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2011年9月26日 (月)

No.368 外国人珠算練習生が検定試験に挑戦 at O.C.C.I.

Ca390622 Ca390061 Ca390016 9月4日に実施された大阪商工会議所・一般社団法人大阪珠算協会主催の第254回珠算能力検定試験に4人の外国人が受検した。また、同日実施の暗算検定試験(第170回)に1名の外国人が受検した。

■今回受検した外国人は、大阪商工会議所と(一・社)大阪珠算協会共催の『外国人のための珠算講座』の受講生である。この講座は、主に近畿圏に在住する外国人に珠算学習の機会を提供する目的で、1986年6月に開講した。指導は、同協会の会員(珠算指導者)がone to one を基本に、個人指導を行っている。

■丸25年が経過し、26年目の活動に入ったが、現在まで90各国から1005名の外国人が受講した。受講生たちは、大学院博士課程・修士課程の研究者、大学教授・講師、小・中・高の英語教師、企業で働く技術者、国際学校の学生、専門学校生、ALTなど、職業は多岐にわたる。

■有段者、1・2・3級合格者は既に数十名に及んでいる。今回合格した人たちの成績は次の通りである。
4級・・Marina Barreto (マリナ・バレット)ブラジル人 85・95・90(×・÷・見)合計270・・合格
5級・・Carla Minter (カルラ・ミンター)アメリカ人 85・60・100合計245・・合格
6級・・Jaslyn Yap (ジャスリン・ヤップ)シンガポール人 100・95・90合計285・・合格

■暗算に合格した人の成績は次の通りである。
4級・・Marina Barreto (マリナ・バレット)ブラジル人 150・150・140合計440・・合格

■6級合格のジャスリンさんは、今年の5月入門。会社の監査役を務めるご主人のJeven Yapとともにクラスに参加。在日予定の2年間を珠算学習にあて、上級試験合格を狙っている。
5級合格のカルラさんは、22年11月から講座に参加。ALTとして英語を指導してきた。現在は民間の英会話学校講師である。趣味は、ソーシャルダンス、ゴスペル、読書、facebookなど・・。
4級合格のマリナさんは、大阪大学大学院博士課程の研究者。国際政治学を研究。旅行とカメラ、facebookなどが趣味。

■毎週土曜日の午前中2時間の授業であるが、受講者の受講態度は真剣であり、プロの指導者が個人指導を行うため上達は非常に速い。日本社会の発展を支えてきた計算技術・文化であるそろばんが、受講生の外国人を通じて諸外国に広がっていることは、文化の伝播のみならず、教育水準の向上に役立つという観点からも、指導者冥利に尽きるものがある。

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2011年9月25日 (日)

No.367 23年度大阪珠算協会指導者講習会第2日目開催される at O.C.C.I.

800img_4662 800img_4665 800img_4843 9月25日、平成23年度大阪珠算協会主催珠算指導者講習会の第2日目が開催された。第1回目は7月31日に実施、第3回目は12月18日に行われる。今年度の申込者数は311名で、初日の出席者数は266名、今回は221名であった。大阪商工会議所地階大会議室は満員となり室温も上昇した。

■今年度のラインアップは、初日は、①「珠算指導事例チップス集の内容とその活用法」(金本和祐先生) ②「電子黒板とそろばん指導ソフトの使い方」(日野和輝・高岩俊秀先生)、
第2日目は、①「大阪市立小学校でのそろばん指導」(広原文範先生) ②「暗算指導の工夫あれこれ」(西川春男先生)である。
第3日目は、①「尼崎市立小学校でのそろばん指導」(宮島智己先生) ②「塾でのベストな指導法」(金本和祐先生)となる。

800img_4681 800img_4806 800img_4862 今日の第1講「大阪市立小学校でのそろばん指導」を担当した講師広原先生は、本年1月から大阪市立恵美小学校で3年生の珠算指導を担当し、来年3月末まで指導を続ける予定である。大阪連合と大阪市教委が協議し、珠算指導強化モデル校として、恵美小学校と鶴橋小学校を指定した。鶴橋小学校では、全珠連大阪府支部の澤田悦子先生(同本部理事)が1月から指導を担当している。両校で24年3月まで指導を継続し、珠算指導の効果を測定するのが目的である。

800img_4688 800img_4693 800img_4698 広原先生は、珠算指導が各地の小学校教育の中に浸透し、効果を上げつつある現況を報告しながら、今後の珠算教育強化の方向性を探る形で講義を進めた。

