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2011年5月30日 (月)

No.355 平成23年度通常総会が開催される at O.C.C.I.

640img_1884 640img_1890 640img_1895640img_1840 640img_1842 640img_1865 640img_1867 640img_1874 640img_1877 5月28日、一般社団法人大阪珠算協会平成23年度第1回通常総会が大阪商工会議所4階で開催された。約80名の会員が参加して、下記の議案を審議した。第1号議案・・平成22年度事業報告並びに収支決算の承認を求める件 第2号議案・・役員改選の件。
両議案ともに、提案通り原案が賛成多数で承認された。

■冒頭に行われた会長(森友)挨拶は次の4つの項目で構成されていた。
①現状分析
②トピックス
③一般社団法人化に伴う役員の改選
④収支決算の概要

640img_1924 640img_1956 640img_1985 640img_1988 640img_1999 640img_2006 ①現況の概要は次のとおりであった。
平成22年度は、珠算教育強化の新しい方向性を確立した年であり、23年度は、22年度をワンランク格上げした内容の事業活動を行うことになる予感を持っている。その論拠は次の7つである。

■①一般社団法人の認可を受け、23年度からはより積極的な事業経営が可能になった。
②23年度も大珠協単独のPR展開を決めたが、近畿連合、日珠連、他団体なども前年並みの活動が予定されていて、PR事業の重層的展開が期待される。
③日商能力検定試験は17年度から22年度までの6年間で40%の伸びを示している。23年度も引き続いて受験者増が期待される。
④直近の学校支援珠算指導活動出講数は195校であり、12年度から依頼校数は拡大している。23年度は、200校越えが予想される。
⑤マスメディアとの情報交換と連携をより強め、珠算関連報道支援を求めていく。
⑥大阪市・府議会、大阪市・府教育委員会との連携協議を強め、珠算教育への理解促進を図っていく。
⑦大珠協が70周年を迎えるが、年間を通じて珠算教育強化と珠算振興に全力を傾けることで記念年を寿ぐことにする。

640img_2015 上記のような戦術に基づく事業展開に協会員の英知とエネルギーを投じていくことで、22年度を超える充実した23年度にしたいと考えている。併せて、協会の中長期的な戦略を練り上げて、具体的な事業計画をイメージしながら、確固としたロードマップを作り上げていきたい。

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2011年5月21日 (土)

No.354 レディース スタディー会開催される at O.A.A.

Ca391732 5月21日、大珠協のレディース スタディー会が開催された。教養委員会が主催し各ブロックから24名が参加した。今回で4回目になるこの企画は、参加者が女性であることが大きな特色である。協会員は半数以上が女性であり、女性のみで日常的な課題について話し合うことで、塾指導の質を高めていこうというのが目的である。1時から3時間、体験を交えた意見交換が行われた。

Photo 3 4 珠算塾での指導形態や、指導の内容については、他塾との比較やすり合わせがほとんどなく、独自色を色濃く残しているのが普通である。自塾で行っている指導がルーティーンになってしまい、変化を求めないという傾向もみられる。話しやすい雰囲気を作って、経験に基づく実践例を話すことで、自塾の特性に気付き、改善の余地があることにも気が付くことが期待される。

Ca391755 Ca391756 Ca391758 江戸期の寺子屋式教育に、手本や見本がなかったのと同じく、独自色を出すことで塾の特色とする、という習慣が出来上がっているのかもしれない。今日の意見交換からも、塾運営の違いや指導手順の違いなどもうかがわれ、受講した指導者は、大きな収穫を得たことと思う。自塾での経営形態と指導理念が、他塾のそれらと比較した時に、どのような差異があり、正当性はどうであるかがはっきりしてくるのではないか。

5 6 7 今回のテーマは、次の4つの項目であった。
①体験入学や体験コースの設定について
②楽しさを感じさせるそろばん指導とは
③いろんな課題を持つ子供たちへのアプローチと具体的な指導方法
④検定終了後の授業の組み立て方

