No.227 21年度近畿珠算団体連合会総会が開催される in Wakayama
■ 6月14日、平成21年度近畿珠算団体連合会の総会が和歌山商工会議所で開催された。近畿2府4県の珠算団体幹部133名が参集した。午前10時半から会計監査、11時から役員会・総務委員会が開催され、12時45分から総会が開かれた。14時からは研修会(講演)、15時45分から懇親会が行われ17時散会した。
■1585年に豊臣秀吉が和歌山エリアを平定し、実弟の秀長に築城を命じ、縄張りは藤堂高虎が担当して、虎伏山山上に天主を構える壮大な和歌山城が完成。徳川時代は御三家の一つとして55万5千石を領して幕末まで繁栄を見た。昭和20年7月に天守閣他の建物が戦火で消失したが、後に天守閣は再建され、現在も焼失前の姿を再建するために努力が続けられている。
■ 総会の主要議案は、20年度事業報告と収支決算の承認、21年度事業計画と収支予算案の承認のそれぞれを求める件であったが、全員の賛意を得て承認をみた。
■議案審議のあと、二名の参加者から意見・要望が出た。主なポイントは、①日本珠算連盟の事務局体制の強化をどのように実現するのか ②事務局長を専務理事が務めていることの是非 ③伝票算検定試験の創設を行い、伝票算文化の継承と桁違いの計算能力の確保を目指すべし・・・などであった。
■ 近畿エリアでは他の2団体と連携を保ち、近畿連合の名のもとにPR活動を10年間展開してきた。今回の近畿珠算団体連合会は日本珠算連盟の加盟団体が結束した団体であるが、それらのいずれもが活発に事業活動を継続して行い、珠算教育強化の実績を挙げ続けてきた。それゆえに、珠算教育を強化するための真剣な要望や意見・提案が常に噴出してくる。このことが近畿エリアの検定受験者増加を支えているのかも知れない。
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