No.222 大阪珠算協会運営協議会開催される at O.A.A.
■ 5月29日、大珠協事務局で、大阪商工会議所吉田人材開発部長+森松同検定担当課長+鈴木検定担当者と大珠協常務会メンバー+局長で構成される珠算事業運営協議会が開催された。
■森友大珠協副会長が情勢報告を行い、続いて議事を進行した。今回(第186回)の1・2・3級検定試験受験者は1級568名+2級905名+3級1218名で、合計2691名であった。前年同月期と比較すると、1級が16.1%、2級が14.4%、3級は5%の増加率であり、合計受験者数の比較では10.3%の伸びを示している。
■ 平成17年度から前年対比で上昇を始めたが、17年度は3.1%➠18年度は6.8%➠19年度は7.1%➠20年度は7.7%の増加率であった。21年度に入っても上昇傾向は止まらずに、比率を伸ばしている。3級の伸び率が他の救よりも低い数字であることはやや不満が残るところであるが、今年度の受験者数推移を予想させるには十分である。
■今回の議案の中では、①試験・審査委員の絶対数が不足気味であること ②審査委員一人当たりの審査答案数が多くなりすぎている点を委員数増強で改善させること ③各級の得点再調査数を増やして試験の精度を高めること などについての解決策を講じた。
■なお、今後の試験会場(3会場)の借用が難しくなることを踏まえて、分散受験の是非を論じる機会の構築を検討した。この問題は、全国的な懸案事項になりつつあり、全国レベルで真剣にその是非を論じることが急がれる。
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