Ca3917338Ca391762 Ca391764 Ca391765 Ca391766 Ca391767 Ca391768 Ca391769   それぞれの塾間には、これらのテーマに限っても大きな差異があり、どれが望ましい対応なのかについて、熟慮を加えるいい機会になったことと思われる。冒頭に、協会会長(森友)としてのあいさつを行ったが、状況報告に先立ち、次の川柳2首を紹介した。第一生命が募集したサラリーマン川柳ベスト100首のうちの二つである。
①いつかやる きっとやるぞと もう定年
②ドラフトで 選んでみたい 我が上司

Ca391466 Ca391468 Ca391447 サラリーマンならではの楽しい川柳であるが、珠算指導者にとっては、違う世界の心情であり、これらの気遣いをしないで社会貢献ができる毎日を喜ぶべきなのかもしれない。
*懇談会の写真は、宮島理事が撮影した。

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2011年5月16日 (月)

No.353 近畿珠算強化連合会 23年度総会が開催される at Bay Tower Hotel

Ca391679 5月15日、近畿珠算強化連合会23年度総会が大阪ベイタワーホテルで開催された。3時~4時まで総会が、4時~5時20分まで研修会が行われた。5時30分~7時30分までの懇親会で幕を閉じた。近畿2府5県から175名の珠算人が集い、熱い熱気に包まれた。

Dc0515121 Dc0515181 Dc0515221 Dc0515281 Dc0515531 Dc0515551 総会の議案は、22年度事業報告と収支決算、23年度事業計画と収支予算両案の承認を求める件であった。双方ともに、異議なく承認された。続いて、過日逝去された10人会メンバーの故蔵本八十八先生と同じく十人会メンバーの藤本和彦先生に対して、尼崎市における「計算特区」推進に尽力されたことに対し、感謝状を贈呈した。近畿連合としては初めての感謝状贈呈例となった。

Dc0515571 P1020345 P1020346 P1020357 P1020359 P1020361 P1020368 P1020372 P1020383 総会後の研修会では、トーク「小学校におけるそろばん指導」~大阪市における新しい試み~を行った。コーディネーターは森友 建(大珠協)が務めた。
第一部では、広原文範先生(大珠協)、澤田悦子先生(全珠連)、田中一郎先生(大阪市教委指導主事)がそれぞれ15分ずつのスピーチを行った。
第二部では、スピーカーの三人とコーディネーターとで議論を深めていき、会場からは、尼崎市の計算特区を指揮してきた藤本和彦先生(尼崎珠算振興会)にも発言を頂戴した。

P1020387 P1020388 Ca391678 トークの中心テーマは、大阪市の珠算指導強化指定校として、鶴橋小学校と恵美小学校で1月から行っている珠算指導の経緯と現況、今後の課題についてであった。3年生の単学級で3学期から始めた指導は、4年に進級した後も1年間続けて行われる。来年3月末に総括される検証結果が楽しみである。

Img 田中先生は、これら指定校の選定から授業推進に至る経緯と途中の検証内容、今年度の企画などについてアナウンスを行った。大阪市では、23年度から32年度までの10年間の教育基本プランとその具体策を定めたところであり、「ええとこ伸ばそう大阪の教育」をスローガンにして、社会総がかりで教育をサポートしていくことにしている。これらの新しい教育方式の中で、学力向上に珠算指導をどのように絡めていけるのかが、今後双方にとって大きな課題となる。子供たちの基礎学力向上を社会全体で受け持つという新しいコンセプトが固まったのであるから、珠算人も可能な限りの支援を行っていくべき時であると考えている。市教委スタッフと真摯に教育の本質を語り合えた内容のあるトークとなった。

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2011年5月 8日 (日)

No.352 『珠算指導事例 Tips Vol.1』 発刊される by O.A.A.

