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2007年12月 3日 (月)

No.116 指導者講習会最終講で有田先生が講演 at O.C.C.I

026_2 12月2日、大阪商工会議所で(社)大阪珠算協会19年度珠算指導者講習会第3日目が開催された。
各回2コマずつ計6コマの講座で構成されているが、最終講の第6講座は東京都多摩市多摩第二小学校教諭 有田八州穂先生が担当した。

■有田先生は、30年以上小学校教育現場で指導してきた教育者であるが、メジャーは算数教育で、京都大学の上野健爾教授、同大学西村和夫教授、東京大学の岡部恒治教授などの研究者との共同研究にも力を注いでいる。

019 021 022 023020  024 上野健爾教授が会長を務めている日本数学協会の幹部メンバーでもあり、珠算教育については造詣が深く、理解の度合いも高い。
今回のテーマは、「小学校教育における暗算の重要性」であったが、算数教育サイドと珠算教育サイドが共に共通の課題としている問題点の指摘がいくつか示された。

■テーマが示しているが、最近の教育の中では暗算の重要性が格段に高くなってきている。暗算には筆算計算に基づく方法と、珠算式計算に基づく暗算法の二つがある。珠算界から見るときには、これら二つが違和感なく融合して捕らえられているが、算数サイドからは珠算式暗算法は異質のものとして理解されている。むしろ、算数サイドでは珠算式暗算に対する認知度はかなり低いといえる。

025 右脳にイメージを浮かべて進行する珠算式暗算は、正確度が高く速度も格段に速い。また、右脳機能発達に寄与する度合いもはるかに大きいといわれている。
筆算方式の暗算と珠算式暗算の融合と、珠算式暗算の解明は急がなければならない課題であると思われる。

014 これらの課題解決に算数界と珠算界の共同研究と議論の蓄積を行っていかねばならないということにも話は及び、講義を通じて算数教育者と珠算人の共通認識は深まった感がする。

018 今回の有田先生招聘を契機に、日本数学協会と珠算界の関係強化が進み、共通の課題解決に向けての研究が進めばありがたいと思っている。「珠算の将来」と言う上野健爾教授の論文についても、意見の交換、摺りあわせが必要であり、議論の場を作りたいと願っている。

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