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2007年1月 5日 (金)

No.47 新春奉納弾き初め大会 at Tenmangu-shrine

Img_0001 ■新春3日、大阪の天満宮で毎年恒例の「新春奉納弾き初め大会」が開催された。午前9時45分から12時までの間に、約1000名の子供たちが順に読み上げ算を3題ずつ計算し一年のそろばん上達を祈願した。

■1983年から続いているこの行事は、今年で25回目を迎えた。毎年参加者が増え、今年は過去最高の参加者を迎えた。主催は、大阪のそろばん団体が集合した大阪府珠算教育連合会で、今年は羽織ってそろばんを弾く法被を各人にお土産として記念に持ち帰ってもらった。

■天神橋商店街を法被を羽織ったままで沢山の子供たちが歩く姿が見られ法被の持ち帰りは好評であった。また、催しの皮切りには、「外国人のための珠算講座」(大阪珠算協会と大阪商工会議所の共催事業)の受講生たち11名も参加し、大きな体を法被で被い、長いそろばんを二人ずつで使って読み上げ算を弾いていた。

1161626_img ■外国人の参加者は、弾き初めの後、同じ境内で開催されていた書初めにも参加し、器用に筆を操り半紙に日本の文字を書き、作品を提出したり持ち帰ったりしていた。典型的な日本の文化であるそろばんと書道を、古い歴史のある神社で体験した彼らは、改めて日本の美しい風習を実体験できたことを喜んでいた。

■当日の様子は、大阪日日新聞の4日付け夕刊に写真(冒頭の写真)つきで報道されていた。

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