

■なお、2月12日に行われた上級検定試験では、マリナ・バレット(ブラジル)さんが3級を受験した。成績は、95・95・60=250・・3級合格。

Ca390199マリナ・バレット(ブラジル)さんは、大阪大学大学院博士課程の研究者。専攻は、International Policy and History(国際政治と政治史)。趣味は、フォトグラフィー、テコンドー(黒帯)。お父さんはブラジル海軍の高官、弟さんは海軍大学生。

■ジェーヴン・タン(シンガポール)さんは、主婦で間もなく赤ちゃん誕生、趣味は読書、テニス、料理、旅行など。

Ca390201ジェーヴン・ヤップ(シンガポール)さんは、豪州公認会計士であずさ監査法人のスタッフ。趣味は、テニス、ゲーミング、映画鑑賞、旅行、ドリンキングなど。タンさんのご主人。

■オリービア・フェブリアンテ(インドネシア)さんは、インドネシア語教師で商品などのパンフレット編集にもかかわる。趣味は、読書、切手収集、ハンドクラフト、旅行、ウオーキング、写真など。

Ca390200_2■「外国人のための珠算講座」は、毎週大阪商工会議所5階の大阪珠算協会会議室で開かれている。1986年6月に開講し、間もなく26年が経過する。すでに、90ヵ国から1015名が受講し、毎回15人から20人が講座に参加する。大阪珠算協会と大阪商工会議所の共催で、大阪府教育委員会が後援している。指導は、協会員の先生方がボランティアで行っている。受講生たちは高学歴者で、珠算を東洋の高度な異文化、特異な計算技術と高く評価する。珠算が持つ現代性、世界性、普遍性が立証された。外国人が珠算学習で獲得するもののトップスリーは、暗算力、集中力、チャレンジである。

■地道な努力の継続が必要な事業であるが、日本文化としての珠算が世界各国に理解され、技術が広がっていくことは、日本人にとってはうれしいことであり、誇らしい思いもする。

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2012年3月 5日 (月)

No.383 コラム「散歩道」に主張を掲載される in Osaka

Img3月2日付大阪日日新聞朝刊11面コラム「散歩道」(読者のひろば)で、論考『今こそ、そろばん』(大阪市中央区、森友 建、大阪珠算協会会長執筆)が掲載された。
ICT化とデジタル化が進み、人間の能力や子供たちの学力面での影響が懸念される状況になってきた。人間力回復、アナログ的な思考回路の確保などが急がれる今、珠算教育の本質を明らかにし指導強化を目指すうえで、理論武装が課題になってきた。以下に転記する拙稿がこれらの一助になれば幸いである。

D昨今、教育の中でもICT(情報通信技術)化が進み、教科書のデジタル化も現実のものとなってきた。今や、より早くより簡単に答えを求める合理性、効率性が重視され、機械に頼る傾向がますます強まってきた。その結果、子供たちの思考力・創造力が減退し、基礎学力が低下したといわれている。

Aしかし、数年前から珠算学習者が増えてきた。その理由は、そろばんを使って算数の基本的な部分を学ぶ楽しさ、分かりやすさが評価されたことと、珠算学習が基礎学力と人間力養成に有効であるからだと思われる。また、珠算式暗算能力に対する世間の注目が増してきたことも理由の一つだろう。

コンピュータの普及とその使用からはいろいろの弊害・問題点が生じてくるといわれる。反面、珠算は人間の基本的能力を磨き身に付けていく技術であり、トレーニングの過程で得られる忍耐力・向上心などは、正に教育の基礎・基本でもあり、機械化の弊害を薄める効果も期待されている。

B最近の研究では、珠算学習で脳機能が活性化されることが明らかになってきた。特に、前頭前野が発達することで、子供たちの情緒が安定し、学習意欲が向上するというデータが得られたことは、珠算教育強化のエビデンス(根拠)になると考えてよいと思う。

経済同友会代表幹事の長谷川さんは「能力に応じて結果が出せる人、あるいは選ばれたエリートには徹底した競争の場を設けることが必要だ」と、人材育成の眼目を語っている。まさに、珠算塾が持つ特性そのものを評価している感がする。

C同協会が大阪商工会議所と共催している「外国人のための珠算講座」は26年目を迎えたが、既に90ヵ国の1015人が受講した。受講生たちは高学歴者で、珠算を東洋の高度な異文化、特異な計算技術と高く評価する。珠算が持つ現代性、世界性、普遍性が立証された。外国人が珠算学習で獲得するもののトップスリーは、暗算力、集中力、チャレンジといわれる。

そろばんを習う子供たちは、日本の財産であり、有為の人材集団である。世界の評価に耐えうる日本の国づくりに、直接参加する気概を持ち、学問・珠算・スポーツに打ち込んでほしいと思う。

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