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2010年9月30日 (木)

No.319 珠算事業運営協議会 at O.A.A.

Ca391450 Ca391452 Ca391451 9月28日、大珠協事務局で22年度第2回珠算事業運営協議会が開催された。本会合は、日本商工会議所主催の1~3級珠算能力検定試験が実施される約1か月前に開催される。今回の出席者は、大阪商工会議所サイドからは人材開発部坂上部長、森松課長、担当者鈴木の各氏である。大阪珠算協会サイドからは、森友会長、西・益田副会長、西川善・西川春・志賀・法橋・上山の各常務理事であった。

■本会合の目的は、検定試験の申し込みを締め切った後、施行に関するもろもろの打ち合わせ、課題に対する対応、試験委員の人事などのほか、いかに厳正に試験の施行を行うかについての確認と意見交換を行うことである。

Ca391431 Ca391434 Ca391430 Ca391436 Ca391433 Ca391437 Ca391439 Ca391441 Ca391443 今次試験の施行に当たり、審査委員は36名が配置されている。その内訳は、会員が11名でOBなどの会員外が25名を占めている。協会員は30%でOB関係が70%になる。協会員の高齢化が進行し、かつ委員の70歳定年制が敷かれているために、今後も試験施行に当たっては、必要人員の確保が難しい課題となる。

■検定試験施行に当たっては、今回の総委員数は80名で、補助員数は24名である。総数100人を超える陣容での試験施行は今後協会にとっては大きな負担になるものと思われる。早急に、施行に当たってのあり方を検討し、負担の少ない施行方法を考えていかねばならない。

Ca391442 Ca391444 Ca391445 Ca391446 Ca391447 Ca391449 今回の試験(施行日は10月24日)受験者数は、1~3級合計で2765名である。前年同期比で106.8%で大きな伸びを示している。前回の6月期は2762名で、前年同期比が102.6%であった。全国では、10月実施分で99.6%の前年同期比である。これらの比率は、大阪エリアの指導者が長期にわたり珠算指導の重要性を認識し、珠算教育強化のために努力を傾けて、全国の模範となるような活動を行ってきたことを物語っている。今や、大阪エリアが全国をリードする役割を演じているといっていいのかもしれない。

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2010年9月26日 (日)

No.318 日本珠算連盟 22年度第1回総会開催される at Tokyo Forum

Img_6378 Img_6377 Img_6376 Img_6363 Img_6364 Img_6365 Img_6366 Img_6402 Img_6403 9月25日、22年度正副理事長・顧問会議が東京フォーラムで開催された。議件は、①日珠連の最近の活動状況について ②意見交換 ③その他 であった。同会議に続いて開催される第1回総会での、執行部の議案説明や状況報告、議事の進行について、参会者が理解しやすく満足感を感じられるようにすることを顧問として提議し会議は締めくくられた。参加者は、正副理事長の5名と、渡辺(東京)、伴(大阪)、佐々木(青森)、岡野英(東京)、森友(大阪)、鈴木(名古屋)の6顧問、中山専務理事であった。

Img_6404 Img_6360 Img_6361 Img_6384 Img_6385 Img_6388 Img_6389 Img_8924 Img_8929 Img_8930 Img_8931 Img_8957 報告された日珠連の活動状況の内容は、
①上期の受験者数の推移について
②日珠連と日数協の共同研究について
③新規珠算指導者の養成
④後継者対策への取り組み
⑤小学校教員のそろばん指導力確保について
⑥珠算PR事業の推進
⑦十八代珠算名人位決定戦の開催
⑧その他
以上のとおりであった。

■顧問会に続いて開催された22年度第1回総会の協議事項は次の通りであった。
①役員・会員などの被表彰者について
②21年度事業報告について
③21年度収支決算について
④暗算段位検定試験の程度について
⑤22年度一般会計収支予算の補正について
⑥その他

■上記各協議事項の審議終了後、上記①の表彰が行われた。そのあと、各種の報告事項が次の順序でアナウンスされた。
①日数協との共同研究について
②22年度事業の中間報告について
③映画 武士の家計簿 について
④連盟会員、会員、互助会、生徒災害共済会の加入状況について
⑤その他

Img_6406 18~19年度は副理事長を、20~21年度は理事長を務め22年3月末に、任期満了で退任した森友 建(大阪)は、22年度から日珠連顧問を務めているが、本総会で表彰規則第1条により特別功労者表彰を受けた。今後は、直接に組織運営には参画しないが、側面からの支援を行って、日珠連のさらなる発展と躍進に協力を惜しまないつもりである。

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2010年9月21日 (火)

No.317 22年度役員、ブロック長 懇談会開催される at O.C.C.I.

640img_0573 640img_0574 640img_0575 640img_0576 640img_0577 640img_0578 9月11日、22年度役員+ブロック長懇談会が大阪商工会議所5階502号会議室で開催された。役員サイドは、森友会長以下25名、ブロック長は10名がそれぞれ参加した。今回のテーマは、「半年間の経過報告及び今後について」であった。

■たくさんの意見が出た中で今後の協会運営に生かしていきたい発言がいくつかあった。
①各種検定試験が実施されているが、全部ペーパー試験である。デジタル化が急速に進行しているので、検定試験のデジタル化(web 検定)を検討すべきである。
②統一したフォームで、各塾のHPを作成し協会のHPで公開したい。相互をリンクさせて有効に活用させたい。
③新しい塾看板を作成して斡旋したい。デザインの希望を聞かせてほしい。
④今年度の表彰式典では、生徒一人一人の表彰中に顔写真と一口コメントをプロジェクターで大写しにしたい。協力をお願いしたい。
⑤次年度の講習会では新しい形式の講座を設けたい。
⑥1号部の競技会を活性化させたい。
⑦各理事のブロック長会訪問を積極的に行うことで、事業展開をスムーズにしていきたい。
⑧健康管理のためにドック検診をもっと受検してほしい。
⑨会計ソフトの導入がしっかり軌道に乗り、事務局の業務軽減に役立ってきた。
⑩協会の事業仕訳を考えてみるべきではないか。
⑪ブロック制を推進しているが、池田・豊中については再検討が必要と考えている。
⑫サポートバンクの設置と運営を急ぎたい。システム細部の整備を早急に行ってほしい。
⑬複数塾の制度を早急に完備して、全塾の登録を実現させてほしい。
⑭レディーススタディ開催後のまとめを作成して、各ブロックに配布してほしい。
⑮ブロック単独でPR活動を行っているが、これらに対する本部のサポートは難しいか。
⑯備品台帳の整備を行い、決算時には明細を明記してほしい。
⑰事務局体制の強化を早期に実現させてほしい。

640img_0579 640img_0580 640img_0581 640img_0582 640img_0583 640img_0584 役員会とブロック長会はそれぞれが頻度の高い議論を積み重ねてきた。また、相互の意見交換や情報の交換も定期的に行っていて、昨今の協会運営はスムーズに行われている。しかし、年1回の懇談会を開催すれば、上記のように多くの意見や提案が出され、それらの中には貴重なヒントや施策につながる情報がたくさん含まれていることに気が付く。協会運営の近代化、事業の活性化、会員への還元の強化にもっと意を用いて、会員各位の会員であることの満足感を高めていく努力を強めなければならない。

■今回も、多岐にわたる助言や提言を受けて、協会経営の中長期展開にまで生かしていきたいと実感した、内容の濃いミーティングであった。
*写真は、情報企画担当理事内田先生が撮影したものを使用した。

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No.316 珠算指導チップス集編纂第1回委員会開催される at O.A.A.

640img_1239 640img_1240 640img_1250 9月20日、珠算指導チップス集の第1回編纂委員会が大阪珠算協会事務局で開催された。委員会の構成は、常務会で選考した10名+ブロックで選任された10名+編集責任者である金本先生が選抜した5名=合計25名の陣容である。2時から5時まで、編纂についての基礎的な部分を周知したのち具体的な中身の部分にまで議論はおよび、特に、項目については160ほどの提案があり、かなり全体像が鮮明になった。それぞれの中身の記述は次回委員会までの宿題として、各委員が準備を行うこととなった。

640img_1233 640img_1235 640img_1244 当該参考図書刊行については、5月に金本先生からコンセプトの形で提示を受けた。正副会長・常務会では、そのコンセプトの内容を諒として、7月10日の同会議に金本氏の出席を求めヒアリングを行い、続いて発刊の企画議案を作成し役員会で承認した。次に、ブロック長会で説明し了解を得た。8月21日の正副会長・常務会で再度金本氏を招き打ち合わせを行い、発刊までのロードマップを作成した。

