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2007年9月24日 (月)

No.101 日珠連代表理事会・通常総会開催される at Toranomon

Img 9月23日、東京虎ノ門パストラルで日珠連第18回通常総会、第11回代表理事会が開催された。約80名の参加者で、午後1時から5時まで討議が行われた。
今回の中心議題は、平成18年度事業活動の報告ならびに同年度収支決算の報告とそれらの承認を求める件。東北大学との学術指導計画の締結に関する計画の承認を求める件、日珠連そろばん有識者懇談会の活動経過の報告などであった。

■その他の案件は添付の次第の通りである。
予定された協議事項と報告事項の審議終了後、時間を延長して連盟の事業活動に関する質疑応答が行われた。
この内容については後述する。

3 2 1 過年度の収支決算に関しては、順調な事業展開ことに検定受験者の順調な増加を好材料に、満足すべき正味財産増加額を確保した。16,17,18年度と3年間、ほぼ同水準の蓄積を行うことが出来たことは、当連盟の事業活動を活性化させる上で大きなアドバンテージとなっている。このことは、構成員各位の連盟に対する貢献度が高くなっていることでもあり、連盟経営のグレードは格段に向上したことをも示している。

■東北大学との学術指導契約は近々に締結の予定になっている。その内容は、川島隆太教授と河野貴美子先生を中心に、そろばん学習が子供たちの脳機能発達にどのような好影響を与えているかについて実験を行い、データの分析を経て実験結果を明らかにするものである。
他の二つの分科会での研究成果とあわせて、そろばん学習が子供たちの成長期にいかに有効な学習トレーニングであるかを明らかにすることになる。
結果については、三つの分科会分を統合して、1冊の冊子に纏め上げることになる。
文科省、教育委員会、学校関係者、珠算人などに配布し、そろばん学習についての理解を深めてもらう材料としたい。

■有識者懇談会の研究成果を集約した冊子は、平成20年秋ころを目途に編集を目指すことになる。

■参加者からの質問、提案、意見は沢山発言されたが、中でも近畿エリアから出された、“PRの重要性を今一度再確認して、思い切った施策を実行してもらいたい。” “ここ数年の好実績で蓄積した資金をPR活動に積極的に投入してそろばん人気上昇に拍車をかけてほしい” という注文には他の参加者の賛意も多くあった。

■ついで注目された意見は、上級検定試験の30分一括計時の是非、合格基準点240点の是非、問題表紙の必要性、分散受験の是非などであった。
段位検定についても、暗算の問題レベルに検討の余地があるのではないか(難し過ぎる)、受験者増を図る上でも検討を急ぐべきという内容であった。

■その他多岐にわたる意見が出されており、次年度の予算編成、事業計画策定作業の中で、出来るだけ反映させていくことを考えたいと思う。
質疑応答に今後の連盟運営の貴重なヒントが出ていたように感じた人は沢山いたと思っている。
【本稿に掲載した写真3葉は、事務局の斎藤氏が撮影】

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