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2007年3月25日 (日)

No.69 第1回日本珠算連盟そろばん有識者懇談会② in Tokyo

Img_20 今回、日本珠算連盟そろばん有識者懇談会が設置されるに至った理由としては、現在日本の教育再生が日本の最優先課題に挙げられており、同時に次期学習指導要領改訂が目前に迫っているなかで、そろばん教育の再評価が進みそろばん見直しの機運が急速に高まってきたことがあげられる。これらの三つのファクターが時を同じくして同時に国家の関心事になったことは今までになかったことである。

■これらのファクターを並列して考えたとき、そろばん教育がこれらの諸課題を解決していく中でキーワードとして活用されうるのではないかと考え、有識者の知恵とアドバイスを得ることによってその実現を果たしたいという願いが有識者懇談会開催の直接の理由となった。詳細については別紙発足趣意書を参照。

32 31 37 36 38 16 当日の議論の中で、そろばん学習が子供たちの学力向上に役立つこと、そろばん教育が基礎計算力確保にきわめて有効であること、そろばんのトレーニングで脳の発達を促すことが出来ること、そろばん指導が小学校教育の中で役立つこと、そろばん教育は地域コミュニティ構築に役立ちうることなどが論点になった。大方の意見はこれら論点に肯定的であったが、世論に対して有効な説明をしていくためにはそれぞれのevidence(証拠)を明らかにした上でなければならないという点でも意見は一致した。

■今後の展開については次回の懇談会で論議し方向付けを行うが、アピールに記載した4つの視点を核にして論議と研究を重ねた上、それぞれをレポートに纏め集約していくことをイメージしている。各界にそろばん振興に関するアピールを展開するときの論拠と資料として活用できるようにしていきたい。

■4つの視点は、
① そろばんを初等中等教育に復活させて、計算の基礎能力向上を図り、教育の基礎・基本の強化に役立てる。
② そろばんで獲得される能力は、技術立国を支える基盤であるとの認識から、そろばん文化を維持発展させていく。江戸時代の和算教育の教材を取り入れるとともに、子供たちの規律と躾の習得にも役立てていく。
③ そろばん学習で、脳を活性化し、情緒の安定、老化・認知症予防に役立てていく。
④ そろばん学習を地域コミュニティ再生の核としての活用を目指す。
などである。

■これら4つの視点をそれぞれ論点として研究、議論を行うために分科会を設置し、有識者の分担を決めて活動を行うことにしたい。研究成果をレポートにまとめて、「そろばんの学際的研究」などの論集を発行できればありがたい。直近の課題として、第2回懇談会開催の日程調整と分科会メンバーの割り振りをクリアしていきたい。

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