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2011年8月22日 (月)

No.363 第65回全大阪オープン珠算選手権大会並びに平成23年度全大阪珠算選手権大会チャレンジャーズ・ステージが開催される at O.C.C.I.

Ca390386 Ca390387 Ca390388 8月21日、大阪商工会議所で、第65回全大阪オープン珠算選手権大会並びに平成23年度全大阪珠算選手権大会チャレンジャーズ ステージが開催された。大阪商工会議所と一般社団法人大阪珠算協会の共催で、午前9時から午後5時までの丸一日を使う競技大会であった。全大阪大会は150名、チャレンジャーズ ステージには139名の選手が参加、合計289名の熱い戦いであった。参加選手の活動エリアは18都道府県に及んだ。

640img_3875 640img_4125 640img_4126 全大阪大会団体総合競技は早稲田大学が優勝(3連覇)。個人総合競技は松田沙也香(早稲田大学)選手が初優勝を飾った。優勝チームの早稲田大学メンバー(松田・堀内・金子)は全員女性のチームで、磨き上げられた技術力はもとよりであるが、人間としてのクオリティの高さとさわやか感が、多くの観衆を魅了するものであった。

640img_4225 640img_4595 640img_4487 この大会が、日本のトップ級選手が鎬を削る場であるとともに、次代を担う若い選手たちの登竜門としての役割を演じられるように、次年度の大会運営にも意を用いたいと考えている。当日の各種成績の詳細は、大阪珠算協会のHPを参照いただきたい。

640img_4600 640img_3734 640img_3881 今回のチャレンジャーズ ステージの競技場面はビデオフィルムに録画されたが、TVCMフィルムに編集の上10月から3月までテレビスポットとして継続して放映される。大阪珠算協会の23年度PR事業の一環である。また、大阪日日新聞社の取材を受けたが、朝刊紙上で報道記事として掲載される予定である。

■午後の式典冒頭では、主催団体代表として森友会長から挨拶を行った。
あいさつのサマリーは下記の通りである。
①参加289名の選手各位への感謝
②引率の先生方、大会を運営した全大阪委員会委員、当日協力いただいた先生方への謝意
③昨今のコンピュータ普及と教科書のデジタル化などにより利便性とスピードが最優先され、機械に頼り切る傾向が更に強まってきた。その結果、子供たちの思考力・創造力が減退し、学力までもが低下してきた。
④幸い、珠算学習者が大幅に増加してきたが、その理由は、珠算学習が学力向上と学習意欲の強化に有効であることが明らかになってきたからである。
⑤6年生の作文、「珠算の上達には時間がかかる。しかし、かかる時間の長さが大事だと思う・・・」には、全く同感である。
⑥今や、世界の人たちが、東洋の優れた異文化「珠算」を高く評価し、初等教育の中に珠算学習を組み込む国が増えてきた。珠算学習で得られる圧倒的な計算力が世界の教育者を納得させたからである。
⑦選手諸君は、珠算学習を通じて、計算力向上とともに、将来のリーダとして不可欠の思考力、全体を見渡す力とともに、決断力を養っていただきたい。
最後に、記録更新を目指して、死力を尽くしてほしい・・・と、あいさつを締めくくった。

■毎年感じることであるが、参加選手たちの技術力の高さとともに、人間としての成長度の大きさを強く感じた。珠算が、珠算道としての完成度を高めてきていることが基盤にあるのかもしれない。大会運営は、本年もスムーズに行われ、特に、観客サイドに配慮を加えて、スピード感豊かで鮮やかな展開であったと評価したい。関係各位のご努力に敬意を表したい。
*写真は、内田情報担当理事の撮影したものを使用した。

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