640img_1245 640img_1249 640img_0230 本図書の刊行目的は、
①珠算人が最高レベルの指導を実現するための指導ハンドブック(教本)を作成し、指導者が抱く各種の疑問にクオリティーの高い回答を用意する。
②500年に及ぶ長い珠算指導の歴史の中で蓄積されてきたノウハウを収集し、整理選別を行い、データ化して冊子に記録、発刊することで後世に指導技術を伝達継承する。

■珠算が日本に導入されて以降今日まで、この種の参考図書は刊行されていない。大阪珠算協会の総力を挙げて、日本の珠算指導基準を明らかにし、併せて、指導技術の向上に役立つような内容の参考図書発刊につながればありがたい。なお、23年4月にVol.1を発刊することにしている。

■冒頭で、大珠協会長として森友から挨拶を行い、当該企画が成立するまでの経緯と発刊趣旨・目的を説明した。また、今後の作業推進のスケジュールも併せて案内し、委員全員の最大限の協力を求めた。本出版プロジェクトは、大珠協創立70周年の記念事業として位置付ける予定である。
*写真は情報企画担当理事内田氏の撮影したものを挿入した。

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2010年9月20日 (月)

No.315 22年度 珠算指導者講習会第2日目が開催される at O.C.C.I

Ca391419_2 Ca391417_2 Ca391418 9月20日、(社)大阪珠算協会主催珠算指導者講習会第2日目が大阪商工会議所地階大会議室で開催された。約180名の聴講者が参集した。第1講座は尼崎市立浦風・難波小学校 計算科講師 田村聡子先生が担当した。第2講座では、日本珠算連盟 松阪支部 磯田記子先生が講演した。

■第1講座のテーマは「そろばん指導で子供は変わる」、第2講座は「わたしのそろばん」~小学生から大学生まで~であった。

640img_0620 640img_0635 640img_0637_2 640img_0643 640img_0648 640img_0650 第1講座の田村先生は、武庫川女子大学文学部教育学科を卒業されたが、卒業論文のテーマは「江戸時代のそろばん」~塵劫記をとおして~であった。尼崎市の計算科講師には平成18年に着任し、現在5年目である。浦風小学校と難波小学校の2校で指導に当たっている。10年前から、ボーイスカウト(「Scouting for boys 」というタイトルの書物から世界に広がった青少年の健全育成を目的とした世界組織で、160ヵ国・地域の2800万人が所属している)の指導員を務め、奈良県下の分団副隊長を務めている。また、日珠連と日数協の共同研究に携わる日珠連サイドの研究員(草柳康子+田村聡子)でもある。

■講話の内容は、
Ⅰ なぜ、成績が算数のみならず、国語、社会、理科も伸びたのか?
①スタート時の状況~平成18年度~ ②指導したこと ③小学校ならでは! ④変化 ⑤子供たちの感想 ⑥教師の感想 
Ⅱ はたして、そろばん学習~計算科~から何が学べるのか?
①体感 ②達成感 ③緊張感 ④学ぶこと ⑤エピソード ⑥私の感想 ⑦今後の課題
という、組み立てであった。

640img_0678 640img_0685 640img_0680 4年半の指導体験に基づく様々な角度からの、子供たちの学校での実情、学校教育の内実、教師たちの教育に当たる使命感と覚悟のほど、日本の教育行政の現状などについて、実例に則った裏話がきわめてリアルな形で語られた。今までは、大いなる成果と今後の課題について報告されることが多かった。今回のような、現場での小さな悩みや迷い、些細な喜びや反省などについてのありのままの報告は、おそらく初めてのものではなかったか。そのために、講話の内容は、リアルである分新鮮度も高く、聞くものに爽やかな感動と勇気を与えるものであった。

■締めくくりの、今後の課題の一つに挙げられた、“目新しいものに対する一時的なブームは過ぎた。今後、継続的に高水準でみんなの興味、関心、学習効果を維持したい”・・・という彼女のつぶやきは、実施母体の教育行政サイドと現場で活動する教師全員が共有するべき大事な発言である。考えさせられることの多い、クオリティの高い講座であった。

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No.315 22nenndo

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2010年9月13日 (月)

