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2007年2月19日 (月)

No.62 上泉雄一のUWAらじお in Umeda

Photo_3 2月27日~3月2日までの4日間、MBS毎日ラジオの“上泉雄一のUWAらじお”で、珠算教育についてナマトークを予定している。約3分前後の時間ではあるが、珠算教育の今についてあるがままの状況を伝えることに力点を置きがんばってみたい。初日と4日目は森友、2日は沢田、3日目は平沢先生が担当する。

■2月19日に、担当ディレクターほかのスタッフと軽い打ち合わせを行った。限られた時間内でのQ&Aをあらかじめ想定しながら本番のトークに臨みたいと思っている。内容については、次のような展開が予想されるので、参考までに記しておくことにした。

■そろばん学習の一番盛んだったのは何時ごろ?昭和55年から56年。コンピュータが一般に普及し始めたころ。

■当時はどのくらいの人たちがそろばん学習をしていたのか?日本商工会議所珠算能力検定試験の受験者が毎回約50万人であった。このことから推測して約225万人が学習していたと考えている。

■珠算学習者が最近増えてきているそうだが・・・。3年前に減少傾向がストップし、底打ちを終えた。その後、増加に展じて、昨年1年間で約10%の増加率を示している。

■そろばんの学習者が増加に転じた理由は?①そろばん学習の教育効果が広く一般に認知され始めた。②ゆとり教育が子供たちの基礎学力、特に基礎計算力を大きく低下させてきたことが判明し、低下した学力向上にそろばん学習が適していることが理解されてきた。③「読み・書き・そろばん」の力を堅固に構築することが教育の根幹をなすという認識が出来てきた。④有識者の多くが、江戸時代からの教育を支えてきたそろばん学習の意義と効用をアナウンスし始めた。

■最近そろばんの指導者を小学校に派遣しているそうだが・・・。学校でのそろばん指導を効果的に行うためと、地域のスペッシャリストの力を教育に生かそうということからボランティア指導が実現した。

■この活動は何時から始まり、どのくらいの小学校で行われているのか?大阪府では、平成12年から実施しており現在7年目の活動を進行中。大阪府下の1042校の小学校の内、今年は140校で指導を行っている。7年間で、延べ25%の小学校で指導を行ってきた。

■そろばんのプロの先生が小学校で指導することで、どのような効果がでているのか?そろばんを使った計算の面白み、楽しさ、分かりやすさが子供たちに大人気となっている。校長・教頭・主任が、そろばんによる計算の優れている点、子供たちの興味と関心が大きいことを理解し、そろばん学習に対して認識を新たにしている。同時に、外部講師が教室に入り指導することが刺激になり、そろばん学習時には子供たちが集中して学習に取り組む情景が学校関係者を驚かせている。

■学校サイドではHP、学校新聞、学級便りなどにそろばん指導を報告する例がたくさんあるようだが・・・。校長自らビデオを回したり、事業見学を行ったりしてくれている。学校側の反応は総じて年々良くなっている。中には、授業参観をセットしてくれる学校もある。

■子供たちがサンクスレターを書いてくれるそうだが・・・。ほとんどの学校で、サンクスレターを書いてくれている。それを読むと、子供たちがそろばん指導をどのように評価してくれているかがはっきり理解できる。

■最近は、PCを塾での指導に活用する例が多いようだが、どんな使い方をするのか?正しく基本を学習するときにPCで正誤判定を行わせて興味につなぐことも行われている。暗算指導の局面ではフラッシュ方式で効果を挙げている。

■そろばん学習では、概数・概算の指導も行っているらしいが・・・。概算の大事さは年々大きくなっているので、そろばん能力と概算を融合させるメリットが注目されてきた。

■そろばん学習が脳の発達によいといわれているが・・・。各種の大学研究室レベルの実験で、そろばんのトレーニングが脳の発達にいい影響を与えていることが分かってきた。珠算・暗算を平行して訓練することで、左右両脳をバランスよく発達させるようである。

■尼崎市の「計算特区」の状況はどうなっているのか?平成16年度からそろばんの実験指導が始まった。初年度は1校、2年目は5校、3年目の現在は10校で指導が行われている。4年目の4月からは15校で指導することが決まっている。学力テストの結果で、そろばん指導が学力(特に計算力→算数力)向上に有効なことが判明し、市内の保護者から全校での指導を要望する声が強く出ている。

■これからの時代のそろばんの役割は・・・。①技術立国で生きるには、そろばん力が国際競争力のカギになる。②数学に根ざす論理的思考が実社会では財産。③数学はものを考える基礎訓練、あらゆる職業に役立つ素養④珠算学習で計算力向上を図り、思考力や見通す力を確保

■これからのそろばん指導の目標は・・・。①子供力の向上②子供たちの基礎力再構築③子供たちの規律の確立④子供たちの耐力、持久力、集中力強化⑤子供たちの強力な暗算力確保

■そろばんの国際化は進んでいるのか?1986年から大阪で、「外国人のための珠算講座」を展開しており、74ヶ国869名の外国人が本格的にそろばんを学習している。そろばんの現代性、世界性、普遍性が立証されてきた。学習者は高学歴の人たちであり、東洋の高度な異文化として、また特異な計算技術として、高い評価を与えてくれている。彼らがそろばん学習で獲得するもののトップスリーは、暗算力、集中力、チャレンジである(彼らのコメント)。

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コメント

 NO.49でコメントを書きましたが、最新記事までたどり着きました。「珠算式暗算と筆算」を判りやすくお伝えできればと思っています。

投稿: ☆シナプス☆ | 2007年2月20日 (火) 11時56分

暗算指導のフラッシュ方式というのは、「フラッシュ暗算」の事でしょうか。フラッシュ暗算は、難易度の高い問題を正解すると、とても気持ち良いものです。ソロバンを授業で取り入れている学校が、フラッシュ暗算も取り入れるのは、子ども達の学力アップを本当に望んでいるのだと思えますね。

投稿: まっさん | 2007年2月23日 (金) 22時02分

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