« No.239 第46回東西珠算懇談会 神戸で開催される その1 at Hotel Crown Plaza Kobe | トップページ | No.241 第63回全大阪オープン珠算選手権大会 その2 at O.C.C.I »

2009年8月31日 (月)

No.240 第63回全大阪オープン珠算選手権大会 at O.C.C.I

Img 8月30日、第63回全大阪オープン珠算選手権大会が大阪商工会議所において開催された。使用フロアは4階と決勝は7階の国際会議場であった。あわせて、平成21年度全大阪珠算選手権大会チャレンジャーズ・ステージも開催され、地階会議室と7階国際会議場を使用した。チャレンジャーズは昨年から開催されていて、大阪エリアの選手で日商2級合格し日本珠算連盟の段位検定試験で珠算か暗算のどちらかが5段以下が出場条件である。全大阪への中間ステップを設けて選手の裾野を広げていこうという狙いを持っている。

246 247 248 チャレンジャーズには小学生以下53名+中学生以上(中・高・大・一般)41名=94名の参加であった。全大阪には団体参加60名+個人参加77名=137名が参加した。両者合わせて231名の参加者数であった。

■チャレンジャーズ・ステージでは、小学校以下の部は今宮小学校5年生の一 長門君が845点で優勝、中学生以上の部は、清風南海中学校1年生告野 良君が780点で優勝した。種目別競技最高ポイント獲得富沢杯は一 長門選手が獲得した。

Img_0001 全大阪は、団体は早稲田大学(松田沙也香+堀内祥加+金子優希)が3570点で優勝、個人は新名哲也選手が1200点で優勝した。個人戦は満点が2名で、新名選手(大阪)と大関選手(北海道)の間で決勝が行われ、熾烈な戦いの末新名選手に栄冠が輝いた。両者共に38歳で選手としてはベテランに入るが、若い選手たちに強烈な刺激を与えるいい戦いであった。

■新名選手の戦いの後のコメントで、体力的にも精神的にも日本一を賭けての戦いをするには余りにも負担が重いという心境が吐露されていたが、今しばらくは現役で頑張り、若い人たちが自分のような年齢まで頑張れるということを実見して、何かを感じてもらえたら幸い・・・と、語っていたのが印象的であった。

249 250 252 種目別最優秀には土屋宏明選手がダントツで選ばれた。5つの種目別大会記録をクリアして、今も進化しつつあることを強く印象付けた。今回の大会は、午後の決勝大会の観覧席が満杯になり、会場には熱気が充満していたことが特筆される。また、上位に入賞する選手諸君の立ち居振る舞いが洗練されていて、礼儀正しい他者への接し方に大いに感動した。珠算の道を究めていくことで必然的に到達していく何か特別の世界を感じさせていた。珠算は道なのかもしれない。

■馬場担当常務理事の熱い情熱が同時進行での二つの大会実施を成功裏に終了させた。協会の先生方やOB有志の方々の献身的協力に感謝したい。

|

« No.239 第46回東西珠算懇談会 神戸で開催される その1 at Hotel Crown Plaza Kobe | トップページ | No.241 第63回全大阪オープン珠算選手権大会 その2 at O.C.C.I »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: No.240 第63回全大阪オープン珠算選手権大会 at O.C.C.I:

« No.239 第46回東西珠算懇談会 神戸で開催される その1 at Hotel Crown Plaza Kobe | トップページ | No.241 第63回全大阪オープン珠算選手権大会 その2 at O.C.C.I »