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2009年10月31日 (土)

No.251 ブラジル人大学院生3級検定試験に見事合格 in Osaka

304 10月25日に施行された日本商工会議所主催第187回珠算能力検定試験の3級を受験したブラジル人留学生のイシカワ・エリザベス・ジュンコさん(女性)が見事に合格した。彼女は3級に初挑戦で高得点(見100/乗95/除75=270点)をとり危なげなく一発合格を収めた。

305 エリザベスさんはブラジルのサンパウロ出身で、サンパウロ大学(University of Sao Paulo)(Letters・・Language and Literature)を卒業後2007年4月に国費留学生として来日し、旧大阪外国語大学で1年間の日本語研修を受けて、2008年4月から大阪大学大学院言語文化研究科で研究生活に入った。現在、同大学院修士課程の2年生で、第2外国語習得(Second Language Acquisition)をフィールドにして言語と教育(Languages and Education) を研究している。

308 (社)大阪珠算協会の外国人講座には、複数の同大学院生の受講生から勧められて2008.10.25に入門した。そろばんの練習を始めて丸1年目に珠算能力検定試験(10月25日施行)を受験し3級の栄冠を勝ち取ったことになる。入門の動機としては、日本文化の理解(Japanese Culture)、思考回路の高速化(quick thinking)、日本人社会に溶け込むこと(socialization)をあげている。

■箕面市在住で、毎週土曜日1時間半をかけて講座に通う。そろばんの練習以外にも、尺八の稽古にも精を出し、カポエイラ(ブラジルで行われる男性の舞踊でアフリカ起源の護身術・・日本の空手道に近い)(capoeira)の道場にも通っている。他には映画鑑賞、ハイキングや読書にも時間を費やす。

■将来は、そろばん指導と尺八教授も視野に入れていて、毎週の講座での練習には気合が入っている。今後の学問と両立したそろばん技術習得に大いに期待したい。

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2009年10月11日 (日)

No.250 2009社会人計算技能コンテスト開催される at ORC200 Atrium

Img Img_0001 Img_0002 10月10日、大阪市弁天町ORC200のアトリウムで“2009社会人計算技能コンテスト(第3回目)が開催された。13時開開会、16時終了、16時半から情報交換会と各賞の授与式を行って18時に閉会した。
冒頭に日本珠算連盟理事長 森友 建から主催者の挨拶を行い、続いて競技上の注意の後競技がスタートした。

■種目は、四則計算競技、伝票算競技、計算力・思考力競技、数独競技、読上算競技の5種目でチャンピオンシップを競った。番外でフラッシュ暗算競技がセットされていた。

300img_5090 300img_5117 300img_5119 300img_5131 300img_5135 300img_5136 今回が3回目の開催であったが、本大会の開催コンセプトは、珠算学習暦が長く高水準の珠算力を獲得した者が、社会人となったあと、その獲得し身につけた計算力とその他もろもろの能力(判断力・瞬発力・持久力・暗算力・集中力など)を、実務処理と実社会での活躍の中でどのように活かしているのか、可能な限りの追跡調査を行おうということから、新しい競技会のデザインが行われた。通常の競技会が、計算のスピードと計算処理量の多寡、そして計算の正確度を基準に設計されているのに対して、本競技会は、計算処理の手順の判断、電卓の部分活用、数計算処理のテクニック、問題処理に対する判断や推測、全体像の掌握などを総合して判定基準としている。当初のコンセプトを実現するための工夫である。

300img_5137 300img_5138 300img_5139 300img_5144 300img_5145 300img_5147 参加者の中には、医師・文部科学省や京都市役所の役人、大学・高校・小学校教員、銀行員、大企業勤務者、珠算塾経営者などバラエティに富んでいるが、概して高学歴である。本競技会の特性を物語っている。出身大学も、東大・京大・北海道大・阪大・大阪市立大・早稲田大学などとなっている。

■5種目総合得点で競うチャンピオンには、愛知県の山川貴子さん(愛知県立半田商業高校教諭)が、準チャンピオンには京都府出身の高田 聡さん(広島市民病院医師)が選ばれた。高田選手は、第1回大会ではチャンピオンに、第2回大会には準チャンピオンに選ばれている。

300img_5162 300img_5227 300img_5231 300img_5230 300img_5260 300img_5261 今回は、初めて公開広場(アトリウム)を会場にしての開催であった。出来るだけたくさんの一般人に参観してもらうことを願っての場所設定であったが、期待したほどの参観者はなく、今後に課題を残した。珠算の競技会そのものが、派手さがなく、専門家の目にはよく理解できる仕組みであるが、一般の人たちには何が進行していて、どこが見所なのか、いかに楽しむのかといった、エンターテイメントとしての焦点が定まりきれていないことが反省点である。部外の企画専門家にも参画してもらって、どのような内容とスタイルの競技会がふさわしいのか検討しながらのデザインが必要であると感じた。予定されている新しい競技会の設計には格段の配慮が求められる。
*写真は内田理事が撮影したものを掲載した。

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2009年10月 5日 (月)

No.249 近畿連合10人委員会開催される at O.A.A.

Img 10月5日、近畿珠算強化連合会(近畿連合)10人委員会が大阪珠算協会事務局で開催された。近畿一円の3団体から10人の代表が集まり、主としてPR活動の展開について方向性と企画案を決めるのが主たる責務である。決まった原案は近畿連合拡大委員会に提案し審議された後、総会で決定を見る仕組みである。年間数回の会合があり、総会で決まった施策の実施に伴う課題を検討している。連合のメンバーは、近畿二府四県の3団体加盟の約1300名である。

■今回の委員会出席者は、日珠連サイドから大阪の森友・西・山根 兵庫の藤本 全珠連サイドから桜井・山口 全珠学連サイドは岡田の8名が出席、会合陪席者は(株)新通 前田副部長の各氏であった。

036 主たる議案は21年下半期のPR活動であった。今年度のPR活動は、関西テレビ放送で15秒スポットを92本、「よーい ドン!」を中心にしてデイタイムの好時間帯に放映している。
次に、毎日放送ラジオで121本の20秒スポットを放送している。なお、「ありがとう浜村淳です」内の9時前後に、5日間連続のパブリシティを22年1月に予定。同1月3日には、天満宮での弾き初めを出前中継する。

■テレビとラジオに加えて、Gyaoを使って22年2月に、「いきいきそろばん」15秒×2種類を放送、画面横にバナーを掲載、バナーからリンクしたホームページを特設する。

■テレビの受信状態が悪いエリアのために、KBS京都ラジオで22年2月~3月に20秒スポット20本も放送する。

■今年度は、通常予算1000万円に加えて250万円の特別予算を組み、格安の提供枠の出現に即応するべく準備を整えている。

060 10年間の近畿エリアが一丸となって展開してきたマスメディアを使ったPR活動は全国に例がなく、その長期の蓄積効果が珠算学習者増加に大きな影響を与えている。全国的に珠算学習の見直しが行われているが、近畿エリアでの珠算教育強化の実績は際立ったものになっている。長年にわたる、今何故そろばんなのか・・を訴え続けている活動が大きく効果につながっていることは明らかである。

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