No.358 第192回珠算能力検定試験で見事3級合格 in Osaka
■ 6月26日、第192回日本商工会議所主催珠算能力検定試験(1・2・3級)が全国一斉に実施された。大阪商工会議所管轄下では天王寺商業高等学校・東商業高等学校・大阪商工会議所の3か所で試験が行われ、約3000名が受検した。各会場ともに、早朝から夕刻までに4回転の試験施行であった。
■一般社団法人大阪珠算協会と大阪商工会議所が共催で、1986年6月から開催している「外国人のための珠算講座」からは、2名の大学院研究者が2級に挑戦、1名の大学院留学生が3級に初挑戦した。そのうち、Marcos Yokoyama さんが見事に3級合格を果たした。
■ Marcos Yokoyama さんはブラジル人で、Federal University of Sao carlos 大学でマスターを取り、2010年4月に来日し、大阪大学大学院研究生として2011年3月まで在学、4月から大阪大学大学院経済学研究科(Graduate School of Economics)の 博士課程に進んだ。
■専攻は組織管理 (Organizational Management) で、Doctor取得を目指して研究生活を送っている。2010年6月26日に当講座に入門、ちょうど1年目に開催された試験に合格した。スコアは、見取算90 乗算90 除算100 合計得点は280点であった。合格点は240点以上であるから、ハイスコアでの見事な合格といえる。
■彼の趣味は、スイミング・インターネットなどで、講座では珠算の練習に熱心に取り組む模範生である。ちなみに、入門時のクエッショネアには、珠算の学習動機を、①Japanese culture ②Logical thinking と記載し、今では珠算魅力の虜となっている。日本滞在中の1級合格は射程に入ってきた。講座としても今後最大限のサポートを行っていく。
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