No.195 21年度日珠連予算案・事業計画案審議 in Tokyo
■ 1月13日、東京フォーラムで日本珠算連盟の正副理事長会が開かれ、続いて総務会が開催された。主たる議案は21年度事業計画案と予算案の審議であった。
審議を終えた両議案は、3月の正副理事長会と総務会で最終の調整を行って、同月開催予定の代表理事会で承認を受ける。
■総務会は、常任理事全員も出席して開催されたが、冒頭に次のような概要の年頭所感を話した。
最初に、昨年秋からの金融・経済危機、イスラエルのガザ地区侵攻、20日に迫った黒人初の米国大統領就任、国内では政権選択を意味する解散・総選挙など、世界的規模の不安定要因を抱えた新年の幕開けであるが、思い切った価値観の転換が求められていることにふれた。
■日珠連の経営規範(原理原則)については3つの角度から話をした。
①自己規制・・品位と品格を確保できるように努力をしたい
②活動基準・・会員の利益を優先する+社会貢献の実現を計る
③指導基準・・基礎学力向上+生徒の人間作り+伝統文化伝承+脳機能開発
■平成21年度の年間業績については、珠算の評価が拡大していくと予想しておいた。
理由は、珠算指導が、①基礎学力向上に効果が期待できる ②脳の開発・活性化に有効である ③子供力・人間力確保につながる・・・の3つをあげておいた。
■ 珠算学習の普及・強化は教育再生に好影響を与え、社会貢献の実現に寄与できることを前提にして、今年度は内部蓄積からの先行投資を行い、再生産を可能にすることに軸足を置くことを組織の基本スタンスとして提言した。
■総務会終了後、日商において、宮城常務理事+坪田理事・事務局長+小野・立松両部長+中山専務+森友理事長が年頭の意見交換と懇談を行った。
昨年から、日商幹部との懇談を定期的に実施しているが、このことを通じて相互理解を深め、日珠連と日商の関係強化と連携を深めていくことで意見の一致を見ている。
珠算教育強化と日珠連の組織運営の効率化と業績向上を現実のものにするための新しい経営スタイルとして定着させていくつもりである。
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