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2009年5月31日 (日)

No.224 上海珠算心算5月号に『珠算教育界の周辺』が翻訳転載される in China

Img 5月30日に開催された大珠協総会の席で、大谷茂義先生から上海市珠算心算協会とその他2団体で発行している『上海珠算心算』の第219期(2009年5月)コピーを拝受した。

■ブログNo.215で、中国珠算心算協会会刊『珠算与珠心算』第40期(2009.1)の15~16ページに、森友(日本珠算連盟 理事長)執筆の論考『珠算教育界の周辺』が中国語に翻訳されて掲載されたことを紹介した。

Img_0003 今回、同じ内容の同論考翻訳文が、上海市珠算心算協会と上海にある他の2団体と共同で発刊している『上海珠算心算』の第219期(2009年5月)38~39ページに掲載された。56ページのフルカラーの学術雑誌である。

■論考『珠算教育界の周辺』は、2008.12.25発行の日本数学協会編集『数学文化』(Journal of Mathematical Culture)第11巻頭言(001~002ページ)として執筆し掲載されたものである。内容は、珠算界の現状認識、珠算指導の理念、日本数学協会との協調、まとめ から構成されている。

Img_0002 まとめの中で、珠算教育界が目指す方向として、文部科学省の珠算理解度を一層向上させること、学校サイドとの連携を強化すること、珠算の学術的研究を推進させることの三つを上げた。具体的には、子供力を向上させて基礎力を再構築し、彼らの規律を確立し、耐力・持久力・集中力を強化させるとともに、強力な暗算力を確保させることであろう とした。

■今回、中国全土をカバーする『珠算与珠心算』と、巨大都市上海市で刊行されている『上海珠算心算』に、この論考が前後して掲載されたことは、今後の日中間で珠算教育に関する共同研究を推進していく上でも効果が期待される。

Img_0001 珠算技術・文化を伝承してくれた中国と、その計算技術と文化を進化させ発展させてきた日本が、これからの珠算教育の内容や展開のあり方について協議することは重要なことである。同時に、なぜ今珠算教育が必要なのか、その理由は何なのか についても共同して研究を進め、自国の初等教育の質向上に役立てることを共に考えるべき時である。このような時期に、この論考が翻訳されて二誌に転載されたことの意義は小さくない。

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2009年5月30日 (土)

No.223 大阪珠算協会21年度総会開催される at O.C.C.I

303 304 305 5月30日午後2時から、大珠協21年度通常総会が開催された。主たる審議事項は20年度事業報告と収支決算案の承認であった。冒頭に、森友副会長から現況報告➠最新の情報➠20年度末時点の協会財政の現況➠総括と言う構成で、審議に先立ち協会の活動状況と財政内容についてのスピーチを行った。続いて、2月11日にご逝去された田村顧問の生前の功績をたたえる感謝状の贈呈を行った。ご令室とご子息が出席されて、森友副会長から感謝状を朗読の上、記念品を添えて授与した。

■17年度から検定試験受験者数が増加に転じて、3.1%➠6.8%➠7.1%➠7.7%と年間増加率を伸ばしてきた。21年度最初の6月検定の申込者数は前年同期比10.3%の伸び率であった。受験者数の堅調な趨勢は事業収入の確保につながり、期中純益の増加を実現した。このことが財政の健全化をもたらすことになった。

306 307 308 質疑の内容では、①近畿連合のPRを展開しているが、その評価について ②協会独自のPRを企画しているが、成案が出来次第周知徹底して欲しい ③外国人講座が盛況であるが、講座で指導に当たる先生方に対する手当てを十分に行えるように配慮すべきである ④優良生徒表彰式典が先日好評裡に終了したが、次年度は参加塾数をもっと増やすように努力を望みたい ⑤生徒募集のポスターの発行を今年度も行ってもらいたい ⑥局長はじめ職員の待遇には配慮を加え事務効率の向上を図ってほしい ⑦役員諸氏は自己犠牲のもとで協会業務の遂行に当たっているが、次年度からは報酬の交付を検討してもらいたい 

309 310 311 なお、協会の会計処理と財務管理については、昨年からPC会計に切り替えを終えて、現在完全に軌道に乗り、経理処理の機械化が完成している。また、会計処理については公益法人の新会計基準にのっとって作業を行っている。決算報告書は財産目録、貸借対照表、正味財産増減計算書、収支計算書、収支予算書をセットにして作成している。

