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2008年8月31日 (日)

No.169 20年度役員・ブロック長懇談会開催される at O.C.C.I

001 002 003 8月30日、(社)大阪珠算協会定例行事の一つである“20年度 役員・ブロック長懇談会”が開催された。毎年この時期に、次年度に向けての協会運営に関する意見・提案・見直しを目的に開催される会合である。

■今回は、理事・監事・顧問・ブロック長が参加し、協会事業の効果をどう高めるか、珠算教育の社会的評価を如何に向上させるか、協会内の事務効率を高める方策などを忌憚なく話し合うことができた。

005 009 010 役員サイドからの主な発言は次のようなものであった。
① 会員相互の諸連絡はメールで行うことを促進させていきたい。
② 月報に掲載する興味深い記事の確保に力を注ぎたい。
③ 8月24日に行われた全大阪オープン珠算選手権大会から併設された、チャレンジャーズ・ステージの実施は好評であった。大阪の選手地盤強化に貢献できる内容の企画であるから、今後の展開に力を注入していきたい。
④ 協会主催の女性の集いを企画して、女性のパワーをもっと協会運営に活用し、効果につなげていきたい。
⑤ 下級検定試験の各ブロック単位でのPC筆耕が100%実現した。今後は、7~10級までの随時検定の普及に力を注ぎたい。
⑥ 「外国人のための珠算講座」は地元定着型のプロジェクトであるが、今後は要請にこたえて海外にも出張指導が行えるように準備を整えたい。
⑦ プリント会計のPC処理化を早急に実現させていきたい。

011 012 013 ブロック長サイドからは次のような意見・要望が出た。
① 役員選出作業を行う推薦委員会の構成メンバーからは現職を除いて編成するほうが望ましいのでは。
② 優良生徒表彰式典のイベント(企画)設定に工夫がほしい。
③ 同上行事への参加塾数が少なすぎるのではないか。
④ 若年層からの人材発掘・登用にもっと意を用いたい。
⑤ 会員各自の諸行事への参画意識をどのように高めていくのか努力したい。
⑥ 会員各自のPR関連投資が少なすぎる。
⑦ 他団体との共同歩調をもっと強化してもらいたい。
⑧ 常務理事会の役割に工夫を・・・中長期的展望を行うことにエネルギーを注入してほしい。
⑨ 新しい指導者の養成にもっと力を注いでほしい。
⑩ 非会員に対する入会勧誘を積極的に行って生きたい。

■項目によっては真っ向から意見の食い違いが出たが、判断基準の定め方を誤らない、原理原則を踏み外さないことなどを留意すれば、各参加者の目指す方向は同じであり、エネルギーを合同する上で何の問題もない。
日日の珠算指導を、日本の教育水準向上と基礎学力向上に役立て、人間力をしっかり確保させることにつなげていくことを常に忘れないで活動を続けていければ必ず前途は開けてくるはずである。
参加者が本音で語り合う場になったことで成功であったといえる。

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