« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年7月 4日 (月)

No.360 スーパーコンピュータ「京」性能ランキングで世界一 in Kobe

Photo スパコン性能ランキング「Top 500 リスト」は、米国の大学などが毎年6月と11月に発表し、今回は37回目。(独)理化学研究所と富士通が共同開発しているスーパーコンピュータ「京」(ケイ)が、性能ランキングで2位を大きく引き離して世界一になった。

■(独)理化学研究所は物理・化学・工学・生物学・医科学などの分野で、基礎研究から応用研究まで行う、日本唯一の自然科学総合研究所である。播磨・筑波・横浜・神戸などにキャンパスがあり、総計182万㎡の敷地がある。スパコンは、国家プロジェクト事業として、国が事業主体となり文部科学省に「次世代スーパーコンピュータ整備推進本部」を置き、理化学研究所神戸キャンパス「計算科学研究機構」で開発・整備を行っている。2012年11月の共用開始を目指している。

2 6月に、同研究所野依良治理事長と富士通間塚道義会長が共同記者会見で、今回のランキング一位について次の内容のコメントを行った。野依理事長・・①日本の産業技術がいまだ健在であることを証明できた。 ②研究者は世界一の研究基盤に集まる。国際的に優秀な人材の吸引力になる。

■間塚会長・・①最先端技術に挑み続けた成果である。日本復興のパワーにしたい。 ②世界一に挑戦する中で、イノベーションが生み出され、若手のエンジニアが頑張った。世界一に挑戦するということは重要なことだ。

■「京」開発の政府予算は総額1120億円であり、世界一の意義については今後の利活用の在り方と、人づくりの成否によって微妙な変化が出そうである。なお、日本のスパコンが世界一位になったのは、海洋研究開発機構が運用、NECが開発した「地球シミュレータ」以来7年ぶりとなる。

■神戸ポートアイランドにある同研究所入り口には、そろばん玉で18ケタを表すモニュメントがあり、数の単位「京=ケイ」を表している。京(ケイ)は、億の1億倍で、兆の1万倍。10の16乗である。現代科学の最先端を行くスパコン開発のシンボルとして、そろばん玉が選ばれたことは、日本科学の基礎を培ってきた珠算の意義をモニュメントに表し、敬意を表してくれていると理解したい。

■2枚の写真は次のブログに掲載のものを使わせてもらった。
http://blogs.yahoo.co.jp/dekunobou36/50986296.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月 3日 (日)

No.359 23年度大阪珠算協会会員レク開催される to Shirahama

Ca390068 Ca390069 Ca390070 7月3日、一般社団法人大阪珠算協会主催会員レクが開催された。恒例となった年中行事の一つであるが、今回は「湯浅醤油蔵見学と白浜温泉で味わう懐石料理」というタイトルで104名が参加した。企画・実施はブロック長会が担当し、年々参加者数が増加している。

■バス2台を連ねて、和歌山県湯浅町にある湯浅醤油有限会社の醤油蔵を見学した。1228年、中国宋時代の金山寺に留学していた覚心(法燈国師)が味噌の製法を和歌山県由良にある興国寺に持ち帰り、のち水質の良い近村湯浅に製法が伝わったとされる。これが金山寺味噌の元であり、製造過程で出る溜りから醤油も作られるようになった。

Ca390071 Ca390074 Ca390075 醤油として製品化され商品として出荷されたのは安土桃山時代とされる。その後紀州藩の専売制度に守られ、文化文政時代には、湯浅1000戸のうち92軒の醸造屋があったと記録されている。ベルギーのモンドセレクションで今年も金賞を受賞している。日本の醤油生産地は関東では銚子・野田地方、関西では小豆島・竜野地方が有名である。これらの地方には湯浅から製法が伝えられたとされる。

Ca390077 醤油蔵見学ののち、白良浜グランドホテルの懐石料理で会食し、会員・家族が懇親を深めることができた。なお、当ホテル近くに、博物学・民俗学で世界的に有名な南方熊楠記念館があり、歩く百科事典・知の巨人といわれる天才学者について知ることもできる。

Ca390072 大型バス2台満杯での見学旅行は無事終了したが、担当役員とブロック長各位には、その準備と当日の運営に格別の努力をしていただいた。敬意と感謝の意を表したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月 2日 (土)

No.358 第192回珠算能力検定試験で見事3級合格 in Osaka

Ca390059 Ca390061 Ca390060 6月26日、第192回日本商工会議所主催珠算能力検定試験(1・2・3級)が全国一斉に実施された。大阪商工会議所管轄下では天王寺商業高等学校・東商業高等学校・大阪商工会議所の3か所で試験が行われ、約3000名が受検した。各会場ともに、早朝から夕刻までに4回転の試験施行であった。

■一般社団法人大阪珠算協会と大阪商工会議所が共催で、1986年6月から開催している「外国人のための珠算講座」からは、2名の大学院研究者が2級に挑戦、1名の大学院留学生が3級に初挑戦した。そのうち、Marcos Yokoyama さんが見事に3級合格を果たした。

Ca390058 Ca390062 Ca390063 Marcos Yokoyama さんはブラジル人で、Federal University of Sao carlos 大学でマスターを取り、2010年4月に来日し、大阪大学大学院研究生として2011年3月まで在学、4月から大阪大学大学院経済学研究科(Graduate School of Economics)の 博士課程に進んだ。

■専攻は組織管理 (Organizational Management) で、Doctor取得を目指して研究生活を送っている。2010年6月26日に当講座に入門、ちょうど1年目に開催された試験に合格した。スコアは、見取算90 乗算90 除算100 合計得点は280点であった。合格点は240点以上であるから、ハイスコアでの見事な合格といえる。

■彼の趣味は、スイミング・インターネットなどで、講座では珠算の練習に熱心に取り組む模範生である。ちなみに、入門時のクエッショネアには、珠算の学習動機を、①Japanese culture ②Logical thinking と記載し、今では珠算魅力の虜となっている。日本滞在中の1級合格は射程に入ってきた。講座としても今後最大限のサポートを行っていく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »