No.357 第192回珠算能力検定試験開催される in Japan
■ 6月26日、日本商工会議所主催第192回珠算能力検定試験(1・2・3級)が全国一斉に行われた。大阪商工会議所では、一般社団法人大阪珠算協会の協力のもと、大阪市内3か所の試験会場でそれぞれの試験を実施した。本年度は、東商業、天王寺商業、大阪商工会議所が会場となる。
■1・2・3級検定については、平成16年度に底打ちをし、17年度から対前年度比で上昇を続けている。年度ごとの上昇比率は、17年度3.1% 18年度6.8% 19年度7.1% 20年度7.7% 21年度8.4% 22年度5.7%であり、6年間順調な推移をたどっている。
■ 23年度第1回に当たる今回の受験者数は、対前年同期比で3%の増加である。前年同時期の増加比率は2.6%であったので、今期はいいスタートを切ったことになる。
■午前中に、大商坂上人材開発部長、森松担当課長、森友大珠協会長、西井大珠協事務局長が各試験会場を順次巡回した。森友のあいさつでは次のような内容を盛り込んだアナウンスを行った。
①近畿連合の23年度PR実施内容について
TVCM・・・8・9・1・2・3月に118本放映(15秒)・・CMフィルムはデジタル化し再編集を行う
ラジオ・・・8・9月に60本放送(20秒)
ラジオ・・・1月末に「ありがとう浜村淳」プレゼントコーナ5日間提供
ラジオ・・・KBS京都 1・2・3月に20本放送
②大珠協70周年記念事業として、1月6・7・8日の3日間、沖縄研修旅行を実施する・・・定員100名。
③24年度以降の1・2・3級検定試験実施形態について協議を行っている。
■ 近畿連合、近団連、大珠協それぞれの総会が5・6月に開催され、23年度大珠協諸事業が本格始動したこと、4月1日には一般社団法人としてのスタートを切り、珠算教育強化の実現を目指して効果的な活動をより積極的に行うことなどを合わせて強調した。各試験会場では緊張感をもって試験実施を行い、厳正に審査を行う状況を実見できた。充足感を覚える中身の濃い試験会場訪問であった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント