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2008年5月17日 (土)

No.151 NHKニューステラス関西でそろばん音風景を特集 in Kansai

014 046 012 020 025 051 5月10日(土曜日)9時過ぎから大阪珠算協会の外国人講座を取材するためにNHKのカメラクルーが来訪した。何回かの事前取材を経ての本番取材であった。今回の取材は、NHK大阪放送局の報道部カメラマン柳澤忠志さんの企画記事で、大阪における音風景シリーズでそろばんをテーマにした番組を作るためのものである。

■江戸時代の初めから400年間、大阪は天下の台所と位置づけられて経済・流通の中心を担ってきた。そしてこの経済・商業活動を支えてきたのがそろばんである。単に経済活動のみならず文化・教育・数学の発展を支えてきたのもそろばんである。このような役割を演じてきたそろばんが、近代化と機械化が進んだ現在の大阪エリアでどのように扱われ、どのような存在意義を与えられているのかを、そろばんの音を通じて考えてみようということが特集番組のコンセプトである。

069 070 071 072 073 074 番組のタイトルは、大阪音風景「商売の街に息づくそろばんの音」である。5月13日(火)午後6時50分ごろからNHKの“ニューステラス関西”の中で約6分間放映された。
構成は、そろばん塾での子供たちの真剣な練習場面→大阪珠算協会の「外国人のための珠算講座」の授業風景→船場の繊維問屋で使われてきた大型の“問屋そろばん(商店用そろばん)”を使っての取引場面の再現→大阪中央卸売市場の鮮魚店でそろばんで計算を行って取引を展開する風景→松下電器産業株式会社本店経理部でそろばんがPCと併行して活用されている現場風景から成り立っていた。

■今、日本の初等教育を立て直すために、そろばんの活用が見直されていること、特に、子供たちの脳機能の発達に効果があることが明らかになってきたこと、科学万能時代でも大阪の経済活動の中でそろばんが使われていること、また、大阪から世界に羽ばたいた一流大企業の本店経理部で今でも第一線でそろばんを活用していることが、そろばんの音風景を通して紹介されていた。

075 076 078 079 080 081 木製の珠が弾かれる乾いた軽快な音には、長い時間を掛けて習得した技術の響きがあり、また日本の社会活動をしっかりと支え続け、今日の発展の土台を構築してきたという自負が込められている。そして、このそろばんのリズミカルな音こそ日本人の心の原風景の中の大事な部分を形作っているのではと感じた。

■柳澤カメラマンは、社会活動の表舞台から姿を消したかに見えるそろばんの音を追い続ける中で、実は、今再び教育再生のさ中にそろばん教育の役割が再認識されてきていることや、外国人の研究者などにそろばんの真価が評価されてきていること、そして、現代の最先端IT企業の数字の中枢部でそろばん技術が生かされていることに着眼して、番組の中でそろばんをold and new なものと看破している。この番組が持つ強い説得力は彼が持つ哲学からくるものであろう。

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