Img 一般社団法人大阪珠算協会は、23年度に創立70周年を迎える。年度を通じて珠算教育強化につながる様々な企画を実施し、珠算振興の実をあげることで記念すべき年を寿ぐことになる。

■既に、記念事業のいくつかはスタートしているが、馬場常務理事・西川(春)常務理事・義之理事・金本氏で記念事業委員会を編成し、年間を通じての事業企画を提案してもらうことにした。

■既に先発している事業の一つに、『珠算指導事例 Tips Vol.1』の発刊がある。4月1日に発刊し、販売を開始している。B5版197ページのハンドブックである。初歩導入・指導事例・環境整備・指導技術・創意工夫・指導者論・情報発信・大会活用・募集対策・記念特集という順に章立を行っている。

Img_0001 珠算指導を生業とする珠算人は、最新で最高レベルの技術を駆使しながら、時代の要請にこたえられる珠算指導を心がけねばならない。25名の編集委員が日日の指導活動から実体験した内容を分かりやすく書き起こしたものを中心に編集されているので、実践的でかつ分かりやすい内容である。編纂作業は金本氏が担当し、同氏の書き下ろし原稿も数多く収載されている。

■そろばんが日本に移入されて500年が経過するが、その間いろんな珠算教科書は発行されてきたし、研究書も残されている。しかし、実用的で広範囲を網羅したハンドブックは編纂されたことがなく、今回のチップス集がオンリーワンである。長期にわたり、日本の教育を支え、経済・社会・生活・文化的な側面で大いに役割を演じ続けてきた、珠算教育と珠算技術はこれからも正しく残しながら次代に伝えていかなければならない。

■本書は珠算人の教場必携であるとともに、指導者を目指す人たちには、バイブルにもなりうるクオリティを持つ書物である。多くの人に読んでもらいたいと願っている所以である。申し込みは、大阪珠算協会事務局で受け付けている・・06-6942-5422。

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2011年5月 7日 (土)

No.351 22年度一般社団法人大阪珠算協会 決算説明会が開催される at O.A.A.

640img_1821 640img_1793 640img_1787 5月7日、(一般社団法人)大阪珠算協会の22年度決算説明会が開催された。理事会で承認された22年度の事業報告と収支決算の内容について、役員会メンバー+顧問・参与・評議員+ブロック長に報告と説明を行い、理解と了承を求める会合である。本会合で了承された事業報告と収支決算は、5月28日に開催される総会において第1号議案として提案し、承認を求めることになる。

■出席者は、会長・2副会長・6常務理事・13理事・3監事・3顧問・2参与・2評議員・10ブロック長の42名であった。なお、役員会メンバーは、25名全員が出席であった。
説明会冒頭に、森友会長から一般情勢報告があり、続いて、西川(善)常務理事が事業報告を、志賀常務理事が収支決算報告を行った。そのあと、田中監事が監査報告を行い、馬場常務理事の進行で質疑応答に入った。

640img_1783 640img_1778 640img_1777 理事・参与・ブロック長の各1名から発言があり、執行部からそれぞれ回答したのち、全員の賛意を確認し会合を終えた。22年度の事業活動内容は非常に活発であり、協会の発展に寄与するものが大方を占めており、それら事業展開に伴う収支決算内容もバランスが取れていて、23年度の活動にスムーズにつながるものとなった。

■冒頭で行われた、会長による一般情勢報告は次のような組み立てで行われた。
①現況報告➡22年度は珠算教育強化の新しい方向性を確立した年であり、23年度は更なる活動強化を目指すことになる。飛躍が予感される論拠として7つを挙げた。
②トピックス➡22年度事業活動の中で、特記すべき内容のサマリーを説明し報告した。
③役員の改選と役職者の選定➡一般社団法人への移行が完了したことに伴い、役員の改選・役職者の選定(会長・副会長・常務理事)方法についての提案と説明を行った。
④まとめ➡収支決算の概要について評価と解説を行った。

640img_1771 640img_1829 640img_1770 出席率が高く、事業経営に対する参画意識の高さを感じさせる、好感度の非常に高い、また、23年度に向けて執行部への大いなるエールを感じさせる説明会であった。