No.314 大阪市議会議員団と教育懇談を実施 at Osaka City Council

Img 9月13日、大阪市会の7階会議室で、大阪市議会議員団と教育に関する懇談会を行い意見交換を行った。テーマは、「珠算指導強化と大阪府内小学生の基礎学力向上策」であった。7月30日に公表された第4回全国学力テスト(算数・国語・数学)結果によると、大阪府内の小学生(6年生)は34位、中学生(3年生)は45位であった。前回は小学生が33位で、中学生は45位であったので、今回のテストでは両者ともにほとんど順位には変化がないと考えてよい。

■大阪府内の子供たちの学力がここ数年低迷を続けていることに、教育にかかわるものとしては大きな不安を持つとともに、いかに順位を上げていくのかに注意と関心を持たざるを得ない。大阪府・大阪市ともに、学力の低迷については危機感を共有しながら、いくつかの対応策を講じてきているが、いまだ大幅な改善の兆しは見えてこないのが現状である。

■一方、珠算指導を強力に行うことで、子供たちに大きな変化が出ることが、各種の実験で明らかになってきた。長期間、珠算学習を行うことで子供たちの前頭前野の発達が促されることが明らかになってきた。前頭前野が活性化されると、情緒の安定がみられ、学習意欲も増進することがわかってきた。そのほか、集中力・耐久力・瞬発力・計算力・暗算力・記憶力なども向上するといわれている。

014 021 104 平成16年度からは尼崎市で「計算特区」が行われ、「計算科」を新設して珠算指導が積極的に行われてきた。現在では全市43小学校で一人当たり210時間の珠算指導が行われている。学年で約50時間の配当になる。7年目に入っているが、珠算指導効果のデータが集まり、子供たちの学力が向上してきたことが立証されている。算数科のみならず他教科の成績も向上していることが注目点である。珠算指導で学習意欲が向上したことの証左と言ってよい。

■これらの事例を参考にしながら、大阪府内においても、珠算指導を強化することの是非を一昨年から議会関係者との間で論議と意見交換を重ねてきた。今回は、大阪市内の小学生に珠算指導を強化することができれば、学力の向上が期待できるのではないかという観点から、意見の交換をした。
①学習指導要領にのっとった範囲では、3年生と4年生で合計7時間程度の配当指導時間である。この限られた時間内で指導を効果的に行うために、平成12年度から実施している学校支援活動をもっと拡大させる 
②大阪市内の限定したエリアで、尼崎方式を実験的に展開する
③小学校教師の珠算指導力を短時間で確保させる

Ca391384 Ca391386 Ca391387 上記3つの課題について意見の交換を行った。珠算界のエネルギーをフルに活用することで、大阪エリアの子供たちの学力向上に役立つことを前提としたいい議論ができた。短期間で解決できるとは思わないが、できることから手を付けて、子供たちの学力向上の実現をめざしたい。

■3月9日には、井上英孝市議会議員が、大阪市議会本会議の文教経済委員会で珠算指導の強化について質問を行い市教委からの回答を得たことはNO.282に記述したとおりである。今日の懇談会は、市議会サイドからは多賀谷俊史、床田正勝、加藤仁子、西川ひろじ、永井啓介、柳本 顕、川島広稔の各議員が参加した。珠算界からは森友 建、田中賢一の二名が参加した。

Ca391390 大阪市の教育行政にとっては、教育の現状を直視し、学力向上を目指して何ができるのかを検証することは重要な作業であり、珠算人サイドにとっても、自分たちの持つノウハウをボランティアで提供して、大阪市内の子供力を向上させることができるとすれば、地域行政のあるべき姿になるのではないかと考えている。純粋な議論ができたことで、満足感の残る会合であった。

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2010年9月12日 (日)

No.313 2010年上海万博・日中珠算文化交流団 帰国報告会開催される at Moriguchi-Kadoma C.C.I

Ca391400Ca391379 Ca391380 9月12日、守口門真商工会議所において、2010年上海万博・日中珠算文化交流団帰国報告会が開催された。全国各地から約50名が参加し、実りの大きかった今次中国訪問の経過と効果が詳細に報告された。

■大谷茂義先生が主宰する中国珠算教育問題研究会が企画した中国訪問団には、関西から19名、九州から6名、関東から4名の合計29名が参加した。7月25日から28日までの4日間、薫李鳳美健康学校(発達障害児専門教育校)、上海万博、南通市珠算博物館、友好親善競技会、上海科技館などを視察し、技術交流も行い、文化交流の役目をしっかりと果たして帰国した。

