No.217 21年度第1回正副理事長会・総務会開催される in Tokyo
■ 平成21年度第1回目の正副理事長会と総務会が東京で開催された。午前10時40分に開会し、4時10分に閉会した。議案は別添のようなラインアップであったが、主なものを記載しておきたい。
■①かねてからの懸案事項であった予算審議のための隔年3月開催の代表理事会を総会に格上げ出来ないかという問題。各都道府県単位でアンケートを実施して各地の要望・意向を聴取した上で結論を出すこととした ②第2次日本珠算連盟そろばん有識者懇談会の委員構成がほぼまとまったが、人選にいま少しバラエティを付けた上で、6月から7月に第1回目の総会をセットすることとした ③専務理事の諮問機関としてのアバカスクラブメンバーと専務理事の懇談を受けて、一層その活動を活性化することとした。IT関連事項や指導者研修の分野でメンバーが日本珠算連盟の活動に貢献することを目指す ④本年度の各ブロック別懇談会の開催日程と正副理事長の参加割り振りが決まった ⑤正副理事長会と総務会の議案提出についてのシステムを新たに確認した。各部長・委員長から担当副理事長を経由して事務局に議案の提案を事前に行うこととした ⑥事務局移転に関する課題の検討を林ブロック代表主席理事をキャップとして行うこととした(年度末までに結論を目指す) ⑦23年度から開催予定の新しい競技大会について素案の検討を行った。何回かの審議を経て成案を目指すこととした ⑧5月10日に東京で行った全国連合代表者会議の内容について報告を行った
■ なお、8月に中国で開催予定の第3回世界珠算暗算技術競技会に派遣する選手とコーチは、松田選手+益田先生に決めた。
■ 8月23日~24日に神戸のクラウンプラザ神戸で開催予定の東西珠算懇談会については「日本珠算」に開催要項を掲載して、広く参加を呼びかけることの了解をした。新学習指導要領で3年生と4年生のそろばん複数学年指導が決まり、本年から先行実施が行われることになったが、その実効性をいかに高めるかに焦点を合わせてシンポジュームを企画している。テーマは、「小学校教育の中でのそろばん指導」~どのように強化を実現するか~であるが、各地幹部の先生方が参加されて議論に加わってもらいたい。
■5月11日に中西正人大阪府教育長と懇談の機会を得たし、5月12日の日本珠算連盟の総務会後、帰阪の新幹線で偶然塩谷文部科学大臣と車両をともにし暫時会話をしたが、両者ともにそろばん学習が基礎教育の中でも基礎・基本として極めて重要であることを強調しておられた。
■ 両氏に対しては、大阪府においてそろばん教育を学力向上に役立てるために、珠算界あげて教育界に協力する決意を改めて伝えておいたが、大阪の教育再生には大いなる期待と関心を持っている旨の発言があった。珠算教育強化の勇気と決意を新たにする両氏との出会いであった。
★写真は、事務局高梨・原田氏の撮影したものです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント