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2009年12月30日 (水)

No.264 第3回目予算編成会合開催される at Tokyo Forum

Photo 12月26日、日本珠算連盟予算編成作業を行う第3回目会合が東京フォーラムで行われた。参加者は、森友 建理事長、森田悦男財務担当副理事長、中山専務理事、高梨事務局員の4名であった。22年度事業計画と収支予算案の作成は、11月7日に第1回目会合を4部長を交えて行った。第2回目会合は12月12日に会計顧問、会計担当理事を交えて開催した。今回を入れて前後3回の会合でほぼ作業を終えて、1月の正副理事長会と総務会で審議を経て、3月の正副会並びに総務会で微調整を行い総会で審議の上承認を得る運びになる。

■2009年の軌跡は、PR事業の重層的な展開、新学習指導要領の重要事項先行実施を受けて4月から4年生でのそろばん指導の開始、尼崎市立43全小学校でのそろばん指導スタート、検定受験者数の順調な増加などという好材料が並んだ。

Img_0001 珠算学習の効用も、基礎学力の向上、脳の開発・活性化、子供力・人間力向上などに集約され、世論の中で定着した。それに伴って、連盟の活動基準も明らかになってきた。すなわち、珠算教育普及・強化を計ることで日本の教育再生をサポートし社会貢献を実現するという図式である。

■珠算教育の到達点(究極の目標)は、品性ある日本人を作り出すことと、地元にとどまらず、日本、世界に貢献する人材を生み出すことである。古くても善いものは踏襲し調和の道を探ることが大事であり、論語にいう温故知新を規範にしたい。

■事業と予算の骨格(理念)は、PR活動の積極的展開(今何故そろばんなのか?を説明)、再生産を目指す先行投資(主として研究活動)、構成会員への還元の3本柱である。攻撃型積極経営といってよい。

■研究分野では、有識者懇談会との共同作業で「そろばんを前提とした算数教育」の研究と、日数協との共同研究で「珠算式暗算のメカニズム解明」をテーマに作業を進める予定である。

■2010年は、珠算指導に関する教育的評価が一層大きくなることが予感されるので、連盟の持てる力を結集して大きな成果を目指して頑張りたい。

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