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2008年4月21日 (月)

No.143 盛り上がった意見交換(合同会議) in Hamamatu

■4月20日、日珠連役員+各部部員・委員会委員の合同会議二日目に行われた意見交換は、森友理事長がコーディネーターを務めて80分間行われた。
日珠連経営、珠算教育強化、各部・各委員会活動に関する意見、提案、希望、注文などを率直に吸い上げて、それらをこれからの攻める日本珠算連盟運営に生かしていこうというネライの元に展開した。

■建設的で、前向きな内容に限定しての発言にしたことで、熱気を感じさせる大変有益な議論が交わされた。
発言者の部員・委員は比較的若手が多く、発言内容も時代の流れに沿った有効なものが過半を占めていた。
これからの日珠連を背負って立つという気概が出ていたのかも知れない。

■たくさんの発言の中からいくつかをピックアップして内容を列記してみた。
① 上級検定試験の30分一括計時には疑義があるし、合格基準が合計点240ポイント以上と言う点にも疑問がある。種目40点でも合格になるケースが出てくるが、最低合格ラインを設けることも検討してほしい
② 暗算検定試験の回答記入欄が狭いため、答案のレイアウトを再検討してもらいたい
③ 上級検定試験の表紙部分は本当に必要であるのか、再検討を望みたい
④ 上級検定試験の各塾での分散実施を考えてもらいたい
⑤ 補助教材の「たのしいそろばん」を無償で学校に配布しているが、団体の負担が嵩み会費の値上げにつながってしまった。本部での補助を考えてもらいたい
⑥ 学校支援活動の出講した学校の校長から市の教育センターの指導主事に連絡してもらって、教員に対する指導法講習会の開催が可能になった。小学校教員に指導法の研修を行うことで、珠算教育のレベルが上がることも期待されるので、各地で試みてもらいたい
⑦ 「日本珠算」編集に当たり、会員が当該誌を通じて何を知りたいと思っているのかを掌握したい。また、どれだけの会員に読まれているのかも気がかりな部分である
⑧ 今回のような合同会議は毎年開催してほしい
⑨ 各事業の決算内容を開示できないか。公開することで、緊張感が出てきて事業も活性化されるのではないか
⑩ 各部・委員会の会議録を日本珠算に載せているが、書式を統一して作業の効率を高めていきたい(編集委員会に提出するフォーマットを作成したい)
⑪ 指導要領改定で3・4年生複数学年でのそろばん指導が決まったが、「たのしいそろばん」改訂時には、DVDを作成し教師用に添付出来ないか
⑫ アバカスクラブのメンバーと理事長が懇談を持てれば収穫が期待できると思われるので、実施を検討してほしい
⑬ 学校支援活動が活況を呈してくることは喜ばしいが、教師の指導力強化が平行して求めるべきではないか
⑭ 日珠連の連盟会員(単位団体)会費を構成人数割りに出来ないものか。少人数の団体では会費納入に苦慮しているケースがある
⑮ 合同会議で得たたくさんの情報を地元で先生方に伝えたい。情報収集のための貴重な場であった
⑯ 大阪珠算協会の「外国人のための珠算講座」に関する情報を「日本珠算」で積極的に報道してほしい
⑲ 正会員(都道府県連合会)のいない7府県については、早急に対応策を考えるべきではないのか
⑳ 指導者養成事業が活発になるに付けて、開塾にあたって発生が予想される諸問題を調整する会員調停委員会のようなものが本部にいるのではないか

■上記のような意見が語られ、それぞれの発言に対して対応のあり方を示しておいたが、出来る限り解決のために適応する機関で検討を行うことにしたい。

それ以外にも、PCを生かした会議の実験実施についても提案がなされた。これについては近日中に実施に関するマニュアルをまとめて日本珠算に掲載してもらうことにした。

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