■決算説明会、決算総会において配布する資料も今年度から内容を改めて、正味財産増減計算書、収支計算書、貸借対照表、財産目録、プリント関係損益計算書、会員異動状況を綴り込んで内容の把握が容易に行えるように配慮を加えた。

■当日は、桑野顧問税理士が出席して、挨拶を行い、総会に参加して質問の回答にも当たった。協会が時流に上手く乗り前進を続けている中での総会であったが、現在の協会が置かれている座標位置や目指す方向などを、参加の先生方に正しく理解してもらえたと実感している。充実感の残るいい内容の総会であった。

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No.222 大阪珠算協会運営協議会開催される at O.A.A.

Img 5月29日、大珠協事務局で、大阪商工会議所吉田人材開発部長+森松同検定担当課長+鈴木検定担当者と大珠協常務会メンバー+局長で構成される珠算事業運営協議会が開催された。

■森友大珠協副会長が情勢報告を行い、続いて議事を進行した。今回(第186回)の1・2・3級検定試験受験者は1級568名+2級905名+3級1218名で、合計2691名であった。前年同月期と比較すると、1級が16.1%、2級が14.4%、3級は5%の増加率であり、合計受験者数の比較では10.3%の伸びを示している。

297 298 299 300 302 188 平成17年度から前年対比で上昇を始めたが、17年度は3.1%➠18年度は6.8%➠19年度は7.1%➠20年度は7.7%の増加率であった。21年度に入っても上昇傾向は止まらずに、比率を伸ばしている。3級の伸び率が他の救よりも低い数字であることはやや不満が残るところであるが、今年度の受験者数推移を予想させるには十分である。

■今回の議案の中では、①試験・審査委員の絶対数が不足気味であること ②審査委員一人当たりの審査答案数が多くなりすぎている点を委員数増強で改善させること ③各級の得点再調査数を増やして試験の精度を高めること などについての解決策を講じた。

■なお、今後の試験会場(3会場)の借用が難しくなることを踏まえて、分散受験の是非を論じる機会の構築を検討した。この問題は、全国的な懸案事項になりつつあり、全国レベルで真剣にその是非を論じることが急がれる。

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2009年5月18日 (月)

No221近畿連合21年度総会開催される at Bay Tower Hotel Osaka

293 289 290 5月17日3時から、弁天町ベイタワーホテル大阪22階「白雲」で近畿連合21年度総会が行われた。近畿エリア全域の3団体から162名の幹部が参集し、20年度事業報告+収支決算報告と21年度事業計画+収支予算案の審議を行い、提案事項はすべて承認された。

■続いて4時から特別講演が行われた。講師は大阪府教育委員会市町村教育室小中学校課 主任指導主事 松元利男先生。茨木市教育委員会で3年間、大阪府教育委員会で6年目の教育行政のプロである。大学時代は体育会少林寺拳法部の主将を務め、同部OB会会長も務めた武人でもある。

291 292 293_2 「大阪府下における教育再生の取り組み」~公立学校の教育への信頼の確立に向けて~というテーマで50分間お話をいただいた。今、大阪府では、学校教育のあるべき姿は? 指導の効果的な行い方は? 家庭、社会、学校でのそれぞれの役割分担は? 水準を下回る平均学力を底上げして全国平均を超えさせるための方策は? などなどの課題が山積している。

■お話をお聴きして、松元先生は、このような大阪府の現況を真正面から見据えて、打てる手はすべて打つ、やれることはすべて行い、正に身を挺して学校教育再生に取り組んでおられることが良く理解できた。「死中に生を求める」覚悟が伝わってくる話の内容であった。

294 296 295 大阪府の学力などの実態、大阪府の学力を支える生活の課題、8つの項目からなる大阪府の学力向上方策、授業の在り方などについての熱い講話であった。大阪府の教育再生にかける意欲と熱意、そして目的達成に向けた覚悟が伝わる印象的な講演となった。締めくくりに使われた柳生石舟斉が残した柳生家家訓も多くの人の心に残ったはず・・。

■講演のあと20分間の質疑が交わさたが、珠算教育に情熱を注ぐ指導者集団と府県の教育を司る教育行政の専門家との、望ましいコラボレーションが実現できた爽やか度の濃いイベントであった。

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No.220 盛り上がった近畿ブロック会員懇談会 at O.C.C.I & Bay Tower Hotel

