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2007年10月29日 (月)

No.108 第181回1・2・3級珠算能力検定試験実施される in Osaka city

Img 第181回珠算能力検定試験1・2・3級が全国いっせいに行われた。
大阪商工会議所管内では、2222名が受験申し込みを行った。
受験は、東商業高校・天王寺商業高校・扇町商業高校の3会場で分散実施された。
検定施行は、大阪商工会議所から委託を受けて、大阪珠算協会が委託し試験施行業務全般を行った。

■当該検定試験の受験者数推移は、16年度までは前年度割れを続けてきたが、17年度に3.1%前年比増加、18年度は6.8%前年比増加、19年度は6月期が9.9%の前年同期比増加、10月期は前年同期比5.7%の増加であった。
16年度までは限りなく受験者を減らしてきたが、17年度から反転し増加に転じた。
しかも、大阪エリアでの増加率は全国平均を大きく上回っている。これは、大阪での危機意識が強く、対応に十分の工夫とエネルギーを加えてきたからであると考えている。

Photo 当日は、大商山本部長・森友副会長・西井局長が3会場を訪問し、審査・試験委員の先生方に挨拶と諸報告を行った。その内容についてのあらましを記しておきたい。訪問順序は、東➪天王寺➪扇町である。

■①日本珠算連盟そろばん有識者懇談会の活動推移と現況について。
3分科会共に具体的な研究活動を開始し、約1年間で結果を集約し冊子に纏める。特に、第2分科会では、そろばん学習と脳の発達の関係を脳科学の観点から実験データを蓄積し、結論をそろばん教育強化に役立てる。

■②近畿連合の19年度PR活動は後半戦に入った。約1150万円を投じての今年度活動は順調に推移し、今後ABC朝日TVでのCM放映、MBS毎日ラジオでの「ありがとう浜村淳」プレゼントコーナ5日間提供などがラインアップされている。

■③上記の、検定試験受験者数推移についての報告。

■④次期学習指導要領改定のスケジュールについては、1月に中教審から最終答申が出され、3月には文科大臣から改定内容の告示が行われる。完全実施は23年(2011)からになる。
目玉は、脱「ゆとり教育」で、6年間に350時間の指導時間増加が予定されている。この方向転換がそろばん教育の領域にどのような影響を与えるのか目を離してはいけない。

Photo 全国学力テスト結果が公表された。その結果、4月24日に、全国の6年生117万人、中学3年生116万人の計233万人に行われた算数、国語テストの結果に基づく都道府県別平均正答率は、大阪府が両学年共に45番目で、全国のワースト3になった。
大阪府、大阪市教育委員会などでは、結果の分析と共に具体的な対応策を早期に出してくるはず。そろばん教育強化の運動にどのような影響が出るのか注視したい。

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2007年10月22日 (月)

No.107 東商珠算部創部80周年記念珠算大会開催される at Higashi C.H.S.

Photo_3 Photo_4 Photo_5 10月21日、大阪市立東商業高等学校珠算部創部80周年記念珠算大会が開催された。会場は、同校7階にある体育館に設営された。参加者は大阪府下からの165名。主催は大阪市立東商業高等学校、東珠会(珠算部OB会)が共催し、大阪府・日本商工会議所・大阪商工会議所・(財)全国商業高等学校協会・日本珠算連盟・(社)大阪珠算協会などが後援した。

Img_2 12時から開会のセレモニーが行われ、玉岡照宏校長が大会会長の挨拶を行い、来賓を代表して日本珠算連盟副理事長 森友 建が祝辞を述べて、競技に入った。

■第1競技乗除算、第2競技見取算、第3競技読上算、第4競技読上暗算、第5競技親子競技、第6競技フラッシュ暗算の順に行われ、それぞれの種目で学年別にチャンピオンが決まり、上位10名が入賞した。表彰も各競技ごとに行われた。

Img_0001_2 体育館中央に選手席、両サイドに観覧席がとられていて、スペースがゆったり用意されていたことが進行をスムーズにさせていた。
また、会場担当委員には、10段取得の元選手4人を配したことも流れを良くしていた。
進行担当者(西川春男氏)が演壇上に席を配して指揮を執り、横手の袖部屋で、採点記録をしたことも、効果的であった。

■読上2種目は、それぞれ10題ずつ事前にテープに録音して、それを再生して行ったことは、今後の珠算競技会で生かしていけるアイディアであった。

Img_0003_2 大会は、3時にすべてを終えたが、総じて展開がスムーズであったこと、競技のメニューが減量されていたこと、会場内での静粛がキープされていたこと、準備委員会が効果的に活動したこと、加えて学校サイドの全面的な協力が得られたことなどで、爽やかでスピード感溢れる好大会になった。

■大会終了後、反省懇親会が開かれ、同時に東珠会の年次総会も行われた。大阪の珠算を継承・発展させてきた東商業ならではの盛り上がりをみせるいい宴席であった。

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2007年10月19日 (金)

No.106 日本珠算連盟そろばん有識者懇談会第1分科会第1回会合開催される at O.C.C.I.