■大谷先生が中国語が堪能であることから、約30年前から中国各地の珠算教育界と連携を持たれ、情報の交換、珠算事情の相互理解、珠算指導法に関する意見交換、初等教育における珠算指導の取り扱いの比較などを行ってこられた。その間の事情は、ほぼ毎月刊行される中国珠算簡紹に詳しく報告されてきた。

Ca391381 Ca391382 Ca391396 中国での珠算教育の深度は、今日では日本のそれを大きくしのいでいると報じられているが、広く全国を網羅しての珠算指導の徹底か否かは必ずしも明確ではない。特に、中国の近代化が始まった数十年前からの珠算教育の整備については、さほど十分の情報があるわけではない。

■しかし、同研究会が長年にわたって蓄積してきた中国における珠算指導と珠算教育についての情報と知識は、今後広く世間に公開することで日中間の珠算に関する研究と相互の議論を深めていくことに役立ててもらいたい。トピックスを選んでのレポートの作成・公開や同研究会のHP作成が急がれる所以である。

Ca391399 Ca391401 Ca391397 現在、日本の珠算界がクリアしなければならない課題がいくつかあるが、これらの課題は中国においても同じく解決を急がれているはずである。相互の意見交換と共同しての課題研究はきっと両国の珠算教育強化に大きな効果を与えるはずである。本日の報告会は、参加者の珠算指導に注ぐ尋常ならざる熱意と情熱を感じさせる、新鮮度の高いミーティングであった。

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2010年9月11日 (土)

No.312 外国人講座のワッツニュー at O.C.C.I

Ca391377 Ca391373 Ca391374 9月11日、今日も「外国人のための珠算講座」が大阪珠算協会の事務局で開催され、6か国12名の外国人が参加した。講座への入門者は、85ヵ国からの967名に及ぶ。珠算に興味を覚える人たちは、最近の特徴として、理科系の研究者が多いことがあげられる。動機は、脳の活性化や、好奇心、日本文化を理解できるから…という理由が多い。地理的な関係から、大阪大学大学院生が多いことも特徴として挙げられる。

■9月5日に施行された、初級・中級検定試験には3名がチャレンジした。ブラジル人女性のMARINA ATSUMI OIKAWA(マリナ)さんは暗算3級に挑戦した。結果は、乗暗算130 除暗算145 見取暗算100 合計375点で合格。マリナさんは、奈良先端科学技術大学院大学の博士課程でコンピュータサイエンスを研究している研究者である。

Ca391375 Ca391391 Ca391393 マレーシア人のEMI ELIZA ELMIRA BINTI CHEIBRAHIM(エミ)さんは珠算5級を受験した。入門後初めての受験であったが、乗算90 除算100 見取算100 合計290点で合格した。エミさんは、理工系の大学で学んだあと、プラントの設計・見積もりを行うエンジニアであるが、珠算の練習で得た暗算力が仕事の処理上大いに役立っているようである。

■今日は2名の新規加入者があった。一人はシンガポール人で家庭の主婦。YAP YEN PING(葉)さんは今年の1月に来日し、ウエッブサイトで講座の存在を知り参加した。今一人は、シンガポール人のLO WAN NING(呂)さんで、大阪大学の修士課程の研究者である。2008年に来日し、1年間の研究生生活ののち、大学院生となり現在は2年生である。専門は、EPIGENETICS(後学遺伝学)でDNAの研究者である。

Ca391370 貝塚市にすむ岩田さんは、7月から講座に通い、外国人に珠算を指導するための指導法を学んでいる。9月20日にコソボ自治州(セルビア西部)に向けて出発の予定である。国連本部要員のリーガルオフィサーとして、同地域に赴任中のご息女の支援を得て、現地の子供たちに珠算の指導をおこなって、11月に帰国予定である。今回の訪問で、今後の展開を見極めることになる。

■珠算の学習が講座入門の最大のテーマではあるが、多国から来日して大学や研究所で研究生活を送る人たちや、その他さまざまな職業の人たちが学習者集団を形成していて、相互に情報交換を行い友好関係の構築をはかっているそのさまは、正に国際交流と国際理解を実践する最先端現場といえる。珠算学習が彼らの日本での研究や生活にいい影響を与えているのは間違いない。

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