« No.155 NHKTVニュース“大阪そろばん音風景”・・全国放映から全世界放映へ all over the world | トップページ | No.157 「学力を伸ばす~その工夫の最前線」読売・学力シンポジューム at O.C.C.I »

2008年6月 9日 (月)

No.156 近団連総会 京都で開催される at Campus Plaza Kyoto

086 087 089 088 091 095 6月8日、平成20年度近団連総会が京都駅横のキャンパス・プラザ京都で開かれた。11時から幹部会(常任理事以上)が開催されて総会での議案について予備審議をおこなった。また、20年度に行う各種事業の展開についての確認と調整作業を行った。

■13時からは約110名の各地代表者(理事以上)が参加して本年度の総会が開かれた。議案は、①19年度の事業報告と決算報告 ②20年度の事業計画案と収支予算案 ③近団連の20・21年度の役員人事案 の3つであった。それぞれ異議なく承認されてスムーズに総会は終了した。

■総会に続いて研修パートでは、京都市山科区にある学校法人燈影学園(一燈園)長 相 大二郎さんの講演が行われた。当学園は昭和8年に実践的思想家 西田天香さんが発願設立した“根本のことを自然な方法で教える”教育機関である。現在は小・中・高12年間の一貫教育を行う極めてユニークな学校である。約10万坪の緑豊かな山麓にある学舎で約100名の生徒たちが学んでいる。

■校是は「行餘学文」であり、行じて余暇あれば文を学ぶを目指している。次いで、教育の3つの原理が明示されている。1つは祈り(感謝・反省・誓い・平和の願い・・毎日礼堂で8時20分から行はれる全校生の瞑想時に祈りを行う)、二つは汗(学舎全域の早朝からの清掃、給食調理への参加、行願など)、三つは学習(少人数での基礎学力の徹底)である。

Newtop2 正課の中には、剣道・空手・洋舞・日舞・ダンス・謡曲・仕舞・奉仕なども加えられており、一人ひとりの人間をバランスを保ちながらあるべき姿に育てていくという、本来あるべき人間教育の原点を示している。正に、重視されているのは天性教育である。講演のテーマにある“自然に適う教育”を標榜するこの学園の教育システムは、人間造りに悩む現代社会が求めている教育のありかたのモデルになるのではないかと思われた。

|

« No.155 NHKTVニュース“大阪そろばん音風景”・・全国放映から全世界放映へ all over the world | トップページ | No.157 「学力を伸ばす~その工夫の最前線」読売・学力シンポジューム at O.C.C.I »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: No.156 近団連総会 京都で開催される at Campus Plaza Kyoto:

« No.155 NHKTVニュース“大阪そろばん音風景”・・全国放映から全世界放映へ all over the world | トップページ | No.157 「学力を伸ばす~その工夫の最前線」読売・学力シンポジューム at O.C.C.I »