No.209 第14回代表理事会開催される in Tokyo
■ 3月28日、東京国際フォーラムで、日珠連正副理事長会と第14回代表理事会が開催された。主たる審議事項は、①平成21年度事業計画案 ②平成21年度収支予算案 ③定款の一部変更 ④暗算能力コンピュータ検定試験の名称変更(フラッシュ暗算検定試験) ⑤第2次日本珠算連盟有識者懇談会の活動 などであった。
■報告事項は、①21年度のPR活動 ②第1期日本珠算連盟そろばん有識者懇談会の活動 ③平成20年度事業中間報告 ④平成20年度事業の各部会・委員会からの報告 であった。
■ 提案した各審議議案は承認され、平成21年度の事業活動は事実上のスタートを切った。
議事途中で、ミニ講演が行われた。講師は、株式会社フォーウインズ社長 藤岡氏であった。
また、中盤から日本商工会議所常務理事宮城氏が参加されて、挨拶を頂戴した。日本国の21年度予算が成立した直後であることから、景気刺激策についての日商と麻生総理の懇談内容について触れていただいた。30兆円に及ぶ緊急財政出動を補正予算で実現できるか否かが話の焦点であった。翌朝のNHK政治討論(各党幹事長)でも、この話題が論点になっていた。
■ 森友理事長から、21年度事業計画案について特色の説明を行った。まず、①事業運営の基本姿勢を明らかにした。内部蓄積(収益)からの先行投資・再生産・還元への支出に力点をおく・・PR事業の積極的展開+HP強化+会費の一部補填+教員研修補助金交付+アバカスクラブの活動支援+日数協の支援+第2次有識者懇談会の活動・・などに力点をおくことで、積極運営・経営を目指しながら業績向上に焦点を合わせる。
■ 続いて、②基本戦術の骨格を明らかにした。
21年度珠算教育強化の図式=学校支援珠算指導活動の強化+教師の珠算指導力の確保+珠算指導者の養成(後継者対策)+珠算学習者の増加対策強化(PR活動)+学術研究の推進(有識者懇談会+日本数学協会)+広報活動の効率化(HP+アバカスクラブ)
■ 珠算教育強化の環境整備が整ったいま、中長期的な展望として仕掛け作りをしっかりと行うことが肝要である。即ち、PR+再生産のための先行投資+連盟会員への還元などに軸足を移して、縮み思考を回避し、発想の転換を行いながら、果敢な組織運営を目指していくことになる。充実した内容の代表理事会であった。
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