■西川先生は、長年の指導経験から体得した暗算指導のノウハウを全面開示しながらも、指導者ごとに微妙に異なる指導テクニックをベースにすることが大切であると強調。指導者自身が身に着けた指導法と、日日情報として入手するいろんな違った指導法をいかにミキシングするかが大事であると結んだ。

■今回も、初回に続いて、(株)グリーンフィールド二石氏のサポートを受け、受付業務の機械化を試行した。事前に送付したバーコードを印刷したはがきの提示で受け付けを行い、内容の確認も済ませるシステムである。参加者の受付をスムーズに行うとともに、出席者のデータ管理をPCでカバーする。作業の精度を格段に高めるとともに、委員各位の負担軽減も実現できた。最終日には、修了証発行などの複雑な作業があるが、このシステムでより効果的な処理を目指すことになる。

■今回も、グリンフィールド社がソフト入りPCの展示と販売デモを受付で行ったが、たくさんの参加者が興味と関心を寄せていた。珠算指導をカラフルにすることや、生徒管理をきめ細かく行うために、PC活用度が高まることは望ましいことである。
*写真は、内田情報担当理事の撮影したものを使用した。

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2011年9月22日 (木)

No.366 大阪珠算協会TV用CMフィルム完成間近か at Osaka Television Inc.

Ca390589 Ca390590 Ca390594 9月20日、テレビ大阪本社で、大阪珠算協会TV放映用CMフィルムの最終調整とチェックを行った。当日は、協会サイドから森友会長・志賀常務、(株)新通からは前田副部長、制作担当プロデューサー・ディレクター・映像スタッフ・音声スタッフ、テレビ大阪(株)からは杉原氏が参加した。

■10月から放映予定のCMフィルムは二種類で、一つはヒーロー編、二つ目はナレーション編である。ともに、8月21日に開催された、全大阪オープン珠算選手権大会とチャレンジャーズ大会を取材した映像からの素材をベースに制作されている。

■23年度の協会PR事業の中核として企画されたテレビCMであるが、10月から24年3月末までの6か月間に140本のスポット放映となる。大珠協の活動エリアに合わせて、テレビ大阪をスポット放映母体に選択した。

Ca390598 一つ目のヒーロー編は、珠算の必要性と効用を歌詞に歌いこんだアップテンポな曲が特色となる。映像は、真剣にそろばんを弾く子供たちの表情と指さばきが見所になっている。
二つ目のフィルムは、競技に集中する選手たちの真剣なまなざしと規律ある立ち居振る舞いをバックに、次のような内容のナレーションが流れる。
「そろばんは、計算力や記憶力を高めるだけでなく、人間力を伸ばす優れた教育機器なのです。豊かな才能を育むそろばん、始めてみませんか。大阪珠算協会の教室で・・・。」

■両フィルムともに15秒であるが、制作にあたったプロデューサー・ディレクター・カメラマン・映像と音声スタッフのチームワークは見事であり、わずかの妥協も許さない制作姿勢には、驚きを覚えた。近日中に完成するフィルムの満足度はきっと十分なものになると思う。大阪エリアの珠算教育強化に役立てれば幸いである。

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2011年9月18日 (日)

No.365 23年度三役会・顧問・参与・評議員懇談会開催される at O.A.A.

Ca390549 Ca390545 Ca390524 9月17日、大阪珠算協会三役会メンバーと、顧問・参与・評議員の懇談会が開かれた。通例年1回この時期に開催されるが、今回の参会者は以下の通りであった。三役会からは、森友会長・益田副会長、常務理事の志賀・西川善・西川春・法橋・上山の各氏、顧問は浦内・伴・山田の三氏、参与は大巻・津田・中村の各氏、評議員は小南氏の計14名であった。

■冒頭、森友会長から、23年度事業経過と一般情勢報告を行った。その概要は次の通りである。
①事業年度の半分が経過したが、内容は順調かつ良好である
②中級・上級検定試験受験者数の推移は、前年同期比で微減したが、昨年度の伸びが大きかったことが要因である
③近畿連合のPR事業はTVCM118本、ラジオ60本、浜村淳プレゼントコーナー5日間であるが、8月から始まっている
④大阪珠算協会独自のPR事業は、テレビ大阪でのスポット140本放映である。フィルムは間もなく完成し、10月から3月までの展開となる
⑤上級検定試験の新システム切り替えに伴う経過説明と今後のロードマップについて説明した
⑥事務局体制強化に伴う対応策について報告した
⑦各事業部門ごとの状況報告は副会長と担当常務から説明を行う

