No.137 大阪日日新聞が21日付け朝刊10ページ全紙にそろばん熱復活の記事を掲載 in Osaka
■ 3月21日(金曜)付け「大阪日日新聞」(朝刊)の第10ページの全紙を使って、大阪の“そろばん熱復活”と言うタイトルの取材記事が掲載された。本ブログNo.133に報告したように、過日「外国人のための珠算講座」の授業を報道部大山勝男記者が取材したが、その取材内容をベースにして書かれた取材報告記事である。
■3月22日に発行された姉妹紙「週刊大阪日日新聞」(Weekly Osaka Nichinichi)Vol.115の第2面にも大きく当該記事が掲載されている。
同じ記事が同時に二つの新聞に掲載され、その上全紙一面に記事を掲載されたことは初めての経験である。
■ “背景に学力不足”、“IT化にもまれ2004年が底”、“脳トレの元祖、そろばん復権”、“そろばんの国際化にも貢献”、“脳トレブーム”などのサブタイトルを配して、今そろばん教育が学校でも学力向上の切り札として見直されてきたことや、脳の活性化にそろばんが役立つことをテーマに記事は構成されている。
■新学期を控えたこの時期に、そろばんの効用やそろばん学習の必要性を各種のデータを使いながら解説していく記事が出たことは、珠算教育強化を目指す珠算界にとっては有難いことであった。特に、学力の低下が顕著に現れている大阪府下の小中学校の関係者の関心を呼ぶ内容でもある。
■2月15日に文部科学省から公表された次期学習指導要領案のなかで明らかにされた、3・4年生でそろばんを指導するとした「算数科の特記事項」が話題を呼んでいるタイミングであるから、世間に対する説明・アピールの材料として活用してもらいたい。
■日本珠算連盟の有識者懇談会でも、そろばん学習の脳の活性化に与える好影響が報告されており、これからの基礎学力向上の命題の解決に、そろばんが役立ってもらいたいと願うと共に、そろばん学習の効用と必要性のアナウンスメントに最大のエネルギーを投入しなければいけない。
そのような意味で、同新聞報道部大山勝男記者に心からの感謝の意を表したい。
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