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2008年9月21日 (日)

No.171 総会時の理事長挨拶 in Tokyo

015 016 018_2 020 023 026_2 総会の開催にあたり日本商工会議所 宮城常務理事が挨拶を行い、続いて日本珠算連盟 森友理事長が開会のスピーチをおこなった。
その内容は、
Ⅰ 参会者と日商宮城常務理事の出席への謝辞、前篠原常務理事への感謝の意表明
Ⅱ 現況報告・・① 珠算教育界全般の状況=珠算教育の効果を評価し、教育の中で珠算指導を強化すべきとする時代の流れが出来上がった。教育界でも、珠算学習を通じて基礎学力の構築、子供力の向上、人間力の確保を図るべきであると考え始めた。来年からの3・4年生複数学年での珠算指導が新学習指導要領の告示で明らかになった。
② これらの状況変化の要因は、8年間の学校支援活動の実施+5年間の尼崎市計算特区実験指導の順調な展開と推移+近畿に代表される10年間にわたるPR活動の展開+30年間に及ぶゆとり教育の長期実施が基礎学力急落を生み、教育再生の盛り上がりを生み出した+基礎計算能力の低下が親の危機感を増幅させた。
③ 日本珠算連盟の検定試験受験者数の推移・・18年度から増加に転じ、3.8% ➪ 19年度は2.8% ➪ 20年度8月末時点で5.3%の対前年度比増加を実現
④ 日本珠算連盟の組織運営の現況・・・
*正副理事長会、理事長、専務理事の事務分掌を明確化して、組織機能の充実を図る
*有識者懇談会の研究成果をリーフレットにまとめ、研究成果を公表する
*後継者の養成を目指して講習会を継続実施する
*全国ネットのPR事業を継続展開する
*現職教員の珠算指導力強化を目指して研修を実施する
*日本商工会議所との連携強化を目指す
*日本数学協会との関係強化を目指して活動を強化する
*アバカスクラブの活動を全面支援する
*日珠連の積極的運営の実態を日本珠算で速報するコラムを設置した
*ブロック懇談会でのリクエストを検証し運営に反映させる


Ⅲ 19年度決算の概要・・・対予算比では、約3000万円の業績向上を実現できた。
Ⅳ 19年度の事業運営活動のポイント・・・先行投資、積極経営、広報活動、ITシステム強化、研究活動、対外交流、現職教員対策、指導者の養成、PR活動、連合対応に重点をおいて活動した ➪ 先行投資・再生産・資金の有効活用を目指した。
Ⅴ 今後の課題・・・事務局体制の強化+収益の会員への還元に工夫が必要+会員各位との意思の疎通を強化(日本珠算+HP+ブロック懇談会+合同部会の総合活用)。

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