278 279 280 281 282 283 5月17日、大阪商工会議所で日本珠算連盟大阪府連会議が10時から開催された。続いて、12時から同連盟近畿ブロック会議と近団連幹部会が合同会合として開催された。3時からは弁天町のベイタワーホテル22階「白雲」に会場を移して、近畿エリアの3団体が合同して組織している近畿連合の21年度総会が行われた。

■大阪府連会合には16名が参加、近畿ブロック会議には30名が参加した。なお、近畿連合総会には、全珠連44名+全珠学連16名+日珠連96名+賛助会員6名の計166名が出席した。
12時からの各種会合は近畿ブロック会員懇談会としての位置づけをしての開催であった。

284 285 286 21年度の各地ブロック会員懇談会のトップを切って開催された近畿ブロック会員懇談会の上記合同会議では、きわめて活発で建設的な議論が交わされ、数多くの具体的な指摘事項が意見や提言の形で発言された。近畿エリアで断続的に行われている各種の会議・会合で練られた内容の発言であるだけに、その内容の説得力と発言者の熱意には敬意を表すべきものがあった。本部からは、日本珠算連盟森友 建理事長と中山 洋専務理事が出席し対応に当たった。

■発言の主なものを次に列記しておく。
①珠算教育強化の実現にはメディアを使った長期のPR展開が必要かつ有効であることは近畿連合の各地現状を見れば明白である。この近畿エリアでの10年間のPR継続実施を参考にして、日珠連でももっと積極的なPR展開を行ってもらいたい
②昨年度に引き続いて本年度も年間3500万円を投じてのPR事業を行っているが、次年度はもっと増額してPR展開に意を用いて欲しい。再生産を呼ぶ先行投資であり、何よりの会員への還元となる
③検定試験に関するアンケートが行われ結果が出ているが、30分一括計時から3種目分割計時の実施、段位検定の珠算種目と暗算種目の分離試験実施の両者は早急に検討して決断を望みたい

Img ④伝票算種目の検定試験復活が望まれるし、合わせて伝票算単独での試験実施も検討願いたい。伝票算の社会的な必要性の大きさに意を用るべきである
⑤アバカスクラブの活動モデルとして、加盟各塾単位でのHP作成を容易にするための統一フォーマット作成を検討してもらいたい
⑥有識者懇談会の研究で見取算演算中の脳波測定と検証が行われたが、伝票算の同様の実験検証を実施するべきである
⑦第1次有識者懇談会の研究内容詳細を収めた冊子の配布を急いでもらいたい
⑧日数協との珠算教育に資する共同研究を是非行ってもらいたい
⑨「日本珠算」に掲載の“そろばんで凄い人”の原稿には原稿料の支給が必要と考えるので配慮を求めたい
⑩日珠連の事務局移転を急ぐべきと考える。事務効率や費用効率向上の観点からも緊急性の高い課題である

■⑪3月の代表理事会に向けて発した質問状に対する文書での回答が未着である。至急回答の発信を求めたい
⑫日商と日珠連の関係はいかなる性質のものか、構成員に理解できる回答を求めたい
⑬21年度のPR予算残額900万円はぜひともTVCMにまわしてもらいたい
⑭HPの更新が殆ど行われていない。リニューアルを本気で行ってもらいたい。情報伝達と珠算教育に関するPR媒体である観点から重点項目とすべきである
⑮ブロック別会員懇談会は本当に必要なのか。また、毎年実施されているがどのような効果が上がっているのか

■今まで、いくつかの懇談会を巡回参加してきたが、珠算教育強化の実現と日珠連の更なる発展を願っての、これほど熱気を帯び真剣な発言を時間いっぱい聞くことが出来、良質の提案やアイディアを収穫として得られたことに驚くとともに感謝している。

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2009年5月14日 (木)

No.219 近畿連合実行委員会(10人会)開催される in Amagasaki

Img Img_0002 5月5日、尼崎市内藤本先生(近団連理事長)宅で近畿連合実行委員会(10人会)が開催され、翌6日に開催される近畿連合拡大委員会での議案整理を行った。同近畿連合拡大委員会で審議を行った議案は17日に開催される近畿連合総会で審議され承認を受ける運びとなる。

Img_0004 この日の議案は、①近畿連合の20年度事業報告と収支決算について ②21年度事業計画と収支予算の両案について ③21年度のPR事業概要について ④近畿連合総会における研修企画案についてであった。