Img 平成19年3月23日に設立された日本珠算連盟そろばん有識者懇談会は、3つの分科会に分かれて、一定期間それぞれの領域の研究を行った後に結論を持ち寄り、1冊の冊子に纏め上げることにしている。
平成21年3月を目途に活動をそれぞれ開始した。

■まず、第3分科会(そろばん文化振興分科会)は、8月31日に6名の委員が出席し第1回会合を開いた。活動方針、役割分担、今後の予定などを協議し、次回会合は12月頃と決めた。

■第2分科会(脳機能活性化・生涯学習分科会)では、川島隆太教授と河野貴美子先生が中心となり、10月22日から実際の研究・実験活動がスタートする。テーマは、そろばん学習と子供たちの脳機能活性化(特に、前頭前野の発達)との間にどのような因果関係があるのかを解明することである。

Img_0001 第1分科会(そろばん教育推進分科会)では、10月19日に第1回会合を開き研究内容の確認と作業日程を決めた。
徳田先生は、尼崎市の計算(そろばん)教育特区の4年間にわたる活動を通じて見えてきた「そろばんの持つ教育的効果」について研究を纏める。
小西先生は、「今後の算数教育におけるそろばんの活用の仕方」と「学校現場におけるそろばん指導システムの構築」について研究成果を報告書にまとめる。

Img_0003 徳田先生と小西先生の3つのレポートに加えて、深江先生がご自身の提案と意見をとりまとめて総論を書き、合わせて第1分科会の研究成果として発表することにした。12月末までにレポートを仕上げることとした。

■最終的には、第1、第2、第3分科会の研究成果を統合して、1冊の本「日本の教育とそろばんの果たす役割~今、なぜそろばんなのか~」にまとめて発刊し、文部科学省始め関係各機関・教育現場・保護者に配布することにより、そろばん教育の有効性をアピールし、そろばんの社会的地位向上に役立てることにする。

■以上の活動が、そろばんのサポーター作りに役立ち、そろばんの社会における位置づけをより明確にすることに良い影響を与えることになればうれしいことである。

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2007年10月15日 (月)

No.105 日珠連近畿ブロック・近団連・日珠連大阪府連合同会議開催される at O.C.C.I

Img 10月14日、大阪珠算協会事務局で、日珠連近畿ブロック・近団連・日珠連大阪府連の定例合同会議が開催された。
兵庫2名、京都4名、奈良1名、和歌山1名、福井1名、大阪13名、滋賀(連盟行事のため欠席)の計22名が参加した。

■今回の会議のメインテーマは、平成20・21年度の日本珠算連盟役員人事に関する議題であった。
来年3月の総会で行われる理事長選出選挙を始め、役員・部員などの選出に向けて、各ブロックでは各候補者の選出が行われる。近畿ブロックに関する候補者選出作業は、今回の会議でほぼ完了した。

■各候補者選出の内訳は、①エリア代表「副理事長候補者1名」の選出 ②「常任理事候補者1名」の選出 ③「理事候補者7名」の選出 ④「部員候補者(部長を含む)5名」の選出 ⑤「中央振興委員7名」の選出 である。

■来年3月には、9月23日に改定された理事長選挙規約に則った次期理事長選挙が行われる。
千載一遇の好ましい時代の流れに乗った珠算教育の将来を、より明るいものにするために、次期2年間の日本珠算連盟の経営・運営をどのようにデザインするかが、選挙の争点になる。

■日本の教育再生の推移を注意深く眺めながら、3月に告示される次期学習指導要領改定の行方にも留意しなければならない。
そのうえで、有識者懇談会を中心とした珠算教育強化のための活動を強力に推進していくことを中核にすえた陣構えが望まれる。

■来年初めの「日本珠算」で発表される各候補のマニュフェストに大いに注目していきたい。

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2007年10月 1日 (月)

No.104 平成19年度幼児・暗算セミナー開催 at H.C.C.I

Photo Photo_2 Photo_3 Photo_5 Photo_6 Photo_8 9月30日、東大阪商工会議所で、日本珠算連盟主催の平成19年度幼児・暗算セミナーが開催された。
各地からの約160名が参加し、午前10時から午後4時まで会場は熱気に包まれた。

Img 日本珠算連盟教育研究部会のオフィシャル行事で、海老原部長以下古家、戸松、石橋、長谷川の各部員、事務局から高梨、森田両名が運営に当たった。なお、東大阪珠算協会事務局の山本局員もサポートを務めた。
会場設営、セミナー展開全般にわたり、大阪府珠算協会(東大阪、北大阪、八尾各珠算協会で構成)が全面的に協力を行った。

Img_0001 講座のラインアップは、第1講が「塾経営に役立つ暗算のアピール法!!」で平沢行雄氏が担当した。
第2講は「“ソロピカはかせのそろばんきょうしつ”の使用法について」を海老原嗣雄氏が講義した。
第3講は「幼児指導」のタイトルで全珠連の沢田悦子氏が講演した。

■セミナー全般を通じて、プロジェクター、DVDを活用しながら、ビジュアルな材料を多用しての工夫を加えた内容で、楽しい空気の中での研究集会であった。配布された資料もボリュームがあり、かなり参加者の満足度は高かったと思われる。
なお、過日行われた「第1回指導者養成講座」(東京:一泊二日)の受講生6名も参加し、沢山の珠算関係者と接することで多くの収穫を得たのではないだろうか。

Photo_10 Photo_11 会場手配、参加者募集、セミナーの展開に、構成会員全員が協力した東大阪珠算協会ならびに東大阪商工会議所に、心から感謝の意をささげたい。
★写真8葉は平沢先生から提供いただきました。

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