No.178 大阪商工信用金庫のCSR活動 in Osaka
■ 10月11日(土)、『外国人のための珠算講座』に大阪商工信用金庫CSR推進室主任 林 由以子さんが来訪した。同信金は大阪市と周辺市域に15の本支店を展開し、来年80周年を迎える地域金融機関である。19年度末の出資会員数12165名、従業員数は263名で預金残高は2799億円である。
■ 同信金が出すブックレット「Osaka Shoko Shinkin Bank Report 2008」の巻頭にある“ごあいさつ”で、片桐 陽理事長は、“企業が社会の公器として如何に社会に役立つようその役割を果たすことができるかが経営の基本である・・・とその経営理念を述べ、実現のためにCSR活動にも全職員を挙げて取り組む・・・としている。
■また、「高い経営理念と堅牢な経営態勢を併せ持つ地域顧客から最も信頼される輝かしい金庫」の実現を目指して努力するとして、あいさつを締めくくっている。
■ ネットの検索で外国人講座の展開を知り、本支店で使わなくなった古いそろばん35丁の有効利用の道を電話で問い合わせてもらったことから、林さんの来訪となった。
常務会直属の経営企画部の中にCSR推進室があり、社会貢献活動の取り組みとして「大阪商工信金社会福祉賞」の授賞にあわせて「大阪商工信金社会貢献活動助成金」の授与を2年実施し、今年度は3回目の応募を受け付けている。
■ 表彰の対象者は、社会貢献活動に取り組んでいる組織(法人、グループ等)であり、審査会の審査員は5名で、理事長と有識者で構成されている。
そのメンバーの一人に、(社)大阪珠算協会会長(大阪商工会議所専務理事)灘本正博氏が入っておられることは、まさに偶然の出会いであった。
■ 林さんとは講座見学のあと情報の交換を行った。集めていただく本支店のそろばんは有難く頂戴して、モンゴルで始まったそろばん指導活動の中で活用してもらうべくウランバートルのモンゴル算盤協会に寄贈することをイメージしている。
■林さんのウエッブ検索から始まった一連の交歓が、そろばん指導を通じて社会貢献を目指す私たちの運動と、一金融機関が地元での社会貢献を目指して新しい風を呼ぶムーブメントを紡いでいくのかもしれない。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント