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2008年10月25日 (土)

No.179 パプアニューギニアから講座への入門者 in Osaka

153 10月18日、「外国人のための珠算講座」に80ヶ国目の受講者が入門した。918人目の練習生はパプアニューギニアからの国費留学生エステラ・チェング(ESTELLA CHEUNG)さん(女性)である。
彼女は大阪大学大学院 人間科学科の研究生である。昨年の4月から来年の3月まで研究生として社会学(SOCIOLOGY)の研究に励んでおり、来年4月からはマスターコースに進む予定である。

155 パプアニューギニアは南太平洋に浮かぶ最後の楽園といわれ、人口600万人、世界で2番目に大きいニューギニア島の東半分と600の島々から成り立っていて日本の国土の1.25倍である。首都はポートモレスビー。

Img_3 大阪大学大学院生のユリアナさん(インドネシア)と奈良先端科学技術大学院大学の院生マリナさん(ブラジル)の紹介で珠算練習生となった。

10月25日には919人目の練習生エリザベス・イシカワ(ELISABETH ISHIKAWA)さんが入門した。
彼女はブラジルからの国費留学生で、大阪大学大学院で1年半の研究生生活を終えて今年10月からマスターコースでの研究をスタートさせた。

151 152Img_0001_2  所属は大阪大学大学院外国語学科で、専攻は第2言語習得(言語+教育)(Second Language Acquisition)M1である。
同大学院生のユリアナさんと奈良先端大学院生のマリアさんの勧めで入門した。当講座に入る事を決めた理由は、珠算は日本の文化であり、quick thinking(迅速な思考速度)の獲得、珠算練習を通じて友達がたくさん出来ることなどがあげられている。

156 大学院での研究に打ち込む傍ら、日本の伝統文化である珠算の練習に余暇をつぎ込む彼らの狙いには、特別な計算技術を習得すること以外に、珠算練習に没頭することで雑多な雑音から逃れて集中の世界に入ることで、生活にメリハリをつけることがあるようだ。
参禅することで得られるひと時の安らぎに似た時間であるのかもしれない。
彼らの研究生活が順調に進展するサポートになれば幸いである。

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2008年10月11日 (土)

No.178 大阪商工信用金庫のCSR活動 in Osaka

139 141 137 10月11日(土)、『外国人のための珠算講座』に大阪商工信用金庫CSR推進室主任 林 由以子さんが来訪した。同信金は大阪市と周辺市域に15の本支店を展開し、来年80周年を迎える地域金融機関である。19年度末の出資会員数12165名、従業員数は263名で預金残高は2799億円である。

Img 同信金が出すブックレット「Osaka Shoko Shinkin Bank Report 2008」の巻頭にある“ごあいさつ”で、片桐 陽理事長は、“企業が社会の公器として如何に社会に役立つようその役割を果たすことができるかが経営の基本である・・・とその経営理念を述べ、実現のためにCSR活動にも全職員を挙げて取り組む・・・としている。

■また、「高い経営理念と堅牢な経営態勢を併せ持つ地域顧客から最も信頼される輝かしい金庫」の実現を目指して努力するとして、あいさつを締めくくっている。

Img_1093 Img_1097 Img_1098 ネットの検索で外国人講座の展開を知り、本支店で使わなくなった古いそろばん35丁の有効利用の道を電話で問い合わせてもらったことから、林さんの来訪となった。
常務会直属の経営企画部の中にCSR推進室があり、社会貢献活動の取り組みとして「大阪商工信金社会福祉賞」の授賞にあわせて「大阪商工信金社会貢献活動助成金」の授与を2年実施し、今年度は3回目の応募を受け付けている。

Photo Photo_2 表彰の対象者は、社会貢献活動に取り組んでいる組織(法人、グループ等)であり、審査会の審査員は5名で、理事長と有識者で構成されている。
そのメンバーの一人に、(社)大阪珠算協会会長(大阪商工会議所専務理事)灘本正博氏が入っておられることは、まさに偶然の出会いであった。

Img_0001 林さんとは講座見学のあと情報の交換を行った。集めていただく本支店のそろばんは有難く頂戴して、モンゴルで始まったそろばん指導活動の中で活用してもらうべくウランバートルのモンゴル算盤協会に寄贈することをイメージしている。

■林さんのウエッブ検索から始まった一連の交歓が、そろばん指導を通じて社会貢献を目指す私たちの運動と、一金融機関が地元での社会貢献を目指して新しい風を呼ぶムーブメントを紡いでいくのかもしれない。

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2008年10月 6日 (月)

No.177 MBS第1日目の収録終える at MBS studio

2 3 6 7 8 9 10月4日2時半から近畿連合企画のMBS特別番組第1日目の収録を行った。ディレクターは坂井氏、アナウンサーは大月主査+西村麻子さんの両氏であった。企画内「茶屋町そろばん学校 開校!」の校長先生としての役割は森友が担当した。

■初日用の対談内容は以下のとおりであった。
①今、なぜそろばんが見直されはじめたのか?
全体としてみると、そろばん学習の教育効果が広く一般に認知され始めたからである。その内容は、⒜ 「読み・書き・そろばん」の力を堅固に構築することが教育の根幹をなすという認識が出来てきた ⒝ ゆとり教育の長期実施(30年間)が基礎学力の急落をもたらし、教育再生の盛り上がりをもたらした ⒞ 有識者・学者・研究者が、江戸時代からの教育を支えてきたそろばん学習の意義と効果をマスメディアでアナウンスし始めた ⒟ 特に、基礎計算力の低下が親の危機感を増幅させた。

10 11 12 13 14 15 ②尼崎市の「計算特区」では小学校の授業でそろばんを取り入れているが、効果は?
算数の学力が予想通り向上している。
算数以外の教科でも成績向上が見られる。その理由は、
⒜ そろばん学習を通じて、集中力が向上してきた ⒝ 勉強に対する興味と意欲が出てきた ⒞ 物事に意欲的に取り組むようになった ⒟ 自信が出来てきた ⒠ 持久力がついてきた などがあげられる。

■③そろばんを学ぶメリットと、脳に与える影響は?
⒜ 指先を早く動かすことや、暗算を行うときのようにそろばんの盤面を一つのイメージとしてとらえることが、感覚をつかさどる右脳の発達を促し、通常のそろばんを使った計算が論理を司る左脳を鍛えることがわかってきた
⒝ 読み・書き・そろばんを行う、コミュニケーションをとる、手や指先を使うことで、脳の司令塔である前頭前野を鍛える効果が出てくる。この部位を鍛えると、思考力・創造力・自制心・自主性・社会性・意欲など(子供力=生きる力)が向上するという実験データが集まってきている。

Photo Photo_2 ④海外でも日本のそろばんを学んでいる人がいるのですか?
⒜ アメリカ・タイ・マレーシア・シンガポール・中国・韓国・台湾・ハンガリーなどの国で注目されている。
⒝ 大阪の「外国人のための珠算講座」が1986年6月に開講されて22年がたつが、すでに79カ国からの917人の外国人がそろばん講座に入門している。
彼らはそろばんを評価して、東洋の高度な異文化である、また特異な計算技術である、と言う。
そろばん学習で彼らが獲得するものベスト3は、暗算力+集中力+チャレンジ となる。

■⑤そろばん教育の未来像は?
これからの日本は科学技術立国を目指すことになる。それを成功させるには、そろばん学習の実践を通じて前頭前野を鍛錬し、計算力・思考力・全体を見渡す力・判断力を高める。それらの力が国際競争力を勝ち抜く一つの鍵になる。

■以上のような内容で対談を終えたが、編集作業を終えて11日にオンエアされる。多くのリスナーが何らかの反応を示すことになるが、珠算人としての指導理念と珠算の持つ有用性の効果的な説明が出来るように準備と精進が求められる。
*写真は兵庫県の杉本聡子さんが撮影したものを使用した。

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No.176 MBS毎日ラジオの収録始まる at Chayamachi

001 002 003 004 012 015 近畿連合20年度広報活動の後半が始動した。10月11日から12月27日までの、毎土曜日午後5時45分から55分までの10分間の特別番組収録が始まった。12回の放送分を4回に分けて収録するが、10月4日には、1~3回目までの3回分を収録した。

■2時半から5時半まで、綿密な打ち合わせの上、それぞれの放送分を収録し終えた。12回を通して担当するアナウンサーは大月 勇さんと西村麻子さんの両名である。両アナともにベテラン・中堅の実力者である。
12回、3ヶ月に渡る長尺の特別番組を編集する意図は、珠算教育の重要性と必要性を強く世論にアピールすることである。

015_2 019 007 今回の12回×10分(3ヶ月間)の特別企画のタイトルは「茶屋町そろばん学校 開校です!」とし、初回は珠算教育の理念と社会貢献のあり方に力点を置いた展開、2回目からは低学年の生徒と先生が出演してのそろばん学習の実態を探っていく・・という構成である。

■初回(11日に放送)分は、大月・西村両アナと森友(日本珠算連盟 理事長)との対談で、12回放送分の全体像の骨格を構成することが出来た。担当ディレクターの坂井氏は、珠算教育の裏表まで熟知されていていいシナリオが出来上がっている。珠算人サイドも最大限の協力を行い成果につなげていきたい。

■初日の収録(3放送日分)はそれぞれの特色を表現し、いい内容に編集するための十分な材料を提供できた。
11日からの毎週土曜日に流れる特別番組へのリスナーの興味と関心がどのように示されるか、今後の展開を注視したい。

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