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2011年5月 5日 (木)

No.350 大阪連合代表会議+近畿連合拡大会議が開催される at Bentencho

Ca391653 Ca391649 Ca391650 5月5日午前10時から、全珠連大阪府支部会議室で大阪連合代表者会議が開催された。全珠連サイドは澤田・桜井・山口・大島、全珠学連サイドは岡田・河村、日珠連サイドは森友・西・益田・志賀・西井・山根・巽・田中・前田・山口・的場・谷口・大西・田辺の各氏がそれぞれ参加した。

■議案は次の通りであった。
①22年度大阪連合事業報告と収支決算報告
②23年度大阪連合事業計画案と収支予算案
③23年度弾き初め大会の委員の人選と企画案内容について
④近畿連合総会の内容について
⑤その他情報交換

Img 午後2時から同会議室で近畿連合拡大会議が開催された。参加者は次の通りであった。
全珠連サイド・・澤田・桜井・山口・西口・江藤・川坂・吉川・浦・高垣・森
全珠学連サイド・・岡田
日珠連サイド・・森友・西・益田・志賀・山根・巽・藤本・杉本・内海・花井・古垣・堀江
そのほか、関連業者サイドから前田・石井・山田の各氏が参加した。

■会議では、5月3日に開催の10人委員会で整理・審議された次の諸議案が提示され、審議のうえで各議案は了承され、15日に開催される近畿連合総会に議案として提示される。
①22年度近畿連合事業報告+収支決算報告
②23年度近畿連合事業計画案+収支予算案
③23年度PR企画案
④総会時の研修会企画案内容について
⑤PRのCMフィルムデジタル化(アレンジメント)について
⑥総会参加者数の確認について・・22年度160名➡23年度175名

Img_0001 各議案審議に当たっては、PR事業の内容について(株)新通 前田氏から詳細に報告を受け、のち丁寧に説明が行われた。また、研修会の内容についても趣旨と目的を明らかにして、参加予定者の協力を求めた。今後の学校における珠算指導強化をいかに実現させるかを考える上で大きな意味を持つ企画であるので、成功裏に終わらせるための協力を求めた。

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2011年5月 4日 (水)

No.349 近畿連合10人委員会開催される in Amagasaki

Img 5月3日、近畿連合10人委員会が開催された。出席者は、全珠連サイドから澤田・桜井・江藤・山口、全珠学連サイドから岡田、日珠連サイドから森友・西・山根・藤本の各氏が参加。新通の前田氏が陪席した。

■各種の議案が審議されたが、それらの議案は5月5日に開かれる近畿連合拡大会議で審議し、承認を経て5月15日に予定されている近畿連合総会に上程される。

■審議された議案は次の通りの内容である。
①22年度事業報告書+収支決算書
②23年度事業計画案+収支予算案
③23年度PR事業企画案
④CMフィルムのデジタル化に伴うアレンジ企画案
⑤23年度総会時の役割分担と次第案
⑥来賓の対応と感謝状贈呈について

Ca391752 Ca391753 Ca391754 23年度PR企画案は次のようなラインアップである。
①関西テレビ放送・・92本
②朝日放送テレビ・・26本
③MBSラジオ    ・・60本
④KBS京都ラジオ・・20本

■CMフィルムのアレンジメント案については、現行のフィルムが好評のため、7月からの地デジ移行に合わせて、デジタル化を行うとともに一部映像を入れ替えて新鮮度を高めることにし、今年度予算で対応する予定である。

Ca391752_2 Ca391753_2 Ca391745 なお、22年度の拠金拠出者数は、1回目が1251名(日780+全426+学45)で、2回目は1249名(日779+全426+学44)であった。
3団体が珠算教育強化を旗印に堅固な組織を作って12年が経過したが、この組織・近畿連合は、日本でオンリーワンの素晴らしく結束度の高い活動体である。近畿エリアの子供たちの学力向上に少なからず貢献してきていることを自負したい。

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