Ca390520 Ca390482 Ca390457 参加者各位から三役会に対して意見・提言・希望がいくつか出た。
それらの要旨は次の通りである。
①月例役員会当番議長の議事運営に工夫と改善がいるのでは
②プリント会計の価格設定に検討を加えてほしい
③暗算1級・準1級見取算の問題に検討を加えてほしい
④ブロック長との懇談会で、理事からの執行部に対する発言・質問がみられるが、一考を要するのでは…
⑤今後、協会役員OB会の積極的な活動が望まれるのではないか
⑥事務局の体制強化を望みたい
⑦大商ニュースに珠算関連情報をもっと掲載してもらいたい
⑧当懇談会の年2回開催を望みたい
⑨役員会での積極的な理事発言を希望したい
⑩上級検定試験の新システムが定まれば十分の情報を期待したい

■協会役員の経験者を招いての意見交換会であったが、発言はおおむね建設的であり、執行部の努力を評価しつつ、協会のさらなる発展を期待するものであった。経験豊富な協会運営のサポーター集団であるから、今後も十分その発言に耳を傾けながら、協会発展を図っていきたい。

■懇談会後、9月役員会が開催された。協会独自のPR事業展開と、上級検定試験システム再構築に関する議案を審議・承認した。また、各種事業委員会からの報告があり、5時に散会した。厳しい残暑の中での、会合・会議であったが、各役員の真剣な対応が印象的で、協会運営を預かるうえで勇気を与えられる一日であった。

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2011年9月12日 (月)

No.364 23年度 役員会とブロック長会メンバーの懇談会開催される at O.A.A.

Ca390542 Ca390541 Ca390543 9月10日、恒例の23年度大阪珠算協会役員会とブロック長会メンバーの懇談会が開催された。理事・監事22名、顧問3名、ブロック長10名が参加した。役員会、ブロック長会はともに月例会を持ち、年に2回の総会、予算・決算説明会が各1回あり、両者の意見交換は緊密に行われている。ただ、共通のテーマで、まとまった時間を費やしての議論は、この懇談会が最適の場であると思っている。

640img_2238 640img_2239 640img_2240 森友会長の情勢報告を兼ねた冒頭あいさつの後、「検定試験の諸課題」をメインテーマに意見の交換が行われた。主な発言骨子を以下にまとめてみた。
①4・5・6級検定の問題難易度に一考がいる(大還元の出題位置、6級乗算での0が3つ付く出題など、バラつきが目につく)
②4・5・6級合格基準にも、検討課題がある(最低点40点の当否)
③1・2・3級検定の一括計時は審査に不便を与えている
④1級合格者の受験番号を協会HPに掲載の是非
⑤新しい中級検定申込書の利便性に課題がある
⑥暗算検定の一括計時にも課題がある
⑦中級検定の9月初めの実施には検討の余地が

⑧1・2・3級受験料の金額端数は対処の必要がある
⑨全種検定料の適否を検討する時機ではないか
⑩段位合格証に日本商工会議所名を記載できないか
⑪段位合格シールが必要ではないか
⑫各地商工会議所の検定取扱いに格差がみられる
⑬会員外受験者からの協力金徴収などが必要では
⑭準級試験科目に伝票算を加える検討を
⑮塾生大会の賞状デザインなどに工夫が必要
⑯複数塾の塾生大会選抜チーム編成の是非は
⑰台風襲来時の検定施行について、わかりやすい規約の作成を

640img_2241 640img_2242 640img_2244 その他、上級検定試験の施行に関しても、積極的な意見交換が行われた。24年度から、市立商業高校の統合が行われるが、それに伴い今までの検定試験施行システムに影響が予想される。新しい検定試験施行基準の見直し作業が進められているが、成案になり次第周知を計っていくことになる。

640img_2245 ブロック長は、第一線実戦部隊の責任者としての意識が強く、交わされた意見の多くは極めて具体的であり、会員各位からの声を反映したものでもあった。これらを真摯に受け止めながら、可能な限り速やかに対応策を講じていきたい。今回も、印象に残る有意義な意見交換会であった。
*情報担当理事内田氏の撮影写真を掲載した。

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