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2009年8月15日 (土)

No.238 日経新聞特集記事 「どっこいアナログ」8月7日夕刊 in Osaka

Img 8月7日付日本経済新聞夕刊第1面に、「どっこいアナログ」(上) で、“そろばん、思考力育てる” とタイトルした記事が掲載された。サブタイトルは、“パソコンは便利だけれど”である。いまや、デジタルが技術や生活の中心に位置して、過去の生活や仕事の姿かたちが大きく変化した。しかし、時代から取り残された感があるアナログもしっかり生き残りを果たしながら役割を演じている場面が存在している。3回にわたりアナログが頑張っている場面を取材しているのがこの記事である。

■第1回目の取材対象は、パナソニックの珠算部である。岡田監督以下コーチ選手を合わせて10名である。全国各地で開催されるメジャーな競技会には必ず出場してチャレンジする。7月末には、ビッグサイトで開催されたあんざんグランプリジャパン2009、8月8日の全日本珠算選手権大会、8月30日の全大阪オープン珠算選手権大会などにも挑戦を続ける。

■日本の企業体で珠算部を残す唯一の企業であり、岡田氏が束ねる経理部はパソコンとそろばんが等しく両用されている。創業者の、1商人たるの本分を忘れてはならない・・という遺志を堅持するためである。

Img_0001 珠算部員は各部門に所属しているが、岡田氏は「表計算ソフトなら一瞬でできるが、過程が見えない。暗算やそろばんはなぜこうした数字になったのか過程を検証できる」という。他の部員は「電卓やパソコンだけに頼らない習慣をつければ思考力が途切れなくなるようになる」と、そろばんを評価している。

■タイトルにあるように、パソコンはまさしく便利であるが、答えのみが必要である場合はそれで十分かもしれない。しかし、世の中の活動では、答えに至る過程に眼を向けなければならない局面や、その回答にいたるプロセスに目を向けなければならない事例が多くある。建築における設計から基礎作りを経て、本体の建築を積み重ねながら、部分部分を修正し、調整しながら完成に至るプロセスを見れば、パソコンによる計算とそろばんによる計算の特色と課題が明快に見えてくるのではないか。

■パソコンの利便性と同時に特性をしっかり理解した上で利用することが大事であり、同時に、パソコンをコントロールできるだけの数感覚と計算力を持ちあわせることが要求される。機械に対する基礎知識も合わせて身につけておくことも大事である。要は、デジタル社会でアナログの果たしうる役割をよく認識した上で、良質なバランスを保つことが欠かせない時代であることを訴える好記事である。

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