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2011年8月 1日 (月)

No.361 大珠協指導者講習会開催される at O.C.C.I.

640img_2935 640img_3053 640img_2911640img_2936 640img_3055 640img_3057 640img_3106 640img_2919 640img_2940 7月31日、(一・社)大阪珠算協会主催23年度指導者講習会初日を迎えた。第二日目は9月25日、最終日は12月18日である。参加申込者は、全国各地からの314名である。今回は、大珠協70周年記念企画で、ユニークで豪華な講座内容をラインナップしたために、予想を上回る申込者数となった。

■初日は、大阪商工会議所7・8階の国際会議場を会場とした。場外ロビーでは、(株)雲州堂が開発した「ICT教育用デジタル教材 わかりやすい小学校そろばん 3・4年生用」を電子黒板で運用するデモを行い、同ソフトの展示即売を行った。隣のブースでは、(株)グリンフィールド社が、各種教材用ソフトをセットにしたPCの販売を行った。

640img_2926_2 640img_3056 640img_3060 近年、各塾では、ITやICTに関心を深めていて、PCの導入数は急増してきた。また、各種の指導ソフトの使用例も増え、授業のある種近代化が進行してきた。両ブースでは、休憩時間を利用してプレゼンが行われ、聴講者の関心も大きいものがあった。

■今回から、受講者の受付手順とシステムを変えた。従来は、委員が横並びになり、手作業で出欠のチェックを行い、三日目は、修了証の発行手続きなどに相当量の時間を費やしていた。今回からは、事前送付のはがきにバーコードを印刷し、持参された同はがきでPC受付を行った。最終日までPCを通じてデジタル処理を行い、事務作業時間の短縮を図ることにした。初日は、受付システムがスムーズに稼働し、長い講習会事業の展開に変革を実現できた。

Ca390237 Ca390231 Ca390232 Ca390234 Ca390236 Ca390238 講座は、第1講座・・「珠算指導事例チップス集の内容とその活用法」~塾での珠算指導活性化の工夫~➡講師・金本和祐氏(大珠協)。第2講座は、「電子黒板とそろばん指導ソフトの使い方」~算数とそろばんの架け橋➡講師・日野和輝氏(雲州堂社長)+高岩俊秀氏(サクラクレパス)

■珠算指導を通じて、子供たちの計算力強化を図ることはもちろんのことであるが、そろばん学習でたくさんのその他メリットがえられることは、親子ともに期待するところとなってきた。珠算指導者としては、そろばん指導を通じて、子供たちの人間作りを目指すのだという自覚と覚悟が必要となった。このことを実現させるためには、指導者の指導力向上と、指導者の教育者としての資質向上をも併せて実現させなければならない。

■このような意味で、初講、二講目ともに、受講者にいろんなヒントやアドバイスを与えたことと思われる。6コマの講座を受講することで、塾での指導内容に変化が現れることを期待したい。なお、初日に限ってであるが、教養委員会の女性は全員が浴衣を着用し、真夏の参加者に涼感を感じさせた。浴衣がけのスタッフが、パソコンで受け付け業務をスムーズにこなす様子は、珠算界の新しい姿にも見えた。
*写真は情報企画担当内田理事の撮影したものを多用した。

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