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2010年10月31日 (日)

No.324 第100回珠算段位認定試験が開催される at Tennoji Commercial High School

Ca391489 Ca391490 Ca391491 Ca391494 Ca391496 Ca391498 10月31日、日本珠算連盟主催第100回珠算段位認定試験が市立天王寺商業高校で開催された。(社)大阪珠算協会管轄の受験者数は、699名であった。前回の7月開催時は661名が受検した。ここ数年間の段位認定試験の受験者数の推移は、15年度1564名➡ 16年度1501名➡ 17年度1412名➡ 18年度1415名➡ 19年度1484名➡ 20年度1483名➡ 21年度1804名 となる。

■受験者数の推移が示すように、21年度の受験者が大幅に増加している。対前年度比較で21.6%の増加である。22年度も、2回の開催で、平均680名で前年比が大きく上昇する見通しとなる。問題の内容が改正されたことや、珠算種目と暗算種目が分離されたことなども影響しているかもしれない。しかし、一番考えられる理由は、社会全体の珠算に対する評価が上がり、より上級を目指す練習生が増えたことであろう。

Ca391499 Ca391500 Ca391501 Ca391503 Ca391486 Ca391488 いくつかの理由が複合して受験生の増加をもたらしていることになる。機械万能の社会変革で、利便性とスピードが追求される世の中になったが、無駄を嫌い利便性だけ追い求める先にあるのは、更なる利便性である。利便性のみを追求していけば、混沌に向かっていかざるを得ないこととなる。人間にとって真に大事なのは、思考力であり、洞察力である。読解力や表現力も大事である。これらを養っていくためには、珠算の長期間修練が大いに力になると考えている。

■今回は、段位認定試験のシステムを日本珠算連盟に移管して後100回目の開催となる。昭和48年のことである。100回目の試験を記念して、大阪珠算協会の役員から4名が記念受験に臨んだ。益田副会長、西川(春)常務理事、法橋常務理事、山下(ゆかり)理事に、委員業務遂行のため、先行受検した長岡先生が加わり、5名が鮮やかな珠さばきをみせた。記念受験のため、協会の森友会長が計時を担当した。往年の選手時代の片りんを髣髴させる場面も見られ、記念すべきチャレンジであった。参加者には、西川(春)常務理事が丹精込めて焼上げた湯飲み茶碗と平皿が記念品として贈られた。

Ca391478 Ca391479 Ca391480 Ca391481 Ca391482 Ca391483 西川常務は、焼き物の道を究めつつあり、一昨年からは、大学の造形学部で専門的な2年間の研究を行い、ますます作品の完成度は高まっている。森友も、立ち合いを記念して、上出来の花瓶とともに記念品のお相伴にあずかった。大事にするつもりだ。

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2010年10月23日 (土)

No.323 外国人講座 取材を受ける at O.A.A.

Img_0002 Img_0004 Img_0005 Img_0007 Img_0008 Img_0009 10月23日、「外国人のための珠算講座」がイオ光ケーブルテレビの報道取材を受けた。9時40分から1時までの長時間取材であった。同講座は、1986年6月に開講し現在25年目の活動に入っている。本日までに、85ヵ国から968人の受講者数となっている。なお、同講座は、(社)大阪珠算協会と大阪商工会議所の共催事業であり、大阪府教育委員会の後援を受けている。

■今回の取材は、いま、そろばんが見直されているが、その理由は何か?そして、具体的にはどのように見直されているのか、ということをテーマに行われた。取材は、尼崎市立杭瀬小学校の計算科授業の内容と、同協会の外国人講座の展開内容について行われた。

Img_0024_2 Img_0010 Img_0017 Img_0019 Img_0022 Img_0023 外国人講座の受講生は高学歴者(知識者層)が多く、最近の入門者は、過半が大学院生である。特に、大阪大学の修士課程や博士課程で研究を行う留学生が多い。今日の講座でも2名の入門者があった。一人は、ロシア人男性のNikita Shportko (ニキータ シポルトコ)さんで大阪大学大学院の修士課程1年である。研究エリアはPolitical Science (政治学)。今一人はロシア人女性のMarina Demeshko (マリナ デメシュコ)さんで大阪大学大学院博士課程1年である。専攻はPhisics (物理学)。

