No.269 22年初の珠算事業運営協議会が開催された at O.C.C.I
■ 1月8日、珠算事業運営協議会が大珠協事務局で開催された。大商からは、吉田人材開発部部長、森松課長、鈴木担当官が出席した。大珠協サイドからは、森友・西・山田副会長、益田・志賀・西川・中村常務理事、西井局長が参加した。
■2月開催の第188回珠算能力検定試験の施行ならびに運営について協議と調整を行い、開催される試験の精度を高めることと、無事に施行を完結するための準備を行った。
■開催にあたり、会議所側の吉田部長の挨拶を受け、大珠協側からは森友副会長が22年の所信と見通しについて次のように挨拶した。
■ 2010年が幕を明けたが、本年は珠算指導の教育的評価が飛躍的に拡大する予感がする。その理由は次の3つである。
①2009年の軌跡を見てみると、PR事業の重層的展開が行いえた、新学習指導要領の重点項目の一つとして4年生でのそろばん指導が4月から始まった、尼崎市立43全小学校でのそろばん指導が4月から実現した、検定試験の受験者数が全国ベースで(6月・10月の1~3級)8%の前年同期比増加であった、受験者数の順調な推移のお陰で各地の団体・組織の財務内容が健全化してきた・・・ことなどが分かる。
②珠算学習の効用が世論の中で定着してきた。即ち、基礎学力の向上に効果がある、脳の開発・活性化に有効である、人間力・子供力が獲得できる・・・ことなどである。
③組織・団体の活動基準が明確になってきた。即ち、珠算教育普及・強化を行うことで日本の教育再生をサポートできる。そのことが社会貢献の実現につながる。
■ 以上の諸要件から本年の順調な珠算教育強化の進展が予感される。
同時に、大阪においては、珠算指導者集団として、2010年の珠算教育の到達点を次の2点にフォーカスして活動を行いたい。
①「品性ある日本人を作り出す」
②「地元にとどまらず、日本、世界に貢献する人材を生み出す」・・・の2点である。
■2010年の1年間を上記のような基本路線を明確に敷いて、協会の持てる力をフルに出し切り、期待通りの成果を挙げていきたいと願っている。
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