No.371 天商創立100周年記念式典挙行される at Osaka Central Public Hall
■ 11月12日、大阪市立天王寺商業高等学校創立100周年記念式典が、大阪市中央公会堂大ホールで行われた。在校生、卒業生、来賓、教職員など約850名が参加した。式典次第は次の通りであった。①開会の辞 ②物故者への黙とう ③国歌斉唱 ④大阪市歌斉唱 ⑤学校長式辞 ⑥来賓祝辞(大阪市長、大阪市教育長、全国商業高等学校長協会理事長、東商業・市岡商業高校生徒代表 ⑦来賓紹介 ⑧生徒代表喜びのことば ⑨校歌斉唱 ⑩閉会の辞
■ (一・社)大阪珠算協会からは、森友会長、西副会長、益田副会長が来賓として参列した。学校長式辞、東商業・市岡商業高校代表2名の祝辞、在校生代表のあいさつは、強く印象に残るいい内容であった。天商の校訓である「進取」「大志」「東西万里」をよく表現しながら、それぞれの立場を理解し、今後の活動方針を織り込んだ出来栄えの良いスピーチであった。
■ 創立100周年とともに、建学132年を祝う本年を最後に、平成24年4月からは、天商、東商、市商の大阪市立3商業高等学校が統合される。新たに、大阪ビジネスフロンティア高等学校として再スタートを切る。天商校地に建設中の新校舎も間もなく完成である。この高校は、高校・大学7年一貫教育を行い、ビジネスのプロを育成する画期的な教育システムを担う。
■ 幕末・明治の偉才五代友厚が主導して建学された学校であるが、商都大阪の活躍を担う人材を期待通りに輩出してきた。これからは、日本の商業、経済、通商を仕切り、指導できる人材の育成が始まることになる。世界に名をとどろかす、名門校に成長されんことを祈りたい。歴史の重みと、建学の精神を十分感じ取れた素晴らしい式典であった。
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