■両者ともに、日本文化としてのそろばんをもっと知りたいという動機での入門である。彼らの目には、そろばんは伝統的な日本文化の一つであると映っている。今まで、ある種の好奇心からの入門者がほとんどである。しかし、そろばんでの計算になじんでくると、今まで自分が行ってきた計算方法とは異質の高度な独特の計算テクニックであることに気付く。しばらくして、珠算式暗算を理解し始めると、今一度、大きな驚きを覚えることとなる。筆算式の暗算がすべてであると思っていた彼らは、珠算式の高速で正確な暗算技術を自分自身が習得し始めたことにカルチャーショックを覚える。また、自分の中に、そのような技術を使いこなせる能力があったこと自体にびっくりする。

Img_0025 Img_0026 Img_0027 Img_0030 Img_0032 Img_0033 Img_0034 Img_0035 Img_0042 当初の好奇心のみの動機が、これらの体験を通じて変化し、もっと自分の能力を試してみようという境地に入っていく。平素から、機械に頼りながら研究を行っていることで抱いていた不安感が、このヒューマンな計算技術を習得する過程で解消できるのではと考え始める。このような段階を経てそろばんの魅力に取りつかれていくのが一般的なパターンといえる。

■彼らの目には、このすぐれた文化性の高い計算技術を、日本人が軽視していることが不思議なことと映っている。日本人も、今一度伝統的な計算文化であるそろばんでの計算術を再認識して、教育に、そして社会活動に役立てていくことを考えてみなければならない。

■今日の取材は、J Works (TV production) のディレクター進藤功充氏が行った。英語も堪能な気鋭の記者で、いい取材を行てもらった。編集を終えて、27日午後4時からのニュース枠で放映される。

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2010年10月17日 (日)

No.322 10月度定例理事会(大阪珠算協会)開催される at O.A.A.

Ca391456 Ca391448 Ca391460 10月16日、(社)大阪珠算協会の定例理事会が開催された。理事会は、同日に開催される正副会長・常務理事合同会合で審議事項の予備審議を行ったあと開催される。出席者は、正副会長・常務理事・理事・監事・顧問・事務局長である。議事は、審議事項と報告事項からなる。

■理事会の冒頭では、毎回、協会会長(森友)から一般情勢報告を行う。原則毎月の開催であるから、1か月間の協会活動、珠算界全体の情勢、年度内の活動方針、教育行政すなわち大阪市議会・大阪府議会・大阪市教委・大阪府教委との連携などについて、重要度の高いものをアナウンスする。

Ca391451 Ca391455 Ca391459 理事会のみならず、ブロック長会、予算・決算説明会、予算・決算総会、顧問・参与・評議員との懇談会、ブロック長・役員懇談会、役員懇談会などの会合でも、珠算教育強化推進に関するホットな情報を、リアルタイムで伝達するようにしている。また、その間に開催される多くの他団体との合同会合の内容や議決事項についても、合わせて本ブログでも広く紹介している。

■このように、現状把握のための情報伝達に力点を置くのは、協会の構成員である会員全体が、今の珠算教育強化のための事業展開の様子や、今後の事業活動の方向性を正しく理解していることが、協会運営上重要であるからである。この点では、協会HPの内容が急速に充実し、ニュースの速報体制が整備されたことも大きなアドバンテージになっている。

Ca391470 Ca391469 Ca391468 今回の一般情勢報告では、次の事項に力点をおいた。
①一般社団法人への切り替え申請手続きについて
申請に必要な諸書類や資料、データなどはほぼ作成を終えている。しかし、提出の手順にアレンジがかかり、大阪府教育委員会にまず一件書類を提出し、内容の精査を終えて大阪府法務部のチェックを経て、大阪府の担当課に正式申請を行うことになった。年度内の認可を目指している。
②大阪市議会議員、大阪府議会議員との教育懇談を断続的に行っているが、その中で大阪府議団の尼崎市杭瀬小学校計算科授業の視察が実現した。10月6日、第3時限に行われたそろばん指導の授業を
4名の府議が見学した。

■視察議員は、そろばん授業に取り組む4年生の授業態度や、指導内容には大きな感銘を受け、平成16年から全市を挙げての学力向上活動にそろばん指導を活用するユニークな教育行政の決断を、現場を実見して鮮明に理解したようである。今回の、教育視察が今後どのように生かされるのか、注目している。

■10月12日には、大阪市教育委員会の初等教育担当課長と懇談を行った。子供たちの基礎学力向上のために、平成12年度から学校支援珠算指導活動をおこなっているが、学校側からの講師派遣リクエストは年々増加している。また、教師のそろばん指導力を構築するための研究会の開催も順次行ってきた。地方中核都市尼崎市での「計算科」の創設とその枠でのそろばん指導により学力向上の実を上げつつある事例も参考にして、大都市大阪では何ができるのか、基礎学力の確保を課題にして懇談を行った。大阪ならではの、新しい仕組みが出来上がればいいのだが・・・。

