No.32 第二回大商学園分銅杯争奪近畿小中学生珠算競技大会:11月3日 in Toyonaka
■表記珠算競技大会が3日盛大に開催され、364名の選手が覇を競った。昨年の298名を大きく上回る参加者が集まり、レベルの高い戦いが展開された。今年は、体育館に会場を設営し、ゆったりとした座席配置になり、選手にとっては好条件下での競技展開が出来たと思っている。
■大会競技委員長の大西先生の采配の下に、一日がかりの大イベントが繰り広げられた。周到かつ完璧な準備と応接で、スケジュール通りに競技は進行し、大会運営のあり方に一つのエポックを画した。当日の来賓を代表して述べた祝辞を下記に記しておいた。
■祝辞
小泉さんからバトンを受けた安倍総理は、世界に誇れる美しい国造りを目標に掲げました。そして、総理は、立派な人間を作るための教育再生を最大の課題と位置づけています。
今日、皆さんが参加されたこの大会も、若い優秀な人材を育成することを目的に、学校側の熱意から昨年スタートいたしました。この競技会が、日本の国が目指す教育再生に側面から貢献するイベントであることから、学校サイドの先見の明に敬意を表したいと思います。
先日行われた文部科学省の調査で、日本の子供たちの持久力が過去最低水準に落ちたことが明らかにされました。中でも、粘り強くがんばる精神力が衰えていることが指摘されています。
しかし、今日参加の皆さんは長時間集中してそろばんの競技に耐えることができます。これは日ごろの厳しいそろばんのトレーニングの成果であろうと思います。
安倍首相は、目指す美しい国に、「文化・伝統を大切にする」と「規律を知る国」を加えています。伝統文化であるそろばんを規律正しく学習する皆さんは、これら二つの目標も見事にクリアしていると言って過言ではありません。
これらのことから、今日参加されている皆さんは、日本の国造りを支える大事な人材の卵であると確信しています。将来立派な人間に成長し、美しい国造りに貢献するという大きな夢を持ってこれからはますます精進してほしいと願っています。今日一日、ベストを尽くして頑張っていただくことを期待し祝辞といたします。
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