No.185 20年度第2回全国連合代表者会議開催される in Tokyo
■ 11月16日、第2回全国連合代表者会議が東京で開催された。
出席者は全国連合賀藤会長+全珠学連吉田会長、山中・河村副会長、林検定委員長、旦尾専門委員+全珠連梶川理事長、生駒・村上副理事長、小原専門委員、栗田研修委員、竹口公益法人推進室長+日珠連森友理事長、森田副理事長、草柳連合委員長、堀野専門委員、中山専務理事の17名であった。
■審議された内容は以下のとおりである。
①「たのしいそろばん」3・4年生合本新刊は21年4月から販売を始める。頒布価格は23円とする。
②連合ニュース30号は21年5月に発行する。
③「たのしいそろばん」準拠のCD-ROMの簡易試作版5000枚を年内に製作し、年明けからの学校支援活動で使用し、使用結果についての意見収拾を行う(前年度指導実施校数に基づいて配布)。
完成版は22年1月から使用できるようにする。
■④日本教育新聞紙上で、文部科学大臣+連合会長+3団体代表者で対談を行い掲載する。発行時期は21年2月末を目指す。
⑤21年8月15・16日に天津市で開催予定の世界大会には各団体から1名ずつの選手を派遣する。2月末までに人選、報告。
⑥教科書出版会社との懇談は1月末から2月中に行う。
⑦訪中視察団の訪中にあたり側面からのサポートを行う。
⑧3団体統一競技会の開催について提案があったが次回に継続審議とする。
■ 17日には、塩谷 立文部科学大臣を新築なった文部科学省に表敬訪問し懇談した。訪問メンバーは賀藤連合会長+吉田全珠学連会長+梶川全珠連理事長+森友日珠連理事長+山中全珠学連副会長+中山日珠連専務理事(連合事務局長)の6名であった。
■2時から約30分間大臣室で懇談を行った。最近の日本の教育事情、理数教育の重要性、算数教育でのそろばん指導の位置づけ、そろばんの低学年での活用、現場教師のそろばん指導力確保などについて建設的な対話が行われた。
■21年度からの3・4年生複数学年珠算指導が決定したが、学校支援珠算指導活動を今後も円滑かつ効果的に行っていけるかどうかが課題である。4年生でのそろばん指導がどの学期で行われるのかによって事情は一変する。指導時期が両学年で重ならないように配当されることを要望したい。
■複数学年指導の実施にあわせて、現職教員のそろばん指導力確保に向けての格段の工夫と努力を行わねばならない。どのような知恵が出せるのか、今後の珠算教育強化のポイントになる。
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