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2010年10月 4日 (月)

No.321 近畿連合10人委員会開催される at Bentencho

Img_0001 10月4日、全珠連大阪府支部事務所で近畿珠算強化連合会10人委員会が開催された。前回の5月3日以来の開催であるが、出席者は、日珠連の森友・西・山根・藤本、全珠学連の岡田、全珠連の桜井・山口の各氏であった。なお、新通の前田副部長がPR関連の説明者として参加した。

■議案は、
①平成22年度下半期PR事業の展開
②(株)新通からの諸提案
③その他
であった。

Ca390093 Ca391068 Ca390104 平成22年度上半期では、
①MBSラジオスポット 5/1-6/30 20秒CM×60本
②朝日放送テレビスポット 6/20-6/30 15秒CM×20本
③関西テレビ放送 8/1-9/30 15秒CM×42本
の各スポットを放送した。

Img_3 同下半期では、
①関西テレビスポット 1/1-3/31 15秒CM×50本
②MBSラジオ 1月末~2月初め 「ありがとう浜村淳です 9時クイズ」
③KBS京都ラジオ 2月~3月 20秒CM×20本
のラインアップで放送を行う予定である。

Ca390520 Ca390110 Ca390191 近畿連合が独自で行うテレビスポット放送で使っているCMフィルムは、制作後かなり時間が経過していることと、23年からのデジタル化の関係で、新しく制作するか技術的にアレンジを行う必要に迫られている。極力費用をかけないで内容の精度を高めるように検討することとした。

■一昨年、近畿連合に所属する塾に掲示する小型のパネル看板を配布したが、これをカラーコピーで大型化してラミネート加工の上、2枚ずつ配布する案を次回拡大会議に提案することにした。また、近畿連合に加盟せず、拠出金を支払っていない団体に対して、PR拠出金の納入を勧奨する文書の発送を検討することにした。次回の拡大会議で審議を行う。

■大阪を中心にした近畿各エリアでは、受験者数の推移は順調であるが、全国ベースでみると大きな格差が出ている。近畿以外のエリアでは、受験者数の推移に陰りが出ていることがわかる。このことは、近畿においては、10年以上にわたり、拠金を集めて珠算教育強化の運動を長期展開してきた成果が顕著に出ていることを示していて、近畿エリアの運動を全国に広げることが今後の課題になってきた。

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2010年10月 3日 (日)

No.320 日珠連 大阪府珠算連盟連合会 at O.A.A.

Img_6415 Img_6411 Img_6412 10月3日、大珠協事務局で日珠連大阪府珠算連盟連合会会議が開催された。大珠協から森友・西・益田・志賀、東大阪は山根・巽・田中、北大阪は日浦、堺は長谷、北摂は山口、八尾は花谷、箕面は的場、岸和田は谷口、守門は大西・大橋の代表者15名が参加した。欠席団体は吹田、高石、泉佐野であった。

■冒頭、森友(大珠協会長)から一般情勢報告を行い、続いて、益田(大珠協副会長)先生から日珠連報告が行われた。本会議の審議事項は、
①平成23年度日珠連大阪府連の会費につて
②グランプリ・ジャパン’11の大阪予選会について
③近団連の事業について
  A. PRチラシの件  B. 実践発表会の件(京都商工会議所) C. 近団  連主催伝票算検定の件
④近畿連合の活動と今後の展開
⑤情報交換
の各項目であった。

Img_6413 Img_6416 Img_6414 その他の項では、
①映画「武士の家計簿」
②2010年度「近畿小中学生珠算競技大会」
③新年弾き初め大会
についての各項目を扱った。

■今日の議案では、大阪府連の会費額の改定に関連して、本連合会の本来の役割、組織の組み立て、活動のあり方、各団体の費用分担の在り方などについて活発な議論が行われた。
大阪府連という組織は、日本珠算連盟の組織では47都道府県の一つであり、近団連の組織では2府4県のうちの一つである。また、大阪教育連合では、構成3団体のうちの一つをなしている。そして、近畿連合の組織では近畿6エリアの一つである大阪教育連合を構成する3団体の一つである。

Ca391453 Ca391455 Ca391456 Ca391457 Ca391458 Ca391460 大阪府内、近畿エリア内、日本全国の活動をそれぞれ考えるとき、大阪府連の果たさなければならない役割分担は極めて大きいものがある。組織の組み立てから、議事進行、活動内容までをしっかり見つめなおすことは大事なことであり、組織強化には欠かせない作業である。今日の議論は将来の大阪府連の活力を強めることにつながるいい議論であったと考えている。

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