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2011年7月 3日 (日)

No.359 23年度大阪珠算協会会員レク開催される to Shirahama

Ca390068 Ca390069 Ca390070 7月3日、一般社団法人大阪珠算協会主催会員レクが開催された。恒例となった年中行事の一つであるが、今回は「湯浅醤油蔵見学と白浜温泉で味わう懐石料理」というタイトルで104名が参加した。企画・実施はブロック長会が担当し、年々参加者数が増加している。

■バス2台を連ねて、和歌山県湯浅町にある湯浅醤油有限会社の醤油蔵を見学した。1228年、中国宋時代の金山寺に留学していた覚心(法燈国師)が味噌の製法を和歌山県由良にある興国寺に持ち帰り、のち水質の良い近村湯浅に製法が伝わったとされる。これが金山寺味噌の元であり、製造過程で出る溜りから醤油も作られるようになった。

Ca390071 Ca390074 Ca390075 醤油として製品化され商品として出荷されたのは安土桃山時代とされる。その後紀州藩の専売制度に守られ、文化文政時代には、湯浅1000戸のうち92軒の醸造屋があったと記録されている。ベルギーのモンドセレクションで今年も金賞を受賞している。日本の醤油生産地は関東では銚子・野田地方、関西では小豆島・竜野地方が有名である。これらの地方には湯浅から製法が伝えられたとされる。

Ca390077 醤油蔵見学ののち、白良浜グランドホテルの懐石料理で会食し、会員・家族が懇親を深めることができた。なお、当ホテル近くに、博物学・民俗学で世界的に有名な南方熊楠記念館があり、歩く百科事典・知の巨人といわれる天才学者について知ることもできる。

Ca390072 大型バス2台満杯での見学旅行は無事終了したが、担当役員とブロック長各位には、その準備と当日の運営に格別の努力をしていただいた。敬意と感謝の意を表したい。

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