No.310 珠算指導チップス集編纂企画の進捗状況 in Osaka
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5月に、珠算指導に関するチップス大全(珠算指導に関するあらゆる情報とノウハウを誰でも容易に手にすることができる珠算指導ハンドブック)の編纂について、金本和祐先生からコンセプトの提示と企画案の提言を頂戴した。その後、数次の意見交換と原案の練りこみを行って、6月開催正副会長・常務理事会で本件を議案として審議のうえ諒とし、7月開催の同会議に金本先生の参加を求め、第1回目のヒアリングを行った。
■ 素案の説明と議論を経て、珠算指導チップス集を編纂することで意見がまとまり、今後のタイムスケジュールを決めた。同会議後の理事会で本議案の詳細を説明し、全会の賛成で承認された。
■そのあと、7月開催のブロック長会で、同企画案の説明を行い、質疑ののち了承を得た。続いて、8月21日開催の正副会長・常務理事会に再度金本先生の参加を得て第2回目のヒアリングを行い、発刊までの手順、内容、編纂委員の選抜、体裁などについて意見を交わし、9月20日の第1回編纂委員会開催に向けて手続きを進めることになった。同日の理事会では、この間の経緯を審議し承認を得た。
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珠算指導チップス集発刊の趣旨と目的は、
①最高レベルの指導を実現するための教本を作成する
②500年に及ぶ珠算指導法の蓄積されたノウハウを収集し、整理選別ののちデータ化して冊子に記録・発刊することで、後世に珠算指導技術の伝承を行う。なお、HPに収録し、加除訂正の便宜を高める
・・・である。
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冊子Vol.1は23年4月の発刊を目指す。発刊された冊子は会員に無償で配布を行い、会員外の珠算人には有償頒布を考える。
■23年度には、(社)大阪珠算協会が創立70周年を迎えるが、本冊子の発刊を記念事業の中核と位置付け、全会員の英知を傾けて後世に伝え残す知的財産とすることを念頭に置いている。準備期間は短いが、大珠協ならではのクオリティチップス集に仕上げたい。
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