■21年度近畿連合の収入は、構成員1250名からの醵金1250万円と構成団体からの会費収入で1476万円となる。支出は、TVCM+ラジオCM+GYAO(インターネット広告)などの1065万円が中心となる。

Img_0003 TVCMは関西テレビ放送(8チャンネル)で15秒CMを92本放映する。ラジオはMBS毎日放送(1179)で20秒CM110本を中心として展開する。GYAOでは、22年2月に30秒CMを月間を通じて放映する。昨年同様、KBSラジオ京都で20秒CMを15本放送して、電波状況の悪いエリアをカバーする。

266 267 268 総会での研修企画は、大阪府教育委員会 主任指導主事 主査 松元利男先生を講師として招き、「大阪府下における教育再生の取り組み」をテーマに講演、後半は質疑応答を行う。今年度の総会は、近畿各地各団体から160数名が参加し、21年度の珠算教育強化のあり方を議論し確認する。会場は弁天町の大阪ベイタワーホテル22階「白雲」である。

269 270 271 272 273 274 実行委員会開会に先立ち、尼崎市内の「寺町」を巡回参観した。1617年に大津から入部した戸田氏鉄が築城の命を受け、43000坪の城域を持つ尼崎城を築き、続いて散在していた寺院を天主の西側に集めて整備したエリアが寺町として残された。3.9ヘクタールの地域に11カ寺が軒を連ねる様は全国でも極めて珍しい。阪神尼崎駅南西に連なるエリアは城下町を髣髴させる歴史空間であり、近畿エリアの必見スポットと言える。

275 276 277 人口50万人程度の地方都市が、全国に誇る規模の寺町をよく保存し、整備しえている状況と、尼崎市立全43小学校で算数科の学力向上を目的にそろばん指導を本格的に導入している教育行政の英断は源を同じくする、尼崎市行政の叡智と歴史観を良くあらわしている。

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2009年5月13日 (水)

No.218 21年度第1回全国連合代表者会議開催される in Tokyo

Photo Photo_2 東京国際フォーラムで全国連合代表者会議が開催された。1時にスタートし4時20分に終了した。長年の珠算教育強化運動が一定の成果を得て、新学習指導要領のなかで3・4年生複数学年そろばん指導が決定され、理数教育重視の観点から本年から先行実施する項目にもそろばんが組み込まれた。

Img_0005 Img_0006 ①前年度事業報告・決算報告を終え、新年度の予算案・事業計画案が了承された ②第3回世界珠算暗算技術競技大会への参加についての協議を行った。各団体から1名の選手と1名のコーチを派遣 ③「たのしいそろばん」の全面改訂にあわせて、作業委員会で行っていた動画教材(CD)の製作が一段落したので、体裁や製作数、配布方法、使用についての留意点などについて意見交換の後決着を見た ④学校支援珠算指導活動の実施校数並びに「たのしいそろばん」配布数が明らかにされた ⑤連合ニュースの発行は今回は見送ることにした ⑥連合主催の統一競技会開催に関する議論は次回(11月開催)に継続扱いとした。

Photo_3 Photo_4 新学習指導要領の先行実施部分についての教材は、過日明らかにされたように各学年ごとに「補助教材」が文部科学省の手で作成されている。理科と算数・数学がその内容であり4年生がページ数が一番多い。そろばんについては53・54ページの2ページ分の記述である。授業配当では2時間分となる。3年生では4時間、4年生では2時間の配当となり合計では6時間の指導である。ただ、6社から出版される教科書のどの部分でそろばん指導が挿入されるのかについては教科書によってまちまちであり未だ定かな情報はない。
★写真は小原先生が撮影されたものです。

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No.217 21年度第1回正副理事長会・総務会開催される in Tokyo

Img Img_0001 平成21年度第1回目の正副理事長会と総務会が東京で開催された。午前10時40分に開会し、4時10分に閉会した。議案は別添のようなラインアップであったが、主なものを記載しておきたい。

■①かねてからの懸案事項であった予算審議のための隔年3月開催の代表理事会を総会に格上げ出来ないかという問題。各都道府県単位でアンケートを実施して各地の要望・意向を聴取した上で結論を出すこととした ②第2次日本珠算連盟そろばん有識者懇談会の委員構成がほぼまとまったが、人選にいま少しバラエティを付けた上で、6月から7月に第1回目の総会をセットすることとした ③専務理事の諮問機関としてのアバカスクラブメンバーと専務理事の懇談を受けて、一層その活動を活性化することとした。IT関連事項や指導者研修の分野でメンバーが日本珠算連盟の活動に貢献することを目指す ④本年度の各ブロック別懇談会の開催日程と正副理事長の参加割り振りが決まった ⑤正副理事長会と総務会の議案提出についてのシステムを新たに確認した。各部長・委員長から担当副理事長を経由して事務局に議案の提案を事前に行うこととした ⑥事務局移転に関する課題の検討を林ブロック代表主席理事をキャップとして行うこととした(年度末までに結論を目指す) ⑦23年度から開催予定の新しい競技大会について素案の検討を行った。何回かの審議を経て成案を目指すこととした ⑧5月10日に東京で行った全国連合代表者会議の内容について報告を行った

A B C D E F なお、8月に中国で開催予定の第3回世界珠算暗算技術競技会に派遣する選手とコーチは、松田選手+益田先生に決めた。

Img_0002 8月23日~24日に神戸のクラウンプラザ神戸で開催予定の東西珠算懇談会については「日本珠算」に開催要項を掲載して、広く参加を呼びかけることの了解をした。新学習指導要領で3年生と4年生のそろばん複数学年指導が決まり、本年から先行実施が行われることになったが、その実効性をいかに高めるかに焦点を合わせてシンポジュームを企画している。テーマは、「小学校教育の中でのそろばん指導」~どのように強化を実現するか~であるが、各地幹部の先生方が参加されて議論に加わってもらいたい。

■5月11日に中西正人大阪府教育長と懇談の機会を得たし、5月12日の日本珠算連盟の総務会後、帰阪の新幹線で偶然塩谷文部科学大臣と車両をともにし暫時会話をしたが、両者ともにそろばん学習が基礎教育の中でも基礎・基本として極めて重要であることを強調しておられた。

G H I 両氏に対しては、大阪府においてそろばん教育を学力向上に役立てるために、珠算界あげて教育界に協力する決意を改めて伝えておいたが、大阪の教育再生には大いなる期待と関心を持っている旨の発言があった。珠算教育強化の勇気と決意を新たにする両氏との出会いであった。
★写真は、事務局高梨・原田氏の撮影したものです。

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2009年5月 2日 (土)

No.216 水都大阪の新しい風物詩 大阪川床 along Tosabori river

Img Img_0001 新しい学習指導要領が告示されて、小学校では平成23年度から全面実施となる。理数教育重視の観点から、そろばんの指導については3年生に加えて4年生でもカリキュラムに加えられ、21年度からの先行実施が決まった。江戸初期からの日本人作りに大きく貢献してきたそろばん教育を、単なる伝統文化としてではなく、子供たちの基礎学力構築になくてはならない学習として評価が高まっている。

■関西が誇る伝統文化の一つに川床がある。川床といえば、京都の鴨川納涼床が有名であり、江戸時代から夏の風物詩として町衆文化の一角を担ってきた。18世紀中頃に来京した本居宣長が京都の残暑を「いとしのぎがたし」と日記に書き残しているように、三方を山に囲まれた盆地の京都の暑さを上手く凌ぐ方法として、川床は自然発生的に庶民に愛されてきた。

254 255 256 257 258 259 今では、2条大橋から5条大橋までの間に、90軒あまりの川床が並んでいる。5月1日から9月30日までの間、鴨川沿いの観光名所となる。

■大阪でも、5月1日から土佐堀川左岸の難波橋を挟んだ東西に3軒の大阪川床が店開きした。7月25日までの期間限定の社会実験第2弾で、「北浜テラス」と銘打つ昨年10月に引き続いてのトライヤルである。各方面の反響を見て、水都大阪の常設イベントにするか否かが決められる。

260 261 262 263 264 265 対岸には中之島中央公会堂や東洋陶磁美術館、中之島図書館などが見え、水都大阪の目抜きの場所である。現在は、十六夜北浜店、てる坊、レストランOUIの3軒の参加であるが、今後参加店舗の数は増えていきそうである。今、アクアライナーが川面を東西に遊覧航行しているが、近々には長堀川を南航して道頓堀につなぐ企画があり、水運を観光資源に生かしていく日が早まる機運を感じた。江戸初期に作られた水運の利を、自然回帰を果たしながらの大阪活性化にリンクさせることは、大阪行政の知恵でもあり責任でもある

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