No.119 平成20年度予算編成会議開催される in Tokyo
■ 12月27日、平成20年度事業活動計画・収支予算に関する打ち合わせ会が開催された。
会場はホテルパシフィック東京のビジネスセンター「デジタルオフィス」で、理事長岡野、財務担当副理事長森友、会計担当理事後藤、会計担当顧問(公認会計士)武田、専務理事中山、事務局員高梨・森田の各位が参加した。
■ 表題の案件審議は、12月1日に開かれた臨時正副理事長会議で骨組み部分の組み立てを終えたものをベースに細部にわたって審議を行った。
今年度の事業活動については、①有識者懇談会の研究活動成果の集大成を年度内(20年秋ごろ)に行い、珠算の学習・指導のもたらす教育的効果を明快に示し、珠算教育が子供たちの健全な成長をサポート出来ることを広く世論、関係各部署にアピールする。
②マスメディアを使って全国的な珠算PR活動を行い、珠算学習の必要性とその効果を子供を持つ親たちに理解させて、基礎教育の中での珠算の存在意義を一層高めていく。③19年度内(20年春)に明らかになる新学習指導要領の中での珠算指導の位置づけに注目し、初等教育の中における珠算指導の充実と効果的な指導展開の実現のために、珠算界あげて小学校教員の珠算指導力向上に協力する。
■ これらの活動を新年度の事業活動のコアとして、新しい視点からのユニークな攻めの事業展開を目指すことにした。社会における珠算教育の重要性の認識はここ数年格段に向上してきており、間もなく明らかになる新学習指導要領において珠算指導の位置づけ重視(指導時間の増加、複数年指導など)の実現が見られれば、20年度の日本珠算連盟の活動は必然的に死力を尽くしての総力戦となる。20年度は今後10年間の珠算界発展を占うキーイヤー(鍵の年)になると考えている。
■ 予算編成については、2億の規模に達し、積極的な攻めの予算編成となる。この積極的な予算編成を梃子として、構成員の活動がますます活性化し、珠算の認知が進み珠算学習者の増加につながっていけば、自ずから日本珠算連盟の財源確保にもつながっていくはずであり、今こそ起死回生の珠算教育強化に関する好循環を作り出すときであると確信している。
同時に、日本珠算連盟の執行部のメンバーには、退路を断つ「覚悟の経営戦略」が求められる。
■事業活動案・予算案共に、1月の正副理事長会・総務会で審議を加え、3月の正副理事長会・総務会を経て、3月開催の総会で承認を得ることになる。各位の積極的な意見、提案、審議協力を強く期待している。
★掲載の写真は、事務局高梨氏の撮影したものを使用した。
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