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2009年2月17日 (火)

No.201 塩谷文部科学大臣との座談会開催される at Toranomon

■2月16日5時から文部科学省大臣室で、塩谷 立文部科学大臣と珠算3団体の代表者との座談会が開催された。座談会出席者は、塩谷 立 文部科学大臣+梶川真秀 全国珠算教育連盟理事長+吉田松雄 全国珠算学校連盟会長+森友 建 日本珠算連盟理事長であった。
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■司会は賀藤榮治 全国珠算教育団体連合会会長が務めた。また、山岡啓哲 ライター+房木芳雄 カメラマンが同席した。内容については、日本教育新聞社企画調査室の川崎宣政氏が企画編集・整理を担当した。

■当日の座談会の内容は、3月16日発行の『日本教育新聞』に全15段(1ページ)に編集して掲載される予定である。
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■座談会のテーマは「新学習指導要領における算数・数学教育の充実に向けて」~学力の向上へ、珠算教育で育まれるもの~、であった。
サブテーマとしては、
①新学習指導要領では、大きく教育界の改革が行われようとしている。今、現状の子供たちの教育についてどのような見解を持っているか。
②新学習指導要領では、算数・数学の時間数が大幅に増加する。理数教育の充実を目指していると思うが、その背景とねらいは何か。
③小学校でそろばんを扱う時間数が1学年分から2学年分に増えることになった。そろばんを2年にわたって指導することとした意義、珠算教育を支援している団体に対する期待などをお聞かせください。また、珠算教育を支援している団体はそれに対してどのような準備を進めているのか。
以上のような項目であった。
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■森友からは、文部科学大臣に対して次のような発言をしておいた。
①2月3日付けで塩谷大臣から、「心を育む」ための5つの提案~日本の良さを見直そう!~と言うタイトルの文書が公表された。文科省の公式HPにも掲載されているが、各方面に広報される予定の文書である。日本の教育のあり方、方向性、基本理念がしっかり織り込まれている内容である。教育に関わる私たち珠算人にとっても極めて有効な提案であると評価したい。
②指導要領改訂の生命線は、基礎基本の再構築であり、理数教育を強力に推進していくための施策の実現を目指すところにある。
そろばん指導が高く評価されて、指導学年も2学年に増加した理由もそこに帰着すると考えている。珠算人としては、そろばん指導の強化を通じて基礎学力の確保につながるように努力することが、日本の教育再生に貢献することにつながるので、今後最善の努力を払いたい。
③文科省が基礎力の再構築を実現して、子供たちの生きる力を取り戻そうと言う方向性は、珠算界の目指すものと全く同一のものであるので、子供たちの人間力獲得に向けて珠算教育強化を実現していきたい。
④大阪エリアでは、学校支援珠算指導活動の展開と教師たちの珠算指導力確保を目指す研修の強化を、教育委員会と珠算界が協同して行う方向で調整を進めている。
⑤全国にある約2万の珠算塾のエネルギーを、日本の教育再生を目指す文科省の活動に役立ててもらいたい。
⑥珠算学習の効果についての実験データが明らかになり、前頭前野を活性化し発達を促すことが判明した。そのことが子供たちの情緒を安定させ、学習意欲を向上させることにつながることも分かってきた。
⑦尼崎市の計算特区での実験指導が5年を経過したが、そろばん指導で算数科のみならず他の教科の成績向上にも寄与することが明らかになっってきた。
⑧外国人講座での22年間のそろばん指導で、そろばんの現代性、普遍性、世界性が明らかになってきた。また、そろばんは東洋の高度な異文化であり、特異な計算技術、ヒューマンなテクニックであるとの評価も固まってきた。

■上記のようなそろばん指導についての考え方を述べておいたが、今後の文科省が行う教育再生のための活動に役立つ有効な情報となれば幸いである。

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