No.198 外国人のための珠算講座を見学 at O.A.A.
■ 1月17日、本年2回目の外国人講座が開かれた。21名の外国人が参加し、11名の指導者が対応に当たった。
当日は、大阪府教育委員会の主任指導主事 松元先生が授業見学に来局された。
■大阪府下の小中学生の学力向上をいかに効果的に実現するかを課題としている大阪府教育委員会では、9年目に入った大阪連合主催の学校支援珠算指導活動に大きな関心を寄せている。そろばん学習を上手く採り入れることで子供たちの基礎学力向上に寄与できるのではないかと考え、このプロジェクト推進に協力できる部分があるのではとの意向を示している。
■ 今後、珠算界が行っている学校支援活動を、大阪府教育委員会がどのように支援協力できるのかを考えるために、16日の事前打ち合わせ会の見学を行ってくれた。
今一つ、小学校の教師がそろばんを指導できるだけのスキルを如何に確保するかが大きな課題である。
教師の個々の都合に合わせてそろばん指導力を付けるための学習を行ってもらうには、外国人講座に参加してもらうことが便利であり、効果的であるという点で、府教委サイドと基本的な意見の一致を見た。
■外国人に混じってそろばんの練習に参加してもらって、指導のノウハウを自分のペースで獲得してもらうことは教師にとってもコンビーニエントなことである。
ただし、一度に沢山の参加者が申し込まれると、講座のキャパを超える事態が予想されるので、場所の問題を含めた懸案事項として今後の調整が必要である。
■学校支援活動の活発化と教師のそろばん指導力確保の問題が二大課題であるために、ここしばらくの協議・調整に関心を払いたい。
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