No.124 平成19年度第3回代表者会議開催される at Inuyama Hotel
■ 本年度第3回目の全国連合代表者会議が、1月14日に愛知県犬山で開催された。参加者は3団体からの16名であった。日珠連からは、岡野、森友、草柳、堀野、中山の5名が出席した。
■次期学習指導要領の改定が目前に迫り、そろばん指導がその中でどのように扱われるのかに関係者の関心が集まってきた。今月末までには中教審の最終報告が発表され、3月末には文科大臣の告示が予定されている。
■ 現行の指導要領では、第3学年で4時間程度のそろばん指導が配当されているが、次期改定では2年・3年生での複数学年での指導を強く要望している。前の指導要領では3年・4年生での配当であったことから、次期改定では3年・4年生での指導と言うチョイスもありうることであるが、いずれにせよ複数学年での指導が実現することを願いたい。
■ この会議でも、大詰めの局面ではあるが、関係各機関への要望・説明は力を緩めないで行うことを確認した。4年生での指導も視野に入れて、なぜ4年生で指導が必要なのかと言うことを論理的に記述を行い、要望書として新たに提出することを決めた。いずれにせよ次回の5月会議の席では、かなり明確な改定の内容が示されることになるはずである。
■ そのほか次のようなことが議論されて、方向付けが行われた。
①次回の教科書会社担当者との懇談会は、2月19日に東京で行う。
②「連合ニュース29号」は4月に2ページで発行する。改定の告示内容を掲載する予定。
③「たのしいそろばん」「学校支援活動」の実績報告は、3月末時点の数字をまとめる。
④日本教育新聞紙上座談会記事掲載:第2回目は1月14日付けで行う。20年度も21年初頭に掲載を目指す。
⑤全国連合会長は賀藤氏がもう1期留任し、事務局は日本珠算連盟に移すこととする。
⑥「算数科のそろばん指導用補助教材」その1(CD=ROM)を完成し、続いてその4まで制作する。各約12分間の動画ソフトで、学校教師に活用してもらうことと、ボランティア指導で補助教材として使用することを目的とする。
⑦次年度各団体の分担金は150万円で、予算規模は約500万円である。
⑧次年度から、代表者会議は5月、11月の年2回の開催(従前は3回)とする。
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