No.167 第24回「ふさんけん」夏季研修会開催される in Osaka
■ 8月18日、上六のアウイーナ大阪で大阪府公立小学校算数教育研究会主催の第24回「ふさんけん」夏季研修会が開催された。大阪府下の小学校教員で算数をメジャーとする約550名が参加した。
■内容は、⑴ 研究発表が ① 「算数を好きにさせるノート作りの工夫」
② 「診断テストから見た 学力の推移について」 ③ 「問題解決能力の育成ー自己評価と相互評価を生かしてー」の3こま。
⑵ 郡市交流
■⑶ 研究部企画研修 「確かな学力を向上させるための『算数の品格」』」は、算数・数学教育研究アドバイザーで前兵庫教育大学非常勤講師の小西 繁先生が講師を務めた。
■講演会は、「大阪発 全国発信 算数科 学力向上推進をめざして」と題して、大阪教育大学准教授 柳本朋子先生が担当した。
■大会議室は約550名の教師の参加で熱気に包まれていた。研修会の主たるテーマは、新しい学習指導要領に記載された算数科の目標を如何に正しく理解し、教室での授業の中で実現させていくのかに絞られていた。
■算数科の目標とされている内容を実現させながら、確かな学力を向上させていくためのさまざまな実験や工夫を広く公開することで、大阪府下の学校教育の実効性を高めていこうとする企画であった。
■研究企画研修での小西先生の講演の中で、学習具としてのそろばんの活用方法についての研究成果が発表され、今後の算数科でのそろばん活用の手法とその効果が細かく語られた。
参加の先生方の中から、そろばん指導の工夫や研究を始めてみたいという声が出てくるのではないかと、期待を持たせる会場